陸中海岸国立公園

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陸中海岸国立公園(りくちゅうかいがんこくりつこうえん)は岩手県北部から宮城県北部に至る海岸線一帯を占める国立公園。東日本の国立公園では唯一ともいえる本格的な海岸公園である。1955年5月2日指定。管理上では北部の宮古地区と南部の大船渡地区に分割される。

目次

[編集] 地形

陸中海岸国立公園は北部と南部で性格が異なる。北部は典型的な隆起海岸を成し、高さ50m~200mにも及ぶ大規模な海食断崖が連続し、その間に砂浜海岸が見られる。一方、宮古市以南は典型的なリアス式海岸であり、陸地の沈降によって形成されている。

また、中小規模の半島が多く、比較的著名なものに重茂半島、船越半島、広田半島などがある。

[編集] 自然

  • 植生

大半はアカマツを中心とした自然林となっており、半島部では手付かずの自然が残る秘境も多い。だが、千島海流の影響によって、温暖な地方で生育する植物も多数見られるのが特徴である。北山崎ではシロハナシャクナゲハマナスなど、船越半島のタブノキ、広田半島のトベラなどが顕著である。

  • 動物

北上高地と連続している地域が多く、大型動物であるカモシカが見られるほか、ウミネコ、オオミズナギドリなどの海鳥類が多く棲息する。

[編集] 主な景勝地

著名な景勝地を北から海岸線順に列挙する。

以下宮城県

[編集] 名称について

同公園の名称は、「三陸」という呼称が全国的に定着しているため三陸海岸国立公園と誤用されることが多い。そのため、より知名度が高く国民に認知されている三陸海岸への名称変更への運動が行われている。実際に1999年陸中海岸国立公園協会が名称変更を決定し、国への要請を行っている。しかし、地元に反対運動があり難航が続いている。

尤も、指定当初は岩手県普代村から釜石市に至る陸中地区のみの指定だったためであった。しかし、後に北は久慈市、南は宮城県気仙沼市にまで指定区域が拡張されたため、陸中という名称が不適切になっているのは事実である。

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