IPhone
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| ディスプレイ | 3.5インチ マルチタッチスクリーン(320x480) |
|---|---|
| メモリ | 4GB又は、8GB |
| 通信規格 | GSM 850/900/1800/1900 |
| 通信機能 | Wi-Fi、Bluetooth 2.0 |
| サイズ | 115 x 60 x 11.5 mm |
| 重さ | 135g |
iPhone(アイフォン)は、2007年1月9日に発表され、米国で2007年6月29日に発売された米・アップル社のカメラ付き携帯電話兼携帯情報端末兼メディアプレーヤーである。
目次 |
[編集] 概要
iPhone購入後、アクティベーション作業を行うまで、緊急電話以外に利用することが出来ない。 アクティベーションにはiTunesを利用する必要があるため、非PCユーザは合わせてパソコンを購入する必要がある。
キーパッドを廃しタッチパネル主体としたデザインが特徴的である(他にはモトローラなどが同様の端末をリリースしているが、マルチタッチとした点が従来のタッチパネル端末と異なる)。
現時点では、音声通話に2G GSM、パケットデータ通信に2.5G GPRS/EGPRSを使用し、電子メール、メッセンジャー、Safari、タッチパネル、Wi-Fi (IEEE802.11b/g/n)、Bluetooth 2.0などの機能を備えるとされている。 さらに、デジタルオーディオプレーヤーとしてiPodを上回る機能を搭載しており、これらは全てOS X上で動作している。ただし、ユーザーによるネイティブアプリケーションのインストールはセキュリティ上できないと言明されている<ref name="nikkeibp">Apple TV」「iPhone」担当バイス・プレジデントとの一問一答--Macworldより:ITpro</ref>。
アメリカの試算調査会社iSuppliによると、iPhoneの部品等コストから算出した利益率は最大53.1パーセントである。
日本および韓国ではGSM/GPRSの携帯電話サービスが行われていないため、携帯電話網による通話・通信を行うことはできない。
KDDI社長の小野寺正は毎日新聞のインタビューに応じiPhoneについて、日本販売の際は「Appleと一緒にやりたい」と提携に強い関心を表明した。なお、iPhoneの発表会の際にソフトバンクモバイル社長孫正義が来ていたが、iPhoneの販売についてはノーコメントだった。また、2007年6月のNTTドコモの株主総会で辻村清行取締役常務執行役員は「GSMであるために、日本ではこの方式は使えない。だが、1年後には日本にも入ってくる予定であることから、ドコモが提供しているW-CDMA方式への対応を期待しており、可能であればドコモにも入れたい。アップルとの話し合いになるが、重要なものとして検討していきたい」と、導入に意欲を見せた。
[編集] 名称の問題
米国では「iPhone」と言う商標を登録した会社を2000年にシスコシステムズ社が買収しており、同社は同名称で携帯情報端末ではないVoIP製品として商品展開を行なっている。同社は「水面下でアップル社と交渉を続けていた」ことを認めているが、合意に到る前にアップル社が製品発表を行ったため、製品発表翌日の1月10日に、アメリカで「名称の使用停止」を求める裁判を起こしてたが引き続き交渉を継続し、2月21日にアップル、シスコ両社がワールドワイドで自由に商標を利用出来るという合意に達した<ref> News@Cisco - Cisco and Apple Reach Agreement on iPhone Trademark</ref><ref>Apple's PR website - Cisco and Apple Reach Agreement on iPhone Trademark</ref>
1月30日 カナダの通信会社、コムウエーブ・テレコム社が、シスコ社よりも以前にネット電話サービスの名称に「iPhone」という商標をもっとも長く使っていると表明、シスコ社及びアップル社に対し商標権を侵害するものと警告する文書を送っていたことがわかった。
日本国内での商標は以下の通りである。
- 商標出願2006-86904
- 【公開日】平成18年(2006)10月12日
- 【標準文字商標】iPhone
- 【称呼】アイフォン
- 【出願人】 【氏名又は名称】アップル コンピューター インコーポレーテッド
[編集] 年表
- 2007年1月9日 - Macworldで製品が発表される。
- 2007年1月10日 - シスコシステムズ社が商標権を不当に侵害されたとしてアップル社を提訴。
- 2007年2月21日 - シスコとアップルは両社で自由に世界中でiPhoneの商標を使うことが出来るという合意に達する。
[編集] 主な仕様
- 3.5インチ 160ppi 320 x 480ドットスクリーン
- マルチタッチスクリーンインターフェース (同時入力1キー)
- 4GB または 8GB フラッシュメモリ内蔵
- GSM 850/900/1800/1900 クワッドバンド
- EGPRS/GPRS パケット通信方式
- Wi-Fi (IEEE802.11b/g/n)
- Bluetooth 2.0
- 200万画素カメラ
- Safari
- スクリーンキーボード (QWERTY)
- iPod ミュージック、動画再生機能
- 充電可能な内蔵バッテリー
- 連続待受時間: 250時間
- 連続通話時間: 8時間
- 連続インターネット利用時間: 6時間
- 連続動画再生時間: 7時間
- 連続音楽再生時間: 24時間
- 115 x 61 x 11.6mm, 135g
[編集] オペレーティングシステム
iPhoneのオペレーティングシステムはアップルによって「OS X」と呼ばれている。OS XはCocoaやCore Animationを備えるMac OS X v10.5のサブセットであり、マルチフィンガータッチスクリーンによるユーザーインターフェイスを備えている<ref> Apple - iPhone - High Technology - OS X</ref>。
オープンソースのDarwinベースで開発環境やAPI等も公開されているMac OS Xと違い、非公開な環境であり基本的にサードパーティの参入は認めていない。<ref name="nikkeibp">Apple TV」「iPhone」担当バイス・プレジデントとの一問一答--Macworldより:ITpro</ref>
WWDC 2007の基調講演において、Ajax等Web技術によるサードパーティの参入を期待するという発言があった。
[編集] 価格と発売予定時期
アップルは、以下のスケジュールで入手可能になると発表している。
価格は2年間の縛り付きで、4GBモデルがUS$499、8GBモデルがUS$599の予定である。 また、iPhoneのアメリカ合衆国でのキャリアは、「シンギュラー・ワイヤレスと独占契約」と発表されている。
[編集] 機能
[編集] 電話
GSMの提供されていない日本と韓国を除き、世界中で使えるクワッドバンドGSM端末である。850MHz帯、900MHz帯、1800MHz帯、1900MHz帯の4帯域で電話を使う事ができる。なお、将来的にiPhoneがW-CDMAに対応する、との観測があり、その場合には日本でもFOMA、SoftBank 3Gでの使用が可能(韓国でもW-CDMAでの使用が可能)と見られる。
[編集] 無線
Bluetooth 2.0による無線PAN、IEEE802.11b/g/nによるWi-Fi無線LAN、EGPRS(規格上最大473.6kbps)およびGPRS(規格上最大171.2kbps)パケット通信規格による無線WANなど、多様な無線アクセスを内蔵。
[編集] 写真
写真管理ソフトウェアにより写真を、アップロード、表示、メールに添付する事が出来る。
[編集] 動画
3.5インチのワイドディスプレイでテレビ番組、映画などを見ることが出来る。
[編集] インターネット
iPhoneに搭載されたSafariを利用して、Webを閲覧する事が出来る。
[編集] メール
アップルとYahoo!の提携により、iPhoneに最適化(IMAP4)されたYahoo! Mailが利用可能である。
[編集] 地図
アップルとGoogleの提携により、iPhoneに最適化されたGoogle Mapsが利用可能である。
[編集] 音楽
音楽ライブラリのレイアウトはこれまでのiPodと変わり、より分かりやすいセクション、大きなフォントになっている。Cover Flowにより、iTunesのようなカバーを写真ライブラリで表示可能である。
[編集] センサー
iPhoneは、3つの異なるセンサーを搭載している。
- 近接センサーで、iPhoneを耳の側に持って行くと、誤作動が起きないようにタッチスクリーンが無効化される。
- 明るさセンサーで、周囲の明るさによって自動的にタッチスクリーンの明るさを調整し、バッテリを節約する。
- 加速度センサーで、風景モード(横長)と肖像モード(縦長)を自動的に切り替える事が出来る。
[編集] 発表までに第三者に明らかになった機能
ActionCorp はそのポッドキャストの中でスティーブ・ジョブズの基調講演のビデオをフレームごとに解析し以下のことを明らかにした。<ref name="Apple Insider">Video unearths hidden iPhone features:Apple Insider</ref>
- iPhoneは独自の着信音(Ringtone)をサポートしていてiTunesの同期画面には独立した設定項目が存在すること。
- 同様にiTunesにおける Personal という設定項目が存在し、Address BookやE-mailアカウントの情報を同期できる可能性があること。
- iPhoneのiCal相当ソフトはiPhone単独での予定の追加機能とパソコンへの再同期をサポートしていること。これはスティーブ・ジョブズ復帰以降のアップルのポータブルデバイス (iPod) が曲の再生回数、レイティング、On-The-Go以外のパソコンへの再同期を出来なかったことを考えると画期的である。(iTunes 7で追加されたiPodにおける購入したコンテンツの再認証による復元は除く。)
[編集] 写真集
2007年1月のMacworld会場で展示されている、iPhone。 |
2007年1月のMacworld会場で展示されている、iPhone(背面)。 |
[編集] 脚注
<references/>
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
| 1998年以来のアップル社製ハードウェア | |
| 一般向けマック: | iMac | Mac mini | eMac | iBook | MacBook |
| プロ向けマック: | Power Mac | Cube | Mac Pro | Xserve | PowerBook | MacBook Pro |
| コンシューマエレクトロニクス: | iPod | iPod mini | iPod shuffle | iPod nano | iPhone | Apple TV |
| アクセサリー : | AirMac | iSight | Cinema Display | Xserve RAID | Mighty Mouse | iPod Hi-Fi | Apple Remote |
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