Gecko

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この項目ではHTMLレンダリングエンジンのGeckoについて記述しています。その他のゲッコーについてはゲッコーをご覧ください。
Geckoを搭載するウェブブラウザ(Mozilla Firefox 2.0)

Gecko (げっこー)は Netscape および Mozilla ソフトウェアのために開発されたHTMLレンダリングエンジン群の総称である。HTMLCSSXULJavaScriptなどを解釈する。

なお、Gecko は英語ヤモリの意味を持つ。

目次

[編集] 概要

当初、 Mozilla は1998年に公開された Netscape 5.0 へ向けて開発中だったソースコードを元に開発されていたが、軽量化のために当時買収したDigital Style社の物を使って 書き上げられた。このエンジンが Gecko であり、パース部分は W3C による勧告に合致することを目標に作成されている。そのため、 KHTML などと同様に( Internet Explorer の独自規格やバグに基づいて) Internet Explorer 向けにカスタマイズされたウェブページにおいては、ウェブページ作成者の意図に反した表示となる場合がある。また、次期バージョンである 1.9 系列からは Web Standards Project が CSS 2.1 のテストとして用意した Acid2 に合格しているが、現行の 1.8 系列以前では合格していない。

このエンジンを使用したユーザエージェントの多くはユーザエージェント名に Gecko やそのユーザエージェントの使用環境などの情報が反映される。

Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.8.1.1) Gecko/20061204 Firefox/2.0.0.1

この例では、 Windows は対象のプラットフォームMicrosoft Windows であること、 U は強いセキュリティレベルであること、 Windows NT 5.1 は使用しているシステムWindows NT 5.1 であること、 ja は利用している言語の設定が日本語であること、 rv:1.8.1.1 は Gecko のリビジョンが 1.8.1.1 であること、 Gecko/20061204 はビルドされた日付が2006年12月4日であること、 Firefox/2.0.0.1 は以上のような Gecko を搭載した Firefox 2.0.0.1 であることを表している。

[編集] 主なバージョン変遷

この節は、書きかけです。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。
0.9-1.6系列
2003年-2004年の間サポートされたバージョン。
1.7系列
2004-2005年の間サポートされたバージョン。
Mozilla 1.7系列、Netscape 7.2、Firefox/Thunderbird 1.0系列に搭載。
1.8系列
2006年-2007年の間サポートされるバージョン。
Firefox/Thunderbird 1.5系列、SeaMonkey(Mozilla 1.8)系列に搭載。
CSSなどのエラー検出機能を実装。canvas要素のサポート。
1.8.1系列
2006年-2007年以降サポートされるバージョン。
Firefox/Thunderbird 2.0系列、SeaMonkey 1.1系列に搭載。
1.9系列
Firefox.Thunderbird 3.0系列に搭載予定。Sunbird 0.3系列にアルファ版搭載。
Acid2に合格。Mac OS X版のCocoaアプリケーション化。

[編集] Mozilla ActiveX Control

Microsoft Windows 上で動作する プラグイン。Mozilla ActiveX Project により開発されている。ActiveX を Gecko のブラウザ上から管理したり HTML レンダリングエンジン部分をコンポーネントとして利用する目的で利用される。

ActiveX の管理機能は安全性の確認されたインストール済みのActiveXをブラウザから管理するためのもので、ブラウザから ActiveX を実行したりインストールしたりするためのものではない。<ref>http://www.mozilla-japan.org/start/1.5/faq/browser.html#active-x</ref>

ブラウザエンジンは XUL で書かれたプログラムの機能を Windows ネイティブのプログラムから呼び出すことにより軽量化を図ったものである。主に Windows ネイティブのプログラムコードによって開発されたソフトウェアから Gecko エンジンを用いた Web ページ描画機能を利用可能とするシステム。プログラマは mozctl.dll をソフトウェアに接続することでコンポーネントとしての Gecko エンジンが利用できるようになる。 Web ブラウザに使われる場合が多いが、 Web ページの表示確認などを目的にこれを用いて Gecko エンジンを組み込んでいるソフトウェアも存在する。

Mozilla ActiveX Control の HTML レンダリングエンジンとしての機能は XUL ネイティブなプログラムコードでかかれたものと同一であり、基本的な設定項目なども共通である。ただし、標準装備されたダイアログボックスなどの画面は仕様により XUL ネイティブのものとは表示が異なる。

[編集] Geckoを使用するソフトウェア

[編集] ウェブブラウザ

  • Mozilla Firefox (旧名称:Mozilla Firebird、Phoenix)<ref name=add-on />
  • SeaMonkey - Mozilla の後継ソフトウェア。<ref name=add-on />
  • Netscape Browser(旧名称:Netscape Navigator)<ref>バージョン 8 では IE コンポーネントの利用も可能である。</ref>
  • Sylera<ref>バージョン 2.1.0 から IE コンポーネントも使用可能。</ref>
  • 風博士
基本は IEコンポーネントブラウザだが、設定を変えることによって Gecko を使うことが可能な ウェブブラウザ

※IE コンポーネントがメインであるため、 Gecko エンジンそのもののバージョンアップはほとんど行われない。また、Gecko が利用できる機能もある程度制限される。

[編集] その他のソフトウェア

ウェブブラウザだけに留まらず、表示に HTML や CSS などを用いる一部ソフトウェアでも Gecko を採用されている。

[編集] 脚注

<references />

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

Mozillaプロジェクトカテゴリ
ブラウザコンポーネント : NSPR ・ Rhino ・ SpiderMonkey ・ Tamarin ・ Venkman
ブラウザ下部構造 : GeckoXPCOMXPInstallXULXULRunner
ブラウザプロジェクト: CaminoFirefoxMinimoSeaMonkey
非ブラウザプロジェクト: BugzillaPenelopeSunbird / LightningThunderbird
ウェブブラウザカテゴリ
Gecko Mozilla Firefox - Mozilla - Netscape Navigator - SeaMonkey - Sylera - Epiphany - Camino - Flockなど
KHTML (WebKit) : Safari - シイラ - Konqueror - OmniWeb - Swiftなど
TridentIEコンポーネント): Internet Explorer - Lunascape - Sleipnir - Donut など
独自レンダリングエンジン: Opera - mosaic - iCab - Amaya など
テキストブラウザ: Lynx - w3m - Links - ELinks など
関連項目: HTML - HTMLレンダリングエンジン - タブブラウザ - ブックマーク - 推奨ブラウザ - ネットサーフィン - Webサーバ - ブラウザ戦争 - フルブラウザ

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