PASMO

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PASMO定期券
PASMO定期券(裏面)
PASMO対応改札機(京浜急行電鉄大鳥居駅

PASMO(パスモ)とは、株式会社パスモが発行する鉄道バスの共通乗車カードで、非接触型ICカードである。PASMOの名称は株式会社パスモの登録商標となっている。

事前に入金(チャージ)をすることで、その金額分使用できる。また、クレジットカードに紐付ける、オートチャージ対応カードもある。

加盟する交通事業者は、現在のパスネットおよびバス共通カード加盟事業者を中心とした関東地方の鉄道・バス事業者の他、山梨県静岡県の一部にも広がっている。

2007年平成19年)3月18日からサービスを開始した。なお、300万枚を発売し在庫僅少となったため、同年4月12日よりPASMO定期券を除き発売が一時停止となった。クレジットカードによるオートチャージPASMOは同年4月13日受付分で申込み受付を一時停止している。詳細は「販売制限」の節で記述する。

目次

[編集] 名称の由来

PASSNET」の「PAS」と、「もっと」の意味を表す「MORE」の頭文字「MO」から名付けられた。また、「パスモ」の「モ」は、パスネットとバス共通カードが合体した「&」を表す助詞の役割も果たし、「電車も、バスも、あれも、これも」利用できるようになるという、拡張性を表す意味の「モ」でもある。

[編集] 概要

関東地方を中心とする鉄道(JR以外の私鉄地下鉄)・路線バスの大半の事業者で発売される共通カードである。サービスの開始と同時に東日本旅客鉄道(JR東日本)・東京モノレール東京臨海高速鉄道が発行する「Suica」との相互利用化が行われ、Suica加盟事業者の利用エリアのうち仙台エリア・新潟エリアを除く首都圏エリアでもPASMOが鉄道・バスで利用でき、PASMO加盟社局ではSuicaの利用ができる。これにより首都圏の鉄道・バスのほとんどが1枚のカードで利用できることとなった。ただし鉄道26事業者・バス75事業者のうち一部は順次導入予定である。各社局の互換については、Suica#鉄道における相互利用を参照のこと。

また、Suicaと同様に電子マネー機能も持つ。電子マネー機能はSuicaエリア全地区で利用可能。

2007年3月18日以降、加盟するほとんどの鉄道事業者では、PASMO(Suica)対応の自動精算機および自動券売機(一部事業者を除く)、ICカード読み取り機を設置した自動改札機および入金機(一部事業者のみ)が導入され、利用可能となっている。機器には「Suica」の記載はないが、Suicaでの乗車や入金もできる。

路線バスでも、運賃箱の上にICアンテナを取り付けてPASMO (Suica) の利用が可能になっている。ただし、バスは順次導入のため現時点で利用できない路線・車両がある→#バスでの利用参照。

PASMOのキャラクターロボットである。Suicaのキャラクターであるペンギンと同様に名前は付けられていない。基本色としてはピンク色だが、一部鉄道会社のホームページやパンフレットでは青や赤のロボットも見ることができる。PASMOを取り出すためにお腹の辺りに蓋がある他、急いでいる時は電車やバスに変身するという設定である。

PASMO開始に備え、導入事業者の各駅では自動改札機や自動精算機などのICカード対応準備が行われた。サービス開始前日まではICアンテナ部に蓋がされており、一部の事業者でPASMO導入告知ステッカーや広告を貼付していた。そして、サービス開始後は投入口の上に貼付しているパスネットの2枚投入ステッカーが、従来より小さなものになっている。

導入事業者の中でも、京浜急行電鉄は、パスネット導入が他社より遅れた過去から、売り込みに最も積極的であった。

[編集] 販売制限

当初、パスモではサービス開始から1年で500万枚の発行を見込んで、サービス開始日の2007年3月18日の段階で400万枚のカードを用意していた。しかし当初の見込みを大幅に上回るペースでの売れ行きを見せ、23日目の同年4月9日には早々に300万枚を突破した。発行枚数のうち定期券160万枚はほぼ予想通りだったが、非定期券140万枚は想定を100万枚ほど上回ったという。既に新たなカードを300万枚追加発注したものの、納品は同年8月以降となるため、このままではPASMOカードの在庫が底を尽きかねない事態となった。

これを受け、同年4月12日の営業開始分より新たなカードが納品される見込みの8月頃までPASMO定期券以外の新規発行を中止することとなった。ただし、バス事業者のうち定期券発行を行わない事業者は現在庫が切れるまでは販売を続ける。なお、販売制限開始後も定期券の発行枚数は多く、制限開始から1ヵ月間でも50万枚以上が新規に発行されている。累計発行枚数も380万枚を突破しており、在庫が完全に底をつく可能性は否定できない<ref>パスモ、販売制限も在庫足りず?商機逃し恨み節も/Sankei WEB 金融・経済</ref>。また、当初は8月の予定だった販売再開時期についても需要の見極めが難しく見通しが立っていない。

また、オートチャージ対応カードの新規受付も2007年4月13日受付分を以って一時的に中止された。再開は同年9月頃の見通し。対応クレジットカード自体の受付は継続する(プレスリリース(PDF))。

この一件により、PASMO陣営は絶好の商機を失ったばかりか「見通しが甘い」という批判まで受ける結果となった<ref>パスモ:販売制限「見通し甘すぎる」との批判も-話題:MSN毎日インタラクティブ</ref>。本件を受けて、PASMOの代わりとしてSuicaににわか需要が生じることが予想されるが、Suica陣営では在庫を3か月分確保しており、多少需要が増えたとしても同様の事態に陥ることはないとしている。

パスモが今回の販売制限を受けて実施した利用者アンケートによれば、75%がSuicaも所持しており、その半数が使い分けのため、残り半分がSuicaとの相互利用を知らないためと回答しているなど、相互利用についての周知不足や併用者や完全移行者のニーズを見誤っていた実態が明らかとなった<ref>パスモ:スイカも所持75% 併用ニーズ見誤り</ref>。また、2007年上半期に首都圏在住の20~34歳の男女の間で流行・話題になったものを表彰する「2007年上半期M1F1グランプリ」(M1F1総研/電通・Media Shakers)では、PASMOが男女共にグランプリを受賞した。受賞の要因には、利便性のみならずデザイン面(キャラクターや色遣いなど)も挙げられているなど、単純に機能だけを求める購入層ばかりではなかったことも明らかになった<ref>首都圏在住20~34歳の話題の中心は「PASMO」! 2007年上半期M1F1グランプリ
便利だけじゃない 「PASMO」がM1、F1層に人気</ref>。

[編集] PASMOの種類

PASMOには以下の種類が存在する。ただし、必要に応じてその都度別のカードを購入する必要はなく、基本的には機能の付加・削除を行うことで同じカードを使いまわせる。

  • 無記名PASMO - 汎用タイプのもの。基本的なサービスが受けられるが、紛失再発行ができない。利用者の希望により記名PASMOや小児用PASMOへの変更や定期券情報の追加が可能である。
  • 記名PASMO - 氏名などの個人情報を登録することで記名人のみが利用可能。無記名PASMOとの違いは、紛失しても再発行ができること(要手数料)や、記名人以外の人が利用できないことである。再発行の申し込みについてはPASMO・Suicaいずれかの事業者のどの駅の窓口でもできるが、受け取りはPASMO事業者の駅窓口に限られる(購入時の事業者である必要はない)。また、定期券情報を追加することができる。なお無記名PASMOへの変更は不可能で、一旦返却の上再購入する必要がある。
  • 小児用PASMO - 記名PASMOのうち小児用の運賃を引き去るように設定したもの。Suicaも含めて1人1枚しか発行できない。定期券情報も付加できる。購入時は小児であることを証明し、係員の許可を得て購入する。有効期限は満12歳時点での3月31日までとなり(4月1日生まれは3月31日に満12歳となるので、扱いは同様)、それを過ぎると大人用の記名PASMOへの変更か返却が必要となる。それ以降も有効な定期券情報がある場合は払い戻しを受けられる。
  • PASMO定期券 - 記名PASMOに定期券情報を追加したPASMO。チャージすると定期券区間外を利用した分の運賃も自動改札機で自動的に精算する。サービス開始時からSuica導入鉄道事業者との連絡定期券も発売しているが、基本的には、磁気連絡定期券を発行できなければPASMO定期券の発行も不可であるため、発売できない種類や区間が多数存在する。再発行の受付については記名PASMOと同じだが、受け取りは定期券を発行した事業者の駅窓口に限られる。
  • オートチャージ機能付きPASMO - Pastownカードまたは鉄道事業者が発行する対応クレジットカードにひも付けされて発行される専用のPASMOで、チャージ額が設定額を下回った際にクレジット決済で駅の自動改札機にて自動的にチャージされる。普通の記名PASMOとは異なり券面に記名は為されていないが、基本的には記名PASMOと同様の扱いであり、PASMO定期券としての利用も可能。また、一度定期券とした場合は磁気定期券と同様に券面に名前が印字され、定期券情報を消去しても名前の印字は残る。なお、VIEW Suicaの様にクレジットカード自体にPASMOが付加されるものではなく、設定額も変更できない。(設定額:残高が2,000円以下になると3,000円チャージされる。)

[編集] 購入方法

4月12日から発売制限中であるが、ここではそれ以前の購入方法を説明する。

PASMOは加盟事業者のうち、鉄道駅にある定期券売り場・自動券売機・駅窓口や、バスの営業所・案内所などで購入できる。鉄道事業者によっては対応路線の全駅で購入が可能であったり、バス事業者によっては車内でも販売を行っている。

  • PASMO定期券を除く記名PASMOと無記名PASMOの発売額は1,000円、2,000円、3,000円、4,000円、5,000円、10,000円の6種類。一部事業者では1,000円から20,000円までの1,000円単位で発売。発売額にはデポジット500円が含まれており、利用可能額は発売額-500円となる。デポジットは運賃や電子マネーの金額に充てることができないが、PASMOが不要になった時に返却される。
    • なお、記名PASMOの場合、鉄道事業者で発売されたものには名前が記載されるが、バス事業者で発売されたものには名前が記載されないため、購入後裏面に署名をしなければならない(カード自体には名前等が記録されている)。
    • 上記の方法で購入したPASMOはオートチャージ機能をあとから付加することができない。
  • オートチャージ機能が付加されたPASMOを購入するためにはオートチャージサービスに対応したクレジットカードへの申し込みが必要である(すでに対応のカードを所有している場合は改めて申し込む必要はない。)。その上でクレジットカード発行会社にPASMOのオートチャージの申し込みを行う。申し込みから約1ヶ月程度(※)でPASMOが郵送される。このときのデポジットは後日申し込みのクレジットカードより請求される。
    • 郵送された時点ではPASMOの残額は0円である。
※なお、受付開始後に申し込みが殺到したため、1ヶ月では発行ができず、発行までに6~8週間ほど期間を要する発表があった。

[編集] 使用方法

使用方法

基本的に、自動改札機の読み取り部や、バス運賃箱のIC読み取り装置などにタッチするだけで通過することができる。

[編集] 鉄道での利用

鉄道の場合は、入場時には初乗り運賃を前引きされず、出場時に乗車された区間の運賃を一括して差し引く。ただし、従来のパスネットと同様に初乗り運賃以上の残額(鉄道会社によって異なる)がないと入場できない。また、従来のパスネットで適用される連絡割引や他の鉄道会社線との連絡割引についてもPASMOでも自動的に適用される(ただし、重複する場合は値引き額が大きい方のみ適用)。なお、一度に精算できるのは4社局分までである。途中一度も改札を通らない場合は圏内で最大6社局までの連続乗車が可能だが、運賃計算上5社局以上になる場合は窓口での精算となる。また、SuicaについてもPASMOサービス開始時から前述の方法が適用される。なお、自動改札機が設置されていない駅については簡易ICカード改札機を設置して対応している。また、厚木駅八丁畷駅伊勢崎駅小川町駅寄居駅越生駅にはSuica事業者であるJR東日本との連絡改札機が簡易ICカード改札機になっているので、これらの駅での対Suica事業者間の乗り換えは必ず改札機にタッチしなければならず、タッチされないと実際の乗車経路と異なる運賃が減額される。

なお、連絡定期券の発売範囲は従来の磁気定期券の発売範囲に加え、多摩都市モノレールゆりかもめ横浜新都市交通(シーサイドライン)との連絡定期券も発売されている。途中改札を通らない経路で定期券が2枚以上になる場合はIC定期券を含んだ組み合わせでは利用できず、従来通り磁気定期券2枚を使用することになる。この場合、IC定期券とパスネットなど他の乗車券類との同時使用での改札機の通過も不可能である。定期券のうち、PASMOで発行可能になるのは、PASMO加盟事業者間のみのものとPASMO加盟事業者とSuica加盟事業者に跨る場合でPASMO加盟事業者駅発となるものに限られる。また、発駅・着駅ともSuica加盟事業者社のみとなる定期券をPASMO定期券として発行することはできず、逆も同様である。

Suicaとの相互利用に関する取扱詳細は、首都圏ICカード相互利用サービスを参照のこと。

振替輸送は、Suica同様に基本的には受けることができないが、PASMO定期券の有効期間内で券面表示区間内での乗車に限り振替輸送を受けることができる。SF乗車の場合についてはパスネットと異なり振替輸送の対象外となるので注意が必要である。(鉄道会社でもポスター等で告知している)

[編集] バスでの利用

バス入口付近に貼られている「PASMO Suica バス共通カード ご利用いただけます」ステッカー

基本的には現行のバス共通カードを使う際と変わらない。PASMOではカードを挿入する代わりに読み取り器にタッチする。利用可能なバスには、出入口に「バス共通カード取扱車」「共通カード取扱車」に代わって「PASMO Suica バス共通カード ご利用いただけます」というステッカーが、車両正面に「PASMO」のステッカーがそれぞれ貼られている。PASMOのみ導入するバス事業者はステッカーが「PASMO Suica ご利用いただけます」となる。2003年ごろまで発行されていた、Suicaショッピングサービスに対応していないSuicaイオカード・Suica定期券は使用できず、読み取り機に注意書きステッカーが貼付されている。なお、サービス開始から当分の間は、バス車両の前面窓下にPASMOを利用できることを表す前面幕が掲げられている。

定期券は一部の事業者(2007年3月18日現在は東京都交通局のみ)で実施される。また、鉄道のように券面への印字はされない反面、1枚で鉄道の定期券と共有できる、事業者に関係なくSuica・PASMOのいずれにも定期券情報を入れることができるなどの特徴がある。鉄道とバスとの乗り継ぎを考慮していると思われる。

バスについては、鉄道のように2007年3月18日より一斉に利用可能になったわけではなく、車両への対応運賃箱の設置が順次進められている状態で、2007年3月23日時点ではPASMO・Suicaを利用できる車両とできない車両が混在している。PASMO・Suicaを全車両で利用できるようになるにはしばらく時間を要すると推測される。

[編集] バス利用特典サービス

バス共通カードなどのバスカードでは、回数券として購入額に特典額(プレミアム)を加えた金額分の利用ができるが、PASMOではこれに相当するサービスを利用額に応じたポイント還元式の「バス利用特典サービス」が採用されている(参照:PASMO概要 - パスモプレスリリース)。

バス共通カードでは、購入した時点で特典額が付与されるのに対し、PASMOではSFによって支払われた金額に応じてバスポイントが加算され、1,000ポイント毎に「特典バスチケット」が付与され、次回のバス乗車時にその特典バスチケットがSFに優先して徴収される仕組みとなっている。累計ポイント数によって付加される特典額には段階があり、またポイント制を導入する全社共通でポイントの累積・利用ができる。なお、バスポイントは都営バス・都電、東急バス、京王バスを始め概ね10円の利用につき10ポイントが付与されるが、各バス事業者が異なるポイント付与率を定める場合がある。また、運賃箱のディスプレイには特典バスチケットが付与された時点で「チケットが付きました」のメッセージが表示される。「特典バスチケット」の有効期間は10年間である。

バスポイントの累積は1か月間(毎月1日~末日)のみであり、最大10,000ポイントまで累積される。10,000ポイントを超えた場合は、超過ポイント数を繰り越した上で、再度0ポイントから累積される。翌月には未還元ポイントが消去される。

PASMOは、一部の高速バス路線でも利用できるが、この場合はバス利用特典サービスが適用されない。

バス利用特典サービスによるチケット付与額は以下のとおりである。

バス利用特典サービスによる特典チケット付与額
累計バスポイント特典バスチケット付与額バスチケットの累計額(プレミア額)
1,000バスポイント 100円100円
2,000バスポイント 100円200円
3,000バスポイント 100円300円
4,000バスポイント 100円400円
5,000バスポイント 450円850円
6,000バスポイント 170円1,020円
7,000バスポイント 170円1,190円
8,000バスポイント 170円1,360円
9,000バスポイント 170円1,530円
10,000バスポイント 170円1,700円
バス共通カードの発売額と利用額(参照)
発売額利用可能金額プレミア額
1,000円 1,100円100円
3,000円 3,360円360円
5,000円 5,850円850円

このように、バスポイントが5,000ポイントに達するまでの特典バスチケットの付与率がバス共通カードの特典額に比べて低いため(5,000バスポイントに達しない場合は1,000円のバス共通カードを利用するのと変わらない)、1か月間の利用金額によって(特に乗車回数が少ない場合)はバス共通カードを利用する方が有利となる。

ただし、都営バスのように一定時間内にバスを乗り継ぐ場合に2台目の利用が割引になる場合がある。現段階で発売されている都営バス専用の乗り継ぎ割引バスカード(1枚2,000円)は乗り継ぎ割引がされるのみでプレミアムが付かないため、PASMOを利用した方が有利である。

[編集] チャージ(入金)

チャージは、鉄道の場合、加盟事業者および相互利用事業者の駅にあるICカード対応の自動券売機・自動精算機・入金機で1,000円、2,000円、3,000円、4,000円、5,000円、10,000円の6種類の金額を選んでチャージすることができる。ただし、上限金額は20,000円である。なお、一部事業者では1,000円~20,000円の1,000円単位でチャージすることもできる。また、バスの場合は、乗務員に申し出れば1,000円単位でチャージすることができるが、残額が10,000円を超えている場合はチャージできない。

[編集] 履歴表示・印字

PASMOおよびSuicaのSF残額履歴を印字および表示することができる。

PASMO加盟事業者の駅の自動券売機やバス営業所などでは、直近20件までの履歴を表示・印字でき、カードに履歴が残っている間は何度でも印字できる。

逆にSuica加盟事業者の首都圏エリアの駅で印字する場合は直近50件まで印字できるが、一度印字すると再印字はできない。ただし、表示については直近20件までの履歴を何度でも表示できる。

PASMOエリアで印字する場合はSuicaの場合も含めカード番号がすべて表示される。一方、Suicaエリアで印字する場合はカード番号の下4桁しか表示されない(チャージ、定期券購入等の領収書も同様)。

また、PASMO定期券や記名PASMOの場合、会員登録することによってインターネットで3ヶ月前までの履歴を照会できる。これはPASMO利用者向けのサービスであってSuicaの履歴照会はできない。会員登録方法や照会方法については、PASMOホームページのPASMO履歴照会サービスを参照のこと。

[編集] 電子マネー

当初からSuicaショッピングサービスとの共用がなされ、基本的にはSuicaで使える店舗では利用可能となる。利用開始日はPASMOサービス開始日の2007年3月18日(→Suicaショッピングサービスも参照)。PASMOが使えるSuica利用可能店舗では、Suicaが利用可能であることを示すステッカーが『PASMOも使えます』を付記されているものもしくは『SuicaとPASMOが使えます』と書き換えられたものに張り替えられている。Suica加盟店での店頭チャージについては制限がある→注意点参照。

また、パスモ陣営としては小田急電鉄京浜急行電鉄西武鉄道東京急行電鉄東京地下鉄東京都交通局東武鉄道の7社局が電子マネー加盟店の募集及び管理業務を行っている。なお2008年3月からは京成電鉄京王電鉄相模鉄道首都圏新都市鉄道の4社でも新たに行う計画となっている。ただし、現在は自社局駅構内の売店や飲料自動販売機への展開が中心となっている。利用できる店舗などには『PASMO ご利用いただけます Suicaも使えます』のステッカーが貼付されており、サービス自体は現行のSuicaショッピングサービスとほぼ同様である。

[編集] PASMOオートチャージサービス

チャージ残高が一定額未満となった場合に登録したクレジットカードを経由して自動的に一定金額をチャージするサービスである。サービス開始時点では、残額が2,000円以下の場合、自動的に3,000円分チャージされるようになっている。

利用できるクレジットカードは、JCB三井住友カード三菱UFJニコスが発行する「Pastown(パスタウン)カード」と、PASMOに参加する交通事業者系のクレジットカード(後述)のみで、これら以外のクレジットカードは利用できない。PASMO加盟事業者の中には、PASMOのサービス開始に併せてクレジットカード事業に新規参入したケースもある。オートチャージできる場所はPASMO・Suica対応駅の自動改札機となっており、入場時にオートチャージされる。また、本サービスを受けるためのオートチャージ機能付きのPASMOカードは、カード会社への申し込み後に送付される専用のカードのみであり、駅で発売するPASMOや既に所持しているPASMOにオートチャージ機能を追加で設定することができない。

オートチャージ機能付きPASMOを入手する場合は、対応クレジットカード会社(後述)に対してPASMOとクレジットカードの両方を申し込み、郵送にて受け取る。ただし、すでに対応クレジットカードを持っている場合はPASMOのみを申し込めばよい。2007年2月3日から申し込み受付を行っており、駅窓口などで申込用紙を入手し、各クレジットカード会社へ請求する。

また、受け取ったオートチャージ機能付きPASMOカードは、駅窓口などでの手続きにより定期券情報を追加することも可能である。

加盟事業者のうち、対応クレジットカードを発行するのは以下の通り。

  • 小田急電鉄:「小田急OPクレジットカード」
  • 京王電鉄:「京王パスポートカード」他
  • 京成電鉄:「京成カード」(導入時に新規参入)
  • 京浜急行電鉄:「京急カード」他
  • 相模鉄道:「相鉄カード」(導入時に新規参入)
  • 西武鉄道:「プリンスカード」他(導入に先駆けて参入)
  • 東京急行電鉄:「TOP & カード」他
  • 東京地下鉄:「Tokyo Metro To Me CARD」(導入時に新規参入)
  • 東京都交通局:「新銀行東京カード」(JCB・ニコスVISAのみ。但し、「ビュー・スイカ新銀行東京カード」は不可)
  • 東武鉄道:「東武カード」

なお、2006年10月1日から先行的に展開しているVIEW Suicaカードでは、サービス対象はVIEW Suicaのみ(クレジットカード自体がSuicaの機能を有するカード)だが、それ単体でサービスを受けられる。一方のPASMO陣営からは「PASMO機能付きクレジットカード」の発行予定は発表されていないが、2007年3月8日日刊工業新聞の報道によると、東急が1年後をめどにPASMO機能付きのクレジットカードを発行する予定である。

一部のクレジットカード発行事業者では現金専用のポイントカードも発行しているが、このポイントカードでオートチャージ機能付きPASMOを入手することはできない。

オートチャージ機能付きPASMOは、通常の記名PASMO同様にPASMOのみの払い戻しができるが、支払いカードがPastown(パスタウン)カードの場合は、払い戻しをもってクレジットカードも自動的に解約となる。

なお、上述の通りPASMOカードが品薄となったことから、4月13日分を以ってオートチャージサービスの新規受付を一時中止している(Pastownカードおよび新銀行東京を除き、クレジットカード自体の申し込みは可能)。

[編集] 導入事業者一覧

パスネット加盟社局でも導入未定の事業者があり、また導入されていない路線もある。

[編集] 鉄道

◇印はSuicaおよびパスネットが導入されていなかった事業者

[編集] 2007年3月18日より

[編集] 導入予定

[編集] 導入検討中(時期未定)

[編集] バス・路面電車

2007年3月18日時点ではバス事業者の※印の営業所のみ導入。※印のみの所は当初から全線で導入。※印以外のバス事業者の営業所と他のバス事業者については2007年度以降順次導入予定。
◇はバス共通カードが導入されていなかった事業者
  • 関東バス ※武蔵野営業所、五日市街道営業所、青梅街道営業所、阿佐谷営業所
  • 西武バス ※練馬営業所、高野台営業所、上石神井営業所、新座営業所(2007年6月23日より滝山営業所でもサービス開始 その後順次導入予定)
  • 東急バス ※淡島営業所、弦巻営業所、下馬営業所、高津営業所、瀬田営業所(2007年6月27日より目黒営業所管内でもサービス開始 その後2007年度内に残りの都内、2008年度残りの神奈川県内に路線ごとに導入予定
(山梨交通グループでは既に独自のバスICカードシステムを導入しているが、これを移行する形でPASMOに対応する)
  • 京成バス ※金町営業所、江戸川営業所、船橋営業所茜浜車庫

注:上記導入の事業者でも、一部の高速バス空港連絡バス、各自治体から運行委託されているコミュニティバス(一部を除く)などの系統については利用できない。

[編集] 相互利用

[編集] サービス開始当初

Suica

上記のうち、Suica発行事業者はJR東日本・東京モノレール・東京臨海高速鉄道の3社。モバイルSuicaもサービス開始と同時に相互利用開始。

[編集] 注意点

  • JR西日本発行のICカード、ICOCAスルッとKANSAIPiTaPaのサービスエリアでは一切利用できない。これは、PASMOとICOCAが相互利用の協定を結んでいないため。なお、PASMO陣営からは、「当面Suicaエリア以外での相互利用を行う予定はない」との見解が出されている。
  • JR東日本の仙台エリア(仙台空港鉄道を含む)・新潟エリアでは当面の間、電子マネー機能のみ利用可能である。なお、首都圏での相互利用サービス開始後、概ね1年を目処に相互利用ができるように準備を進めている。自動改札機にはPASMOはご利用になれませんと書かれたステッカーが貼付されている。
  • NEWDAYSファミリーマートミニストップおよび関東地方のジャスコマックスバリュなどイオングループ店舗での店頭チャージが、PASMOではできない。
  • SuicaとPASMOの双方に対応している駅でも、町田駅稲田堤駅京王稲田堤駅新八柱駅八柱駅(新京成電鉄)など、JR東日本との間で連絡運輸の協定が締結されていないため、連絡定期券の乗り継ぎ駅の対象とされていない駅も存在している。将来的には対応するとアナウンスしているが、対応時期については不明。
  • Suicaで可能な「二区間定期券」のような発行方法は、現時点では対応していない。
  • オートチャージ機能の付いていないPASMO定期券を同機能付きのものに変更する場合は、同機能付きのものを用意した上で一旦払い戻して新たに申し込む必要があり、払戻手数料などがかかる。カードの送付まで時間を要していた上にこの点の周知が不十分であったため、サービス開始後に対応に追われることとなった。

[編集] 脚注

<references />

[編集] 関連項目

[編集] 日本国外のICカード乗車券

[編集] 外部リンク

  • PASMO…株式会社パスモによる公式ホームページ

[編集] サービス開始に関する発表

[編集] 電子マネーに関するリリース

[編集] オートチャージ・対応クレジットカード発行に関するリリース

[編集] 供用開始日の正式発表及び概要

[編集] その他

[編集] Suica加盟事業者のプレスリリース

<tr> <th style="white-space:nowrap;">大手私鉄</th> <td style="" colspan="1">東京急行電鉄小田急電鉄京王電鉄京成電鉄京浜急行電鉄相模鉄道西武鉄道東武鉄道東京地下鉄</td> </tr> <tr> <th style="white-space:nowrap;">中小私鉄・第三セクター等</th> <td style="" colspan="1">新京成電鉄北総鉄道箱根登山鉄道埼玉高速鉄道東葉高速鉄道横浜高速鉄道首都圏新都市鉄道伊豆箱根鉄道関東鉄道江ノ島電鉄</td> </tr> <tr> <th style="white-space:nowrap;">公営事業者</th> <td style="" colspan="1">東京都交通局川崎市交通局横浜市交通局</td> </tr> <tr> <th style="white-space:nowrap;">モノレール・新交通システム</th> <td style="" colspan="1">多摩都市モノレールゆりかもめ千葉都市モノレール横浜新都市交通舞浜リゾートライン</td> </tr> <tr> <th style="white-space:nowrap;">バス(発行事業者のみ)</th> <td style="" colspan="1">伊豆箱根バス神奈川中央交通関東バス京浜急行バス西武バス東急バス西東京バス富士急行山梨交通江ノ島電鉄京王電鉄バス国際興業箱根登山バス船橋新京成バス小田急バス立川バス川崎鶴見臨港バス京成バス相模鉄道千葉交通東武バスセントラル日立自動車交通平和交通</td> </tr> <tr> <th style="white-space:nowrap;">相互利用</th> <td style="" colspan="1">JR東日本他(Suica)</td> </tr>
日本電子マネー
プリペイド型: Edyビットワレット) - nanacoセブン&アイ )-WAONイオン
ポストペイ型: iDNTTドコモ) - QUICPayJCB) - smartplus (三菱UFJニコス) - VISA TOUCH (VISA) - eLIO (ソニーファイナンス) - PayPass (マスターカード)
電子マネー機能付き乗車カード: Suica (JR東日本) - ICOCA (JR西日本) - PASMOパスモ) - PiTaPaスルッとKANSAI
関連項目: おサイフケータイ - FeliCa - 非接触型決済 - 乗車カード

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