21エモン
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「21エモン」(にじゅういちエモン)は、藤子・F・不二雄によるSF漫画、およびそれを基に制作されたSFアニメ。
目次 |
[編集] 概要
1968年から1969年にかけて「週刊少年サンデー」に連載され、その後アニメ化など各種メディアに展開された。
藤子・F・不二雄は「これまで日常の舞台にオバケやスーパーマンなどの「非日常」が入り込むことで生まれるギャップの面白さを描いてきたが、ひとつその逆をやってみようと思い、この21エモンを描きました。つまり未来という「非日常」を舞台に、今に通じる日常を描くことで新たな面白さが生まれると思ったからです」と、本作のコンセプトを後日述懐している。藤子・F・不二雄が珍しく「楽しんで描いた」と述べる作品だったが、連載当時はこの斬新さが読者に届かず評価は芳しくなかったが(この当時の藤子作品は早々にテレビアニメ化されていたが本作は実現していない)、後年になるに従って再評価される。1981年に映画化され、さらにその10年後ようやくテレビアニメ化された。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] あらすじ(週刊少年サンデー連載版を中心に)
2018年、地球は宇宙人たちとの交流が進み、国際連合ならぬ星間連合にも加入して、多くの惑星からの観光客が訪れる一大都市星となっていた。
そんな中、老舗のホテル「つづれ屋」は江戸幕府の成立とほとんど同時に開業して以来、初代当主の壱右衛門、2代目仁右衛門、3代目参右衛門…と四百数十年にわたって続いて来たが、豪華なホテル・ギャラクシーやオリオンホテルなどに圧倒されていた。
当主の20エモンは必死だが、跡取り息子の21エモンには宇宙パイロットになって活躍するという夢があった。家業に専念して欲しい父親と時には衝突しながらもホテル業を手伝う21エモンは、「つづれ屋」で働くゆかいな宇宙生物モンガーやロボットのゴンスケたちと騒動を繰り広げる。
外見も風俗習慣も全く違う宇宙人の宿泊客や、進歩した宇宙文明に触れてすっかり変わった地球文明の様子なども描かれる。連載も佳境へ進むと、21エモンは遂に父親の理解を得てロケットで宇宙へ旅立ち、冒険物語へとシフトしてゆく(なお、アニメでは、テレビ版、81年の劇場版とも、宇宙への夢とつづれ屋発展の夢を両立させる形で終わっている)。
[編集] コミックス
- 虫コミックス(虫プロ商事) 全3巻
- てんとう虫コミックス(小学館) 全4巻
- 藤子不二雄ランド(中央公論社) 全5巻
- 小学館コロコロ文庫 全3巻
[編集] 作品世界(テレビアニメを中心に)
アニメでの舞台は2051年(原作では2018年)。宇宙観光時代に突入したばかりの地球。
[編集] 地理
- 地球
- 1999年7月にダイオー星人キョウフが訪問して以来、外宇宙より注目を浴びる。2050年に始まる宇宙観光ブームを受け、観光星として栄えている。
- 2001年成立の地球連邦政府(全36州)により、日本国は日本州、東京都はトウキョウ、六本木はロッポンギと呼ばれている。日本州首相の名は鈴木。日本州首相とは別に日本州知事も存在。
[編集] 言語
- 宇宙標準語として「共宙語」が使われはじめる。しかし完全に普及しているわけではなく、トウキョウ内でも日本語、英語、共宙語が混在している。宇宙では共宙語が主流だが、共宙語が使われていない星も存在するため、万能ではない。
[編集] 交通
- 自動車の代わりにエアカーが主流。現代における自動車とは異なり、小学生であるエモンでも、ボード型、スクーター型、軽乗用車型を運転可能。個人用のほか、公共用のバス型もある。
- 鉄道の代わりにチューブトレインがある。トウキョウシティーからシズオカシティーまでは15分。
[編集] 公共施設
- 宇宙港
- 旅客宇宙船、貨物宇宙船等の発着場。たまに行われる催し「客寄せサテライト」では、近隣ホテルが趣向を凝らした出し物を出す。(第1、7話)
- シュミレーションクラブ
- 通称「シュミクラ」。スペースシップでのレースを体験できる「スペースワールド」などがある。おもに、課外授業の時間(自宅学習中の午後3時より)に子どもが利用する。
- ノンエアースタジアム
- 通称「スタジアム」。ノンエアースポーツ(キュービックテニス(いわゆるテニス)、スペースシミュレーション(いわゆる月面体験)など)を楽しむための施設。おもに、プレイタイム(子どもの遊ぶ義務のために与えられた時間)に子どもが利用する。
- 空中ホログラフィ・シアター
- 現代でいう街頭テレビ。地球連邦の最先端都市であるシンジュクの街頭にある。(第6話)
- 気象コントロールタワー
- 年間の気象スケジュールにあわせて天候を調節する施設。(第6話)
- 食料合成工場
- 水とバクテリアで食品を生産する工場。(第6話)
- 地球連邦日本州庁舎
- 地球連邦唯一の移動可能な庁舎。(第6話)
- ネイチャー・ドーム
- 最新ホログラフィと無重力装置でさまざまな自然を体験できる施設。(第6話)
- 昭和村
- 昭和時代までの古いものをまとめてある場所。つづれ屋の正面に位置する。昭和中期のような住宅街、ハチ公像、銭湯などがある。(第6話)
- 宇宙大使館
- (第7話)
- 子供センター
- アルバイト情報の検索、登録などができる。(第9話)工作室ではあらゆるもの(ロケットすら可能)を作ることができる。子どもたちは一日に決められた時間ここで遊ばなくてはいけない。
- 中央ゴミセンター
- ここへゴミを集め、ロケットで宇宙へ運ぶ。
- バイオファーム
- ドーム型農園。16番街32番地、現代でいう日本橋のあたりにある。ホテル・ギャラクシーが管理している。
- 海底公園
- 潜水艇などで魚とたわむれるための公園。現代でいう東京ベイにある。ライトフェンス(現代でいう有刺鉄線。光に触れると警備艇が駆けつける)の向こうは立入禁止の海洋牧場。
- 自然野菜栽培温室
- ドーム型農園。芋畑などがある。修学旅行で訪れる。
- 迎賓館
- 地球連邦長官官邸
[編集] 天体
- ワンダラー星
- 地球に似た星で、住民は犬に似る。星間連合の最初の加盟星で、星間連合の中でも最高の力を有する。また科学技術の先端を誇り、ワープ航法を発明し、銀河系を初めて旅した。(第6話)
- ウキキラー星
- ワンダラー星大使であるワントナック公爵を銃撃しようとした輩の出身星。(第6話)
- コイケラス星
- ラーメンに酷似した食べ物を非常に好む人種の住む星。住人の頭に生えているヒラヒラは、最高進化の証として誇られる。エモンはコイケラス星宇宙艦隊最高司令官であるチャンフーより、コイケラス星最高の栄誉「勲一等サカサドーンブリクラウン」を授かる。(第7話)
- カネアマリ星
- 星間連合所属ナンバー73惑星。短時間で200万円がもらえる仕事を提供する。地球からはあまりに遠いため、行くだけで何百万円もかかる。(第9話)
- レガナ星
- 自転速度が地球の3分の1という星。一日の長さは72時間。(第9話)
- ノーブル星
- ファナの出身星(映画第2作)
- アッチ星
- アンドロメダのはずれの星。ファナの出身星であると勘違いされた。(映画第2作)
- M32星団
- (映画第2作)
- アンドロメダ
- (映画第2作)
- りゅうこつ座銀河
- (映画第2作)
- サブラ星
- (映画第2作)
- ペガ
- (映画第2作)
- デネブ
- (映画第2作)
- シリウス
- (映画第2作)
- バーナード星
- (映画第2作)
- オリオン星雲
- (映画第2作)
- かに星雲
- (映画第2作)
- ばら星雲
- 銀河系のはずれにある、渦巻状アステロイドの星雲。小惑星がバラの花びらのように渦巻いている。小惑星の中にはいくつものテーマパークが集まっている。毎年開かれるアステロイドラリーは見もの。(映画第2作)
- ばら星雲・ユーエンチ星
- 緑に輝く星。バイオ植物のテーマパーク、バイオパークがある。アステロイドラリーではこの星が出発地となり、バラ星雲の中心部を目指して飛ぶ。(映画第2作)
- ばら星雲・雪の惑星
- 北半球はスノーパーク、南半球は恐竜パーク(原始パークとも)。(映画第2作)
- ばら星雲・都会の星
- ギャンブルパークがある。ここでは低速運転が義務付けられている。(映画第2作)
- ばら星雲・アステロイドベルト
- 小惑星群。「悪夢の森」と呼ばれるアステロイドの密集地帯。迷い込むと動きが取れなくなることもある。(映画第2作)
- ばら星雲・暗黒星
- アステロイドベルトにおける最大の星。「鉄の死神」と呼ばれ恐れられる。光を反射しないため、近づくまでその存在を知ることはできず、数多くの宇宙船がその犠牲となっている。星の中心には「地獄の風穴」と呼ばれるトンネルが開いており、そこが唯一の抜け道。(映画第2作)
- ばら星雲・水の惑星
- ばら星雲中心星。(映画第2作)
[編集] 主な登場人物(キャラクター)紹介
声優はテレビアニメによる。
- 21エモン(つづれ屋21エモン) (声:佐々木望)
- 通称“エモン”。江戸初期から続く、ホテルつづれ屋の跡取り息子(21代目)。ホテルのボーイの様な服装を日常的にしている。容姿、性格ともに父親似で、つづれ屋への愛着も強いが、将来宇宙パイロットになりたいという夢があり、それに反対する父親への反発も根強い。宇宙旅行をするために宿泊客からのチップを貯金をしている。
- モンガー (声:大谷育江)
- 原作では、つづれ屋に宿泊したササヤマ星人が連れていたペットで、宿代代わりに置いていったもの。テレビアニメでは、ササヤマ星人のバッグに隠れ密航し、地球へ来た。
- ヘッコロダニ星雲タンバ星系ササヤマ星出身の「絶対生物」。学術名ケイイチハラ。絶対生物であるため、真空、数万度の高熱、絶対零度の極寒に耐え、何を食べてもエネルギーにする生命力を持つ。テレポーテーションや透視(原作、映画1作目のみ)の能力もあるが、移動や透視の制限範囲は3キロメートル。種としての性質が無口で、原作初期は週に一言しかしゃべることができないという設定だった。テレポーテーションは「モンガー」との掛け声が必要で、1週間に1度しか使えなかった。後に、脳(モンガーはいわゆるシッポに相当する部分に脳がある)に衝撃を受けて普通にしゃべれるようになる。しかしテレビアニメではそのような制約はなく、また別冊少年サンデーに発表された21エモンの江戸時代の先祖のエピソードでは、別個体のモンガーが登場して自由にしゃべっていた。
- 誕生日は10月11日(てんとう虫コミックス第4巻/小学館コロコロ文庫第3巻「オラニモ誕生日ガアルノダ」)。
- ゴンスケ (声:龍田直樹)
- イモ掘り用ロボット。つづれ屋の経営不振による資金難のため、正規のロボット(ボーイロボットやメイドロボット)を買えなかった20エモンに安く買われ、つづれ屋でボーイとして働いている。言葉に訛りがあり、口が悪い上に傍若無人という典型的トラブルメーカーで、21エモンもよく悩まされる。愛読書は「月刊イモ生活」と「月刊イモ掘り新聞」。夢はイモの星へ行き、宇宙でイモ畑を作ること。モンガーを「宇宙だぬき」「フーセンだぬき」と罵る。
- 誕生日はモンガーと同じく10月11日(「オラニモ誕生日ガアルノダ」)。
- 20エモン(つづれ屋20エモン) (声:中庸助)
- 21エモンの父で、ホテルつづれ屋の当主。21エモンにホテルを継がせたいと思っており、エモンの宇宙行きに対して徹底的に反対する。典型的な頑固親父だが、善良かつ正直者で、曲がったことを嫌う。古き良きものを愛し、つづれ屋の向かいにある昭和村へよく散歩に行く。
- 21エモンのママ (声:松島みのり)
- つづれ屋の料理担当のほか、生存環境の異なる宇宙人宿泊客の部屋の環境設定も行なう。21エモンの将来を巡って夫と意見が衝突したこともあったが、概して夫婦仲は良い。
- オナベ (声:肝付兼太)
- メイドロボット。原作では、中古ロボットバーゲンで11000円で売られていたものを、苦心して購入資金を調達した20エモンが買ってきた。よく気がつく働き者だが、実は強い腕力を持つという一面を持つ。手から磁力を発生させ、相手の拳銃を奪うこともできる。親切で優しいが、おせっかいすぎるのが玉にキズ。口が大きく唇が厚く、オバケのQ太郎を思わせる。
- 19エモン
- 21エモンの祖父。20エモンの父親。21エモン誕生前に病死してしまっているため、本編には登場しない。なお、原作の裏設定(連載中の特集で公開)では、つづれ屋は彼の代、20エモンがまだ物心つく前に、一度焼けてしまっている。再建にはほぼ20年を要しており、その苦労がたたって、新しいつづれ屋を建ててわずか数年で他界している。20エモンのつづれ屋への思い入れが強いのは、おそらくそのため。なお、『ドラえもん』で、18エモンの代のつづれ屋が舞台となる話があり、家出中の19エモンが数コマだけ登場している。
- ルナ (声:冬馬由美)
- つづれ屋の隣に建つ高級ホテル・ギャラクシーの社長の娘で、21エモンの同級生でガールフレンド。2040年に、月のコペルニクスシティーで生まれる。原作では、やや傲慢な発言も見受けられた。テレビ版では、後に21エモンと結婚する(ギャラクシーがどうなったのかは描かれていない)。
- ルナのパパ (声:上田敏也)
- ホテル・ギャラクシーの経営者。ルナにはあまり小遣いをやらず、アルバイトをさせている。つづれ屋を買収しようと企んだこともある。
- カメキチ
- 原作のみ登場の、エモンやルナのクラスメイト。金持ちの息子でエモンを馬鹿にしているが、本人はチビで、才能もたいしたことはない。ルナに好意を持っているらしく、そのためか何かとエモンを貶めようとするが、やればやるほど墓穴を掘る羽目になる。
- リゲル(オリノ・リゲル) (声:真柴摩利)
- 原作のカメキチに相当し、テレビアニメにのみ登場する人物。カメキチと違って容姿には恵まれており、才能もあるらしい。ゴージャスをモットーとするホテル・オリオンの社長の息子。プライドが高く、エモンを馬鹿にしているのはカメキチと同じ。ルナがエモンに好意を持っているのを快く思っておらず、その反動でよくエモンにケンカを売る。
- リゲルのパパ (オリノ・マサカズ) (声:矢田耕司)
- テレビアニメにのみ登場する人物。息子に言い聞かせている「あわてる二枚目はもらいが少ない」とは彼自身のことか。
- スカンレー (声:玄田哲章)
- 有名な宇宙探検家。片腕をロケットのエンジン爆発で吹き飛ばされ、片脚を冥王星での凍傷で切断し、わき腹を火星の大ダコに食われるなど、数々の冒険により体の部分部分を失い、失った部分をサイボーグ化している。つづれ屋を自分の家のように愛する。原作ではわずか1話のみの登場だが、21エモンの宇宙冒険を許すように20エモンに宇宙のすばらしさを説く。テレビアニメでは最終回まで何度も繰り返し登場し、サルガッソーへの探検では21エモンと旅をともにした。
- 星野はるか
- テレビアニメにのみ登場する人物。エモンが幼い頃、隣に住んでいた子。地球から引越す際、エモンに帽子をプレゼントした。木星の衛星であるガニメデに在住。父親は宇宙監察官。名前は、星野スミレから。
- ファナ (声:久川綾)
- 映画『21エモン・宇宙(そら)いけ! 裸足のプリンセス』に登場するノーブル星王室の王女。
[編集] テレビアニメ
1991年5月2日から1992年3月26日にテレビ朝日系列で放送。全39話。 原作発表から23年余を経てようやくテレビアニメとなった。エピソードは原作および「モジャ公」から引用。また、テレビ局側の要請でキャラクターデザインや設定の一部が原作より変更が行われた。一部のアニメファンには好評を博したが、視聴率の不振によるものか、39話で放送を終える。この作品のメインスタッフは「エスパー魔美」「チンプイ」と本作まで長らく藤子作品を手掛けていたが、これを機に演出の安藤敏彦と脚本スタッフ(もとひら了は除く)以外は「クレヨンしんちゃん」へと移行した。
劇場版以外は未だ家庭用ビデオソフト発売はなされていないが、テレ朝チャンネルで再放送されている(地上波でも土曜や日曜の早朝に2度程再放送されている)。
[編集] 原作とテレビアニメとの違い
テレビシリーズおよび映画「21エモン・宇宙(そら)いけ! 裸足のプリンセス」は、当時の時代に合わせた若干のリニューアルが加えられている。
- 相違点
- 21エモンやルナなど、主要人物のデザインを視聴者に受け入れられ易いよう変更。
- 時代設定を2018年から2051年に変更。(劇場版では2年後の2053年)
- 原作では「1週間に1度しかしゃべらない」設定のモンガーが初めから普通にしゃべる。
- 新たなキャラクターとして、21エモンの同級生であるリゲルとその父親などが追加されている。
- 原作では優柔不断な21エモンを宇宙パイロット一筋に変更。
- 原作では一度しか登場しないスカンレーが何度も登場し、物語において重要な役割を果たす。
- その他、物語の半分以上が独自展開で構成されている(一部「モジャ公」からの流用もある)。
[編集] スタッフ
- チーフディレクター:原恵一
- シリーズ構成:桶谷顕
- 脚本:もとひら了、桶谷顕、山本優
- 演出:原恵一、高柳哲司、市野文隆、安藤敏彦、貞光紳也、本郷みつる、寺東克己
- コンテ:原恵一、高柳哲司、義野利幸、安藤敏彦、貞光紳也、青山弘、本郷みつる、寺東克己
- 作画監督(キャラクターデザイン):高倉佳彦
- 作画監督:高倉佳彦・堤規至・樋口善法・小川博司
- メカデザイン:荒川真嗣
- 美術設定:川井憲
- 美術監督:星野直美
- 色指定:野中幸子
- 撮影監督:斎藤秋男・高橋秀子
- 背景:アトリエローク
- 撮影:旭プロダクション
- 編集:岡安肇
- 音楽:田中公平
- 録音監督:浦上靖夫
- 効果:松田昭彦
- 特殊効果:土井通明・村上正博
- 整音:柴田信弘
- スタジオ:APUスタジオ
- 音響制作:オーディオプランニングユー
- 制作デスク:山川順一、大澤正享(25話以降)
- 広報担当:森田兆基(テレビ朝日)
- オープニングテーマ:忍者「おーぃ! 車屋さん」
- エンディングテーマ:谷村有美「21世紀の恋人」(1話~12話)、テンテン「ベートーベンだねRock'n roll」(13話~最終話)
- プロデューサー:木村純一(テレビ朝日)、亀山泰夫・高閑者清光(ASATSU)、別紙壮一・茂木仁史(シンエイ動画)
- 制作:テレビ朝日、ASATSU、シンエイ動画
[編集] 映画
[編集] 長編映画「21エモン 宇宙へいらっしゃい!」
- 1981年制作。本作初のアニメ作品。つづれ屋での騒動を描いた前半と宇宙冒険に繰り出す後半で構成され、全体的に原作の流れをコンパクトにまとめた作品である。ギャグタッチの物語が宇宙に飛び出すことで引き締まり、緊張感のある冒険物語に仕上がったことで、原作の持つ面白さがよく再現されている。伴映作品は「ドラえもん ぼく桃太郎のなんなのさ」。本作はテレビアニメ化に対するパイロットフィルム的な意味合いも持たせてあったが、この時点では実現しなかった。テレビアニメ化実現は更に10年を要したため、本作からテレビアニメシリーズにはスタッフ、キャストの移行はなく単体で成立した作品となった。併映のドラえもんとリンクするシーンが1カット入っている。
- 声優
- 制作スタッフ
[編集] 映画「21エモン 宇宙(そら)いけ! 裸足のプリンセス」
- 1992年制作。テレビシリーズの2年後という設定の中編作品で、「ドラえもん のび太と雲の王国」の伴映作品。前半は「ローマの休日」をモチーフにしたストーリーが、後半は「モジャ公」の『アステロイドラリー』をベースにした宇宙レース「銀河ラリー」が繰り広げられる。なお、本作はDVDが発売されている。
- スタッフ
- 監督:本郷みつる
- 脚本:桶谷顕
- 演出:市野隆文
- 製作デスク:山川順一、大澤正亨
- 製作進行:馬渕喜昭、星野達也
- タイトル:道川昭
- プロデューサー:別紙壮一・茂木仁史、木村純一
- メカニックデザイン:西村博之
- 動画チェック:小原健二、加来哲郎
- 色彩設計:土井通明
- 作画監督:高倉佳彦
- 美術監督:天水勝
- 撮影監督:熊谷正弘
- 録音監督:大熊昭
- 編集:岡安肇
- 効果:松田昭彦
- 音楽:田中公平
[編集] 他作品への出演
本作の登場人物は他の藤子作品、およびアニメに出演したことがある。
- 「ウメ星デンカ」
- 「スーパーゴンスケ号S」という名でゴンスケが登場。
- 短編「ミノタウロスの皿」
- 主人公が21エモンと同じ姿。ただし作品内に名前は出ない。
- 短編「ドジ田ドジ郎の幸運」
- ゴンスケが登場
- 「エスパー魔美」
- 『サブローは鉄砲玉』の巻にて20世紀の「つづれ屋」が登場している。映画「宇宙へいらっしゃい!」公開にあわせたタイアップ。
- 「ドラえもん」てんとう虫コミックス32巻収録『オンボロ旅館をたて直せ』
- 家出したのび太がつづれ屋に泊まることになり、ドラえもんの協力で経営難を救う。その時家出していた19エモンも、客寄せに使った道具の効果で帰ってくる(当時の主人は19エモンの父親、つまり21エモンの曽祖父)。
- 大長編「ドラえもん のび太と銀河超特急」
- 21エモン一家が銀河超特急に乗る乗客として一コマだけ登場。
- 冒頭の未来デパートからの宅配タイムマシンを操縦して配達しているのがゴンスケ。
- 映画「トキメキソーラー くるまによん」(1992年)
- 馬車と蒸気機関の時代にゴンスケが登場。
- 映画「ドラミ&ドラえもんズ ロボット学校七不思議!?」(1996年)
- エンディングのドラミの卒業式に21エモン、モンガー、ゴンスケが登場。
- アニメ「「モジャ公」
- 宇宙船の人工知能としてゴンスケが登場。
- 映画「ザ☆ドラえもんズ おかしなお菓子なオカシナナ?」(1999年)
- オカシナナコンテストの出場者として21エモン、モンガー、ゴンスケが登場。ニガニガに材料を摩り替えられて失格。
- 映画「ドラミ&ドラえもんズ 宇宙ランド危機イッパツ!」(2001年)
- 警備隊員ピノが探し物をするシーンで、ガラクタ(ぬいぐるみか)の1つとしてモンガーとゴンスケが登場。
- 映画「ドラえもん のび太とロボット王国(キングダム)」(2002年)
- 未来デパートから送られてきたロボットとして、ゴンスケが登場。
- ロボット王国に住むチャペック博士のロボットとして、オナベが登場。
[編集] ゲーム
- 21エモン ~めざせ! ホテル王~
すごろく形式のボードゲーム。サイコロでプレイヤー(駒)を進め、土地を買収しホテルを建設するという内容。また本作は、PCエンジンにおけるHuCARDタイプのソフトとして発売された最終作品。
カテゴリ: 漫画作品 に | 藤子・F・不二雄 | 週刊少年サンデー | テレビ朝日系アニメ | アニメ作品 に | 1991年のテレビアニメ | シンエイ動画 | PCエンジン用ソフト | 1994年のコンピュータゲーム | コンピュータボードゲーム

