鹿児島市
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| 鹿児島市のデータ | ||
| 国 | 日本 | |
| 地方 | 九州地方 | |
| 都道府県 | 鹿児島県 | |
| 団体コード | 46201-2 | |
| 面積 | 546.96km² | |
| 総人口 | 603,851人 (2007年6月1日) | |
| 隣接自治体 | 北 薩摩川内市、姶良町、蒲生町 東 垂水市 西 日置市 南 指宿市、南さつま市、川辺町、知覧町、頴娃町 | |
| 鹿児島市役所 | ||
| 所在地 | 〒892-8677 | 鹿児島県 |
| 鹿児島市山下町11番1号 | ||
| 電話番号 | 099-224-1111 | |
| 外部リンク | 鹿児島市 | |
| 位置 | ||
鹿児島市(かごしまし)は、九州南部に位置する市であり、鹿児島県の県庁所在地である。 鹿児島湾西岸の市街地から桜島を望む景観が、ナポリからヴェズーヴィオ山を望む風景に似ている事から、「東洋のナポリ」と呼ばれる。
目次 |
[編集] 概要
南九州エリア(鹿児島県、宮崎県南部)の中心都市であり、古くは薩摩藩の城下町として栄えた。1889年4月1日に日本で最初に市制を施行した31市の一つで、現在は福岡市、北九州市、熊本市に次ぐ九州4位の人口を擁する。また、県人口の約三分の一が集中している首位都市でもある。九州新幹線の完全開業により更なる発展が期待されるが、もともと鹿児島市は地理的要因により一極集中型の地域ブロックの拠点都市として発展してきた側面もあり、北部九州と短時間で結ばれるようになることで、鹿児島県エリア拠点機能の喪失(福岡、熊本への統合)や商業面におけるストロー効果などのマイナス面も懸念されている。
[編集] 市勢
- 人口 : 604,723人
- 世帯 : 258,176世帯
- 登録外国人数 : 1,704人
- 面積 : 546.96km²
- DID面積 : 74.82km²
- 可住地面積 : 248.84km²
- 本土側可住地面積 : 214.64km²
- 人口密度 : 1106人/km²
- 可住地面積人口密度 : 2430/km²
- 人口増加率 : 0.09%
[編集] 地域人口
- 中央地域(48.2km²) : 294,234人
- 谷山地域(106.8km²) : 157,630人
- 吉野地域(33.2km²) : 46,184人
- 伊敷地域(57.1km²) : 56,031人
- 吉田地域(54.8km²) : 11,576人
- 桜島地域(76.8km²) : 5,843人
- 郡山地域(57.8km²) : 8,160人
- 松元地域(51.1km²) : 12,842人
- 喜入地域(61.2km²) : 12,223人
※全て2007年1月1日現在
[編集] 地理
九州の南端部近く、福岡市から南へ約280km、熊本市から南へ約150kmの場所に位置し、鹿児島県内の薩摩半島の北東部および桜島全域を市域とする。鹿児島湾(錦江湾)を望み、桜島などに年間約900万人の観光客が訪れる観光都市でもある。
平野部の大部分が商業地域、住宅地域、工業地域に占められ耕作地域はほとんどない。市街地に近い傾斜地や山間部の多くも宅地開発され団地やニュータウンが数多い。しかし、都市の発展に道路開発が追いついておらず、朝夕はいずれの幹線も渋滞が激しい。特に、谷山地区からの通勤渋滞は酷く大きな課題となっている。
市域中心部の対岸(直線距離約4km)に位置する桜島は、1980~90年代に比べればかなり沈静化しているが、現在もなお活発な火山活動を続けており、市中心部にもしばしば降灰する。活火山を抱えながら、これだけの人口規模を有する都市は世界的にも稀である。
- 桜島の北東部約1.5kmにあり、鹿児島市唯一の有人離島である。島へは鹿児島市高免町の浦之前港から行政連絡船によって渡る。
- 面積:0.13km² 周囲約2km 人口:4世帯6人 住所:鹿児島市新島町
[編集] 気候
温暖で多雨の太平洋側気候を呈する。年平均気温は18℃前後で、真夏日が年間80日前後、夏日は年間160日前後あるのに対して、冬日は年間数日程度である。市街地で真冬日になることはまずないが、郊外の丘陵地や山間部では明け方によく冷える。また市外の周囲三方を険しい峠で囲まれている為、冬季には毎年何度か降雪もある。年間降水量は概ね2,000~2,700mm前後で、台風の直撃を受けることも多い。年間日照時間は2,000時間前後である。
[編集] 隣接自治体
※十島村・三島村については、地域は隣接していないものの、村役場が鹿児島市にあるため記載する。
[編集] 歴史
「鹿児島」という名の由来は、野生の鹿の子(鹿児)が多く生息していたからとか、多くの水夫(かこ)が住んでいたから、火山を意味するカグという言葉から由来した等諸説ある。さらに、神話から来たという説もあり現在でもどれが正しいか確定していない。しかし、「カゴ」は崖という意味の古語であり、桜島の四方が崖になっていたので島名を鹿児島(麑嶋)と称する様になり、それが郡名に拡大したという説が正しいと思われる。
都市としての始まりは、島津家第6代島津氏久が東福寺城(鹿児島市清水町)を居城にしたとき(1340年頃)とみられる。1549年(天文18年)、フランシスコ・ザビエルが現在の市域にあたる場所(祇園之洲町)に上陸し、日本初のキリスト教伝来の地となる。
19世紀の中頃にはヨーロッパの機械文明を取り入れた研究が進み、第28代島津斉彬のもと集成館(現・尚古集成館)事業として反射炉や溶鉱炉が造られ、日本における近代工業化の発祥の地となり、近代日本の黎明、明治維新において、数多くの人物を輩出し、近代日本建設の礎となる。
[編集] 近現代
- 1871年(明治4年)8月29日 廃藩置県により県庁所在地となる。
- 1889年(明治22年)4月1日 旧鹿児島城下46町及び旧近在の内1町3村の区域を以て市制施行。
- 1901年(明治34年)6月10日 市内初の鉄道路線となる鹿児島本線(現・日豊本線)国分~鹿児島間が開業。
- 1913年(大正2年)10月11日 川内線(現・鹿児島本線)が開業。
- 1914年(大正3年)1月12日 桜島が大噴火し、同時にマグニチュード7級の地震が発生。死者58名。これにより桜島は大隅半島と地続きになった(大正大噴火)。
- 1916年(大正5年)10月14日 日本で四番目である鴨池動物園が現在のダイエー鹿児島店敷地に開園。
- 1928年(昭和3年)7月1日 市内の路面電車路線を市営に移管し、鹿児島市電気局(現・鹿児島市交通局)が発足。
- 1934年(昭和10年)11月3日 全国で七番目、九州で最初に青果・水産を併せ持った鹿児島中央卸売市場が住吉町に完成。
- 1945年(昭和20年)6月17日 鹿児島大空襲。死者約2,300名。
- 1955年(昭和30年)山之口町などで公共下水道の供用開始。終末処理場を持つ公共下水道としては大阪市以西では最初で同時に全国でも戦後最も早く工事が着手され完工がなされ、戦中・戦後を含めて全国で七番目の公共下水道である。
- 1967年(昭和42年)4月29日 南側に隣接する谷山市と合併し新制の鹿児島市に。
- 1980年(昭和55年)7月10日 人口50万人を突破。
- 1989年(平成元年) 市政施行100周年。
- 1993年(平成5年)6月12日より長期的な異常多雨。8月6日、甲突川が氾濫。死者・行方不明者81名。いわゆる平成5年鹿児島大水害(8.6水害)が起きる。甲突川に架かる五石橋のうち、新上橋と武之橋が流出する。この年、鹿児島市では年降水量4,022mmを記録。
- 1996年(平成8年)4月1日 第一期の中核市に指定される。
- 1996年(平成8年)11月それまで山下町に在った県庁が鴨池新町に移転。
- 2003年(平成15年)1月24日 鹿児島郡吉田町、桜島町、日置郡松元町、郡山町、揖宿郡喜入町とともに鹿児島地区合併協議会を設置。
- 2004年(平成16年)11月1日 上記合併協議会の各町を編入。人口60万人を突破。
[編集] 発祥
- 1549年(天文18年) キリスト教日本初伝来の地(フランシスコ・ザビエルの上陸により)。
- 1853年(嘉永6年) 日の丸発祥の地(第28代当主島津斉彬の幕府への提案により)。
- 1854年(安政元年) 国産第1号軍艦昇平丸竣工。
- 1857年(安政4年) 島津家の磯別邸(現・仙巌園)にて日本初のガス灯が灯る。
- 1865年(慶応元年) 日本初の活版印刷による英和辞書を著す。
- 1984年(昭和59年) 日本で初めてコアラの飼育が開始された(平川動物公園にて。他には、多摩動物公園・東山動物園がある)。
[編集] 沿革
[編集] 行政区域の変遷
- 1889年4月1日 市制町村制施行に伴い、鹿児島市発足。
- 1897年4月1日【郡区画改正】郡の統廃合が行われる。
- 1911年9月30日 【編入】伊敷村大字下伊敷字草牟田(草牟田)および西武田村大字武の一部(武、天保山)⇒鹿児島市
- 1920年10月1日 【編入】伊敷村大字下伊敷字紙屋谷(玉里)および伊敷村大字永吉(永吉、原良)⇒鹿児島市
- 1924年9月1日 【町制施行】谷山村⇒谷山町
- 1934年8月1日 【編入】西武田村・中郡宇村・吉野村⇒鹿児島市
- 1950年10月1日 【編入】伊敷村・東桜島村⇒鹿児島市
- 1956年9月30日 【分割編入・町制施行】郡山村・下伊集院村大字有屋田および大字嶽⇒郡山町(下伊集院村の残りの区域は伊集院町・東市来町および日吉町に編入)
- 1956年10月15日 【町制施行】喜入村⇒喜入町
- 1958年10月1日 【市制施行】谷山町⇒谷山市
- 1960年4月1日 【町制施行・改称】上伊集院村⇒松元町
- 1967年4月29日 【新設合併】鹿児島市・谷山市⇒鹿児島市
- 1972年11月1日 【町制施行】吉田村⇒吉田町
- 1973年5月1日 【町制施行・改称】西桜島村⇒桜島町
- 2004年11月1日 【編入】吉田町・桜島町・松元町・郡山町・喜入町⇒鹿児島市
[編集] 市域面積及び人口の変遷
| 年月日 | 区分 | 面積(㎢) | 人口(人) | 町数 |
|---|---|---|---|---|
| 明治22年4月1日 | 市制施行 | 14.03 | 57,822 | 47町3大字 |
| 明治44年9月30日 | 第一次編入 | 15.91 | 73,085 | 53町 |
| 大正9年10月1日 | 第二次編入 | 16.73 | 103,180 | 56町 |
| 昭和9年8月1日 | 第三次編入 | 78.25 | 176,900 | 68町 |
| 昭和25年10月1日 | 第四次編入 | 181.54 | 229,462 | 81町 |
| 昭和42年4月29日 | 新設合併 | 279.15 | 385,866 | 91町 |
| 昭和45年10月1日 | 第一次埋立 | 280.72 | 403,340 | 101町 |
| 昭和50年10月1日 | 第二次埋立 | 284.04 | 456,827 | 130町 |
| 昭和55年10月1日 | 第三次埋立 | 288.29 | 503,360 | 185町 |
| 昭和60年10月1日 | 第四次埋立 | 289.07 | 530,502 | 195町 |
| 平成2年10月1日 | 第五次埋立 | 289.44 | 536,752 | 229町 |
| 平成7年10月1日 | 第六次埋立 | 289.60 | 546,282 | 248町 |
| 平成12年10月1日 | 第七次埋立 | 289.79 | 552,098 | 263町 |
| 平成16年11月1日 | 第五次編入 | 546.80 | 605,308 | 322町 |
[編集] 行政
[編集] 二役
[編集] 市の行政機関
- 地域区分と市役所支所
- 北部
- 吉田支所
- 郡山支所
- 伊敷支所
- 吉野支所
- 東部
- 東桜島支所
- 桜島支所
- 中部
- 本庁(本館・別館・東別館・みなと大通り別館・鹿児島中央駅市民サービスステーション・鴨池市民サービスステーション・教育総合センター・鹿児島市交通局・鹿児島市水道局・市民相談センター)
- 西部
- 松元支所
- 南部
- 谷山支所
- 喜入支所
[編集] 財政
- 当初予算規模(2005年度)
- 2,193億6,295万5千円(一般会計)
- 1,427億7,100万6千円(特別会計)
[編集] 県の行政機関
- 鹿児島中央警察署(中央本庁、桜島支所、東桜島支所、吉野支所、吉田支所(一部)、伊敷支所(一部)管内)
- 鹿児島西警察署(伊敷支所、吉田支所、郡山支所、松元支所管内)
- 鹿児島南警察署(谷山支所、喜入支所管内)
- 知覧警察署(谷山支所(一部)管内)
[編集] 国の行政機関
国土交通省 鹿児島維持出張所
[編集] 市議会
- 任期:4年
- 特例定数:55人(2008年4月28日迄)
- 条例定数:50人
- 議長:小森孝文(2006年12月27日選出)
[編集] 議会構成
- 常任委員会(定数各11人)
- 総務消防委員会
- 民生環境委員会
- 経済企業委員会
- 建設委員会
- 文教委員会
- 議会運営委員会(定数12人)
- 特別委員会(定数各12人)
- 桜島爆発特別委員会
- 都市整備対策特別委員会
- 新市まちづくり特別委員会
- 市立病院のあり方特別委員会
[編集] 会派構成
| 会派名 | 計 |
|---|---|
| 計 | 55 |
| 自由民主党新政会 | 17 |
| 自由民主党 | 10 |
| 社会民主党 | 6 |
| 公明党 | 6 |
| 市政クラブ | 4 |
| 市民クラブ | 3 |
| 日本共産党鹿児島市議団 | 3 |
| 平成の会 | 3 |
| 無所属 | 3 |
| (欠員) | - |
[編集] 経済
[編集] 繁華街・商業地区
参考:中心市街地のデータ(鹿児島市と旧静岡市が「良い例」として掲載されている 九州新幹線の一部開業及び中央駅地区の一体大規模開発以降、天文館中心主義が崩れつつある。平地が極端に少なく、また路線価の地価の平均も同規模の都市では割高のため、中央資本や大型ロードサイド店舗が不毛の地と云われてきた。しかし都市計画の線引き見直しや与次郎地区の観光地区指定の解除等により、今後は各エリア間の激しい競争も予想される。九州新幹線一部開業による北部九州へのストロー効果や郊外店の影響は現在のところ顕著化はしていないので、総体的には今まで通りのバランスの取れた商業集積が確保され引き続き活況を呈しているが、鹿児島中央駅に隣接するアミュプラザ鹿児島内のシネマコンプレックス開業に伴い2006年末で天文館地区の映画館が全館閉鎖してしまったり、また市南部(谷山地区)の郊外には中央資本を中心とした大型商業施設の出店ラッシュなど新たな競争相手が出現してきている。このような市場の激変で、県下に轟いた絶大なブランド力と神通力は崩れ一部に有力テナントの撤退も始まっている。加えて街の中核となる老舗ホテルや百貨店の撤退も噂されており、今後の状況は一層混沌したものとなっている。
- 鹿児島県内最大規模の繁華街。特に飲食エリアの千日町・山之口町は全国でも屈指の夜の街である。「天文館」という名称はエリア全体を指す通称で、島津家25代当主島津重豪公がこの地に建てた天体観測所・明時館の別名に由来する。
- まちの輪郭と特長についてであるが、メインストリートの電車通りを中心に比較的道幅の狭い全冠式アーケードが迷路のように交わっていること、歩道に片屋根式アーケードを設置している通りが多いこと、細かい路地状の場所も至るところでカラー舗装で商店街化されていること等がある。エリア内は間口の狭い中小規模の雑居ビルが犇めき合い、散策には適した商店街といえるだろう。ただ難点としては、同規模の全国各地の都市に比べ大型複合商業施設が少なく、またテナントビルの時代対応の発展も遅れがちであり、そのため中央資本の各種専門店、服飾関係の高級ブランド正規直営販売店・大手カフェチェーンの進出は同規模の都市に比べ遅れがちである。また電車通り・国道・県道等などのメインストリートについては電線地中化・街灯敷設等などの街路整備はほぼ完了しているが、これらに接する文化通りなど代表的な街路やその他多くの路地については整備途上が多く、中心部の一部でも薄暗い地点が散在する場合がする。今後これらの点を着実に改善し続ればまだまだ市場的な魅力は未知数といえるだろう。
- 主な商業施設
- アーケード及び通りの総称
- アーケード
いづろ通り・照国表参道通り・天文館通り・天文館本通り・天文館電車通り・天文館G3通り・にぎわい通り・はいから通り・中町コアモール・中町本通り・中町ベルク・ぴらもーる(天神おつきや商店街)・金生通り・納屋通り・天文館G3(千日通り) - モール
テンパーク通り・ゴンザ通り・七味小路通り・セピア通り・グルメ通り・おつきや東通り・天文館一丁目商店街・呉服町通り - 歓楽街
文化通り・中町別院通り・中町中通り・中町御堂筋通・銀座通り・プリンス松山通り・船津町通り・松原本通り・天文館文化通り・萩原通り・二本松馬場通り・山之口町中通り・山之口本通り・二官橋通り・樋之口本通り・山之口電車通り・高見馬場通り・・山之口本通り・二官通り
- アーケード
鹿児島中央駅地区
- 鹿児島中央駅を中心に、放射状に広がる商業地区。その多くは駅前の青空マーケットや神社の参道の商店街から派生したもので、どちらかといえば庶民的な商品や衣料品に強い商店が多い。最近、九州新幹線の開業を契機とした駅施設や市内最大級の大規模商業施設を含めたインフラ・アクセス等の一体整備により大きく変貌を遂げ、周辺地域の各種再開発構想に大きな影響を与えつつある。以下の商店街や施設及び通りから成る。
- 主な商店街
- 中央駅一番街アーケード(IっDO)・ベル通り・文化通り・都通り・宮田通り・西田一丁目黄金通り・黄金通り・西銀座通り・一條通り・中央駅前本通り・西田通り・中央町本通り・あけぼの通り・甲南本通り・ゾウさんのはな通り・中央駅前朝市通り
- 主な商業施設:鹿児島中央駅を軸として、全て連絡の公共地下通路(つばめロード)で連結されている。
上町地区
- JR鹿児島駅の北東方向周辺などを地元では通称、上町(かんまち)と呼ぶ。500年以上の歴史を誇る古くからの商業地である竪馬場(たてばば)、離島や大隅半島への卸問屋街から派生した小川町・易居町(やすいちょう)などの商店街からなる。大型商業施設では、再開発により1990年代前半に完成したアーバンポート21がある。近隣にある通称「名山堀」といった市役所周辺の飲食店街も同エリアに含まれると解釈される場合もある。鹿児島本港の臨港再開発エリアにNHK鹿児島放送局の新会館(2006年12月竣工)が完成しドルフィンポートとの間に人の流れが出来れば、今後新たな展開が予想される可能性も残されている。
- 主な商業施設・商店街
- ドルフィンポート、竪馬場通り商店街・小川町商店街・易居町商店街・滑川朝市・名山堀飲食街
鴨池地区
- 与次郎ヶ浜エリア
- 与次郎1・2丁目と天保山町などを含む臨海部のエリアを指し、もともとは塩田に利用されていた干潟であったが、天保山町は、1930年代にNHK鹿児島放送局の開局、鹿児島水産専門学校(現・鹿児島大学)水産学部の開校により街が開かれる。与次郎ヶ浜地区は1972年の太陽国体の競技施設建設のために埋立られたエリアであったが、観光地区条例が制定されていた為、ごく最近まで居住人口がゼロに近かった。しかし条例解除後の最近は九州電力鹿児島ビル、南日本新聞会館も高層ビルを新築移転、県外資本を中心に大規模分譲マンションも増えてその姿を変えつつある。2006年10月、フレスポジャングルパークSC]](TOHOシネマズ、半田屋などが入居)が開業した。
- 騎射場(きしゃば)エリア
- 荒田1・2丁目及び下荒田1・2丁目及び上荒田町付近の商店群の通称。もともとは鹿児島大学周辺の学生街から発展、現在は学生向けの飲食店街を中心にダイニングレストラン、趣味の専門店、ディスカウント店、大型食品スーパー、パチンコ店、高層マンションなどが混在している。モスバーガー・リンガーハット等も20数年前ここに1号店が出来た為に若者向けの客層を狙う業種は必ずこのエリアには出店する。
- 郡元(こおりもと)・宇宿(うすき)エリア
- 郡元2丁目、鴨池1・2丁目、鴨池新町、真砂町、真砂本町、東郡元町、宇宿1・2丁目の周辺を指す。特に中心となる鴨池新町は、旧鹿児島空港跡地には1970年中半に日本住宅公団により鴨池ニュータウンが開設され、それに伴い近隣の郡元にダイエー鹿児島専門店街の開設を契機に商業地化が進行したエリアであり、隣接する騎射場エリアや与次郎エリアとは隣接し相互に影響しあっている。歴史の浅い新興エリアながら1983年には鹿児島東急ホテルが開業、1985年にはJA鹿児島県経済連が新築移転、1992年には第十管区海上保安本部・鹿児島地方気象台などが入居する鹿児島第二合同庁舎ビルが完成、1990年代後半には鹿児島県庁・鹿児島県警察本部・鹿児島県議会議事堂が移転と年を追うごとに発展し続けている。同エリアには日中は毎時20分間隔で発着し大隅半島の定時輸送の足である垂水フェリーの乗場があり、さらに市電の郡元電停も存在する。また通勤・通学路線の指宿枕崎線と市電の相互乗換えが可能なJR南鹿児島駅等の公共交通の要衝も多数点在するのも特長である。ただ幹線道路は、南北を縦貫する幹線を中心に先述の交通渋滞が激しい場所の一つである(国道225号と産業道路の分岐点が存在するため)。
谷山地区(鹿児島市南部)
- 中山(ちゅうざん)エリア
- 東谷山1~7丁目、自由ヶ丘1・2丁目、中山1・2丁目、山田町などを指す。市南部の市道中山バイパスと笹貫バイパスの沿道は、市内では産業道路や吉野町に次いでロードサイド専門店が集積する数少ないエリア。周辺の丘陵部には桜ヶ丘・皇徳寺(こうとくじ)・星ヶ峯(ほしがみね)などの大型新興住宅地がひかえ、産業道路や九州自動車道に接続する指宿スカイラインへのアクセスも便利。中山バイパスは、歩道も幅広で中央分離帯・水銀街灯も完全完備のゆったりした四車線道路のため、最近は県外大手チェーンもここに出店するようになった。
- 新たな商業施設(計画中も含む)
- ラウンドワン鹿児島店・ニトリ鹿児島南栄店・スーパーディスカウント『ビックII』・スクエアモール鹿児島宇宿(大戸屋などが入居)・サンキュー新栄店・N's CITYニシムタ谷山店・ダイエー谷山店・イオン鹿児島SC(2007年秋オープン予定)・オプシアミスミ(2007年秋オープン予定)・ゆめタウン鹿児島SC(計画中)
[編集] 本社を置く企業
[編集] 漁業
- 谷山漁港
[編集] 文化
[編集] スポーツ
- ヴォルカ鹿児島(サッカー九州社会人リーグ)
- 鹿児島ホワイトウェーブ(社会人野球クラブチーム)
- 甲南クラブ(社会人ラグビークラブチーム)
[編集] 名物
- あくまき、春駒、かるかん、両棒餅、かすたどん、金生饅頭、げたんはなどの菓子全般、鹿児島ラーメン、鰹料理、キビナゴ刺身、鶏飯、酒寿司、薩摩揚げ、地鶏刺身、地鶏炭火焼、焼酎、白くま、そうめん流し、豚骨煮、味噌おでん (鹿児島風)、わっぜえか丼、かごしま茶、ツルレイシ、タケノコ、芋、桜島大根、桜島小蜜柑 、えのころ飯 他
- 県庁所在地における泉源数、温泉を用いた公衆浴場の数が日本一。
[編集] 姉妹都市・友好都市
[編集] 国内
[編集] 海外
[編集] 地域
[編集] 教育
[編集] 大学 (設置者)
- 国立大学
- 鹿児島大学 (国立大学法人鹿児島大学)
- 私立大学
- 鹿児島国際大学 (学校法人津曲学園)
- 放送大学
- 放送大学 鹿児島学習センター (放送大学学園 = 放送大学学園法(平成14年法律第156号)第3条に定める学校法人)
[編集] 短期大学
- 県立
- 私立
- 鹿児島工業短期大学(廃止)
[編集] 公立高等学校
- 県立
- 鹿児島県立鶴丸高等学校
- 鹿児島県立甲南高等学校
- 鹿児島県立鹿児島中央高等学校
- 鹿児島県立武岡台高等学校
- 鹿児島県立錦江湾高等学校
- 鹿児島県立鹿児島工業高等学校(全日制・定時制)
- 鹿児島県立鹿児島西高等学校
- 鹿児島県立鹿児島東高等学校
- 鹿児島県立鹿児島南高等学校
- 鹿児島県立甲陵高等学校
- 鹿児島県立松陽高等学校
- 鹿児島県立開陽高等学校(全日制・定時制・通信制)
- 市立
[編集] 私立学校(初等中等)
- 池田学園池田高等学校・中学校
- 鹿児島純心女子学園鹿児島純心女子高等学校・中学校
- 川島学園鹿児島実業高等学校
- 志學館学園志學館高等部・中等部
- 津曲学園鹿児島高等学校
- 津曲学園鹿児島修学館高等学校・中学校
- 時任学園樟南高等学校
- 原田学園鹿児島情報高等学校
- ラ・サール学園鹿児島ラ・サール高等学校・中学校
- 池田学園池田小学校
- 三育学院鹿児島三育小学校
[編集] 公立中・高等学校
[編集] 国立小・中学校
- 鹿児島大学教育学部附属中学校・小学校
[編集] 公立中学校
38校
[編集] 公立小学校
79校
|
|
|
|
[編集] 特別支援学校
- 鹿児島県立鹿児島養護学校
- 鹿児島県立桜丘養護学校
- 鹿児島県立武岡台養護学校
- 鹿児島大学教育学部附属特別支援学校
- 鹿児島県立鹿児島盲学校
- 鹿児島県立鹿児島聾学校
[編集] 郵便局
- 鹿児島中央郵便局(地域区分局)---出張所7ヶ所
- 鹿児島南郵便局---出張所1ヶ所
- 鹿児島東郵便局---出張所6ヶ所
- 鹿児島西郵便局
- 上伊集院郵便局
- 西桜島郵便局
- 東桜島郵便局
- 吉田郵便局
- 郡山郵便局
- 喜入郵便局
「特定郵便局」
- 70局
「簡易郵便局」
- 32局
[編集] 交通
鹿児島市は本州方面から続く鉄道・道路が終結、奄美・沖縄航路へ始発する九州南端の総合交通ターミナルとなっており、近代においては県内最大の交通の要衝として発展してきた。これらの背景から、本州北端の青森市と比較されることも多い。特に鹿児島港は古くから対岸の桜島・大隅半島・県内離島及び沖縄航路の要で、これらが都市の拠点性を高め、発展させた要因でもある。
[編集] 空港
[編集] 鉄道路線
- 中心駅:鹿児島中央駅(旧称:武駅、西鹿児島駅)
- 九州旅客鉄道(JR九州)
- 日本貨物鉄道(JR貨物)
- 鹿児島貨物ターミナル駅(旅客の利用は不可)
- 鹿児島市交通局(鹿児島市電)
[編集] バス
- 鹿児島市交通局(鹿児島市営バス)
- 鹿児島交通
- 林田バス
- 南国交通
- ジェイアール九州バス
- 大隅交通ネットワーク - 桜島地域のみで運行。
[編集] コミュニティバス
- 鹿児島市コミュニティバス - 中央・伊敷・谷山・吉田・郡山・松元の6地域で運行。
[編集] 道路
鹿児島市内の幹線道路及び鹿児島市内の通りも参照
[編集] 高速道路
- 九州自動車道
- 複雑な地形に加えて、インターよっては市街地へのアクセスに難があるため、目的地に合わせてインターチェンジを選定するとよい。
- 薩摩吉田インターチェンジ:磯庭園・鹿児島駅・鹿児島港・ドルフィンポート・桜島など。ただし、市街地からインターへのアクセス道路(県道16号線・県道25号線)に狭隘箇所がある上に住宅地を抜けていくので、運が悪いと鹿児島インター並みに時間がかかる。
- 鹿児島北インターチェンジ:加治屋町・天文館・鹿児島県庁・騎射場・鹿児島中央駅など。基本的に国道3号を使用することになるが、取締りが厳しい場合がある。
- 鹿児島インターチェンジ:時間に余裕がある場合、深夜・早朝なら便利。ただし、インターへのアクセス道路の構造に難があり、行き先によっては道を熟知した地元ドライバーでも往生することがある。
- カーナビ等では無条件に鹿児島インターまで誘導するケースが多く見られるようであるが、渋滞が激しく(ほとんど進めない程に酷い)到着時間が読めないケースが多い為、避けた方が無難だと思われる。市街地中心周辺に行く場合は鹿児島北インターチェンジを利用した方が良い。又、谷山方面・指宿方面・南薩方面へ行く場合には九州自動車道と直通している指宿スカイライン線へ乗入れて各インターから下車した方が良い。