Biff

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この項目の本来の表記は「biff」です。MediaWikiの技術的制限から先頭の小文字が大文字になっています。

ここでは、 UNIX プログラムであるbiff(びふ)について説明する。


biffとは、UNIXにおけるメールの到着を通知するシステムである。

目次

[編集] 使用法

新しいメールメッセージが届けられたときに、biffはすぐにそれを読むことが出来るように受信者に知らせる。この通知には、メールの送信者名、件名と数行の本文が含まれており、メールの受信者がログインしている間、ttyに送られる。通知の際にはより確実にメールの着信を気づかせるためにビープ音が鳴る。

以下のコマンドは通知を有効にする。

biff y

以下のコマンドは通知を無効にする。

biff n

[編集] メカニズム

MTAは通知プロセスを稼働させることに責任がある。メールが配達されると、MTAは受信者名をcomsatデーモンに通知する。実質的な作業はここからcomsatによって行われる。comsatは、ユーザがどこにログインしているかを見つけてそこに通知を送る。comsatは、通知を送る前に、ttyのユーザ実行許可ビットをチェックする。それ以外では役に立たないこのビットはユーザがメールの通知を受けるかどうかの要望を示し、biff yによってセットされ、biff nによってクリアされる。

[編集] 代替

biffによる突然の通知が、簡単によみがえらせることの出来ないような有用な情報を予想外のテキストの塊で上書きしてしまうと煩わしいため、biffはもはやあまり使われていない。現在のいくつかのMTAはcomsatをサポートせず、biffは使い物にならない。

しかし、メール受信通知の概念自体はオリジナルのbiffとcomsatがほぼ完全に捨てられたときでさえ、とても人気があるままであった。よって、多くのbiffの代替が存在し、そのいくつかは、xbiff、xlbiff、kbiff、gnubiff、wmbiffやxbuffyといった、biffに似た名前である。概念はUnixの世界の外でも同じく拡張するのだろうか?AOLの"You've got mail"という音声はしゃべるbiffとみなすことが出来る。

[編集] 変種

3番目の動作モードを持つベンダー特有のバージョンがあった。それは、ynに加えて、通知を端末に一切テキストを表示させずに一対のビープ音だけに低減させるbをセットすることが出来る。これはbiffの破壊性を低減した。しかし、あきらかに目立たなくなった。

[編集] 発祥と名前について

biffBSDから発祥し、バークレーの開発者によって知られていたにちなんで名付けられた。

いくつかの文献[1][2]は、郵便配達人に吠えていた犬であり、そこからメール通知システムの名前を選ぶことは自然の選択である、と記している。ジャーゴンファイルはこの説明を否定する[3]が、少なくとも犬が存在していたことは間違いないようである。

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