近鉄鳥羽線

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鳥羽線(とばせん)は、三重県伊勢市宇治山田駅から三重県鳥羽市鳥羽駅までを結ぶ、近畿日本鉄道鉄道路線

目次

[編集] 路線データ

  • 路線距離(営業キロ):13.2km
  • 軌間:1435mm
  • 駅数:5駅(起終点駅含む)
  • 複線区間:全線
  • 電化区間:全線電化(直流1500V)
  • 閉塞方式:自動閉塞式
  • 最高速度:130km/h

全線、名古屋輸送統括部(旧名古屋営業局)の管轄である。

[編集] 概要

山田線志摩線との間を結ぶ路線である。伊勢中川駅から賢島駅までの路線は一体の路線として運用されているが、歴史的経緯により3つに分かれている(この3線を合わせて「近鉄賢島線」という俗称がある)。なお、山田線に跨って乗車する場合は、建設費回収のための加算運賃が適用される。

路線は山沿いに展開され、JR参宮線とルートは並行しない。因みに宮町伊勢市~鳥羽間では競合するJR参宮線より運賃が高いが、近鉄の方が運転本数が多く、終電時刻も遅くなっている。また、比較的新しい路線のため、踏切がなく道路とは完全立体交差化されている。池の浦~鳥羽間を除いて半径600m未満の急曲線がなく高速運転に適しているため、下り列車の一部は最高速度130km/hで走行している。

鳥羽線ではスルッとKANSAIカード及びJスルーカードは利用できないが、2007年4月1日からPiTaPaが導入され、同時にICOCAとも相互利用が可能となった。導入時点では宇治山田駅以外の各駅に簡易改札機を設置して対応している。

[編集] 運行形態

大阪・京都・名古屋方面からの多数の特急列車が通る。大阪方面からの快速急行、大阪・名古屋方面からの急行は朝夕は鳥羽駅まで直通する(但し、2004年のダイヤ改正で快速急行・急行は宇治山田・五十鈴川両駅での折り返しが増え、上りの鳥羽発は朝方のみとなった)。昼間時間帯の大阪・名古屋方面からの急行は宇治山田駅で折り返すため、この時間帯は特急・普通列車のみの運転となる。普通列車は多くが山田線伊勢中川~志摩線賢島間の運転で、昼間以降に名古屋線白塚賢島間直通列車がある(但しこの場合、下り列車は基本的に白塚駅始発の時点から賢島行として運転されるのに対し、上り列車については一旦賢島から伊勢中川行として運転され、伊勢中川駅到着後に列車番号を変更し、改めて白塚行として継続運転するのが基本である)。普通列車では一部を除きワンマン運転を実施している。

[編集] 歴史

元々、現在の志摩線は1929年志摩電気鉄道の手で、沿線から産出される真珠の輸送などを行うために開業した。そのため、軌間は鳥羽駅で接続する参宮線に合わせて1067mmの狭軌になっていた。

その一方で、山田線は参宮急行電鉄(参急)の手により、現在の大阪線と合わせて大阪から伊勢神宮への参詣鉄道とするために建設が行われ、1931年に宇治山田駅までの全線が開業した。

その後、志摩電気鉄道は三重交通を経て1965年に近鉄へ合併し、同社の志摩線となる。当時、近鉄は伊勢志摩方面の観光事業を推し進めており、宇治山田駅のホームに賢島方面へのバスを横付けできるような改造も施して、客誘致に努めていた。しかし、本格的に事業を進めるには、やはり大阪・名古屋方面から直接アクセスできるようにしなければならないと言うことで、山田線と志摩線をつなぐ鳥羽線を建設し、その上で志摩線を軌間1435mmの標準軌に改めて、賢島駅まで特急を直通させる事にした。

全線が開業したのは1970年で、その5年後には全線複線化も達成している。この開業はまだ京都方面から直通急行列車が乗り入れており、ある程度の活況を見せていた参宮線にも打撃を与え、完全なローカル線へ転落させる一要因ともなった。

  • 1969年(昭和44年)12月15日 宇治山田~五十鈴川間が開業。
  • 1970年(昭和45年)3月1日 五十鈴川~鳥羽間が開業し全通。志摩線との直通運転開始。
  • 1971年(昭和46年)12月25日 宇治山田~五十鈴川間複線化。
  • 1975年(昭和50年)4月11日 五十鈴川~朝熊間複線化。
  • 1975年(昭和50年)12月20日 朝熊~鳥羽間複線化。

[編集] 駅一覧

●:停車、|:通過
普通列車は省略:各駅に停車
特急列車は近鉄特急の記事を参照のこと。
駅名 営業キロ 急行 快速急行 接続路線 所在地
最長運転区間   上本町名古屋 上本町    
宇治山田駅 0.0 近畿日本鉄道:山田線 三重県 伊勢市
五十鈴川駅 1.9  
朝熊駅 4.9  
池の浦駅 10.6   鳥羽市
鳥羽駅 13.2 近畿日本鉄道:志摩線
東海旅客鉄道:参宮線

[編集] 関連項目

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