資本コスト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

資本コスト(しほんこすと)とは、企業資本を調達・維持する為に必要なコスト費用)のこと。通常はパーセンテージ(%)で表される。自己資本に関しては株式に対する配当金キャピタルゲイン他人資本に関しては借入金に対する支払利息が代表的である。

企業価値評価(DCF法)では、一般に他人資本自己資本の両方のコストを加味した「加重平均資本コスト(WACC)」が割引率として用いられる。

目次

[編集] 加重平均資本コスト

企業の資金調達においては、2つの源泉がある。借入金社債といった他人資本と、出資増資などによる自己資本(株主資本)である。資本の調達・維持にはそれぞれコスト(利子配当)がかかるが、このそれぞれの調達額の比重を加味した資本コストが加重平均資本コストである。

[編集] β値(ベータ値)

マーケット指標である株価指数日経平均TOPIX等)に対しての、ある銘柄の感応度を示す変数のこと。

[編集] 問題点

資本コストを短絡的に理解してしまうと、「無借金経営は悪である」といったような、間違った認識を持ってしまいやすい。設備投資資金に対応するキャッシュが十二分に留保されている場合においては、増資も借入も行わずにキャッシュを利用すべきである。これは、借入をしようとしまいと配当を続ける限りにおいて自己資本コストに変化は無く、借入れを増やすことで企業の負担がその上に上積みされてしまうだけだからである。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

ことばこって?

「ことばこ」は、歴史の人物から最先端テクノロジーまで、なんでも調べられるオンライン百科事典です。ウィキペディア財団が運営を行なっているwikipedia.orgから引用をしています。

おススメサイト
トラブログ
アレどう?
アフィリエイトB