診断

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一般的に診断(しんだん)とは、いくつかの分析で検査する広い範囲を扱う。このような検査はいくつかの推論の上に基づいており、これは診断方法と呼ばれる。検査の結果はよく考えられた理想的なものであるが、必ずしも正確なものではない。

医学においては、診断は健康状態、あるいは病気を患者の徴候や他方向の結果から見分ける診断手続きである。 結果に達するこの過程は診断と呼ばれる。詳細は健康診断を参照のこと。

異常な症状を相談された医者は患者の病歴を知った後、彼の病気の徴候を調べる。 医者は診断に似た仮説を明確に述べ、多くの場合、治療前にさらに診断を確認する検査が用意され、行われる。 医学の検査は一般的に血圧の計量、脈拍のチェック、聴診器で心音を聞くことなどを行う。 また、血液検査検尿検便心電図エコー、唾液検査、呼気検査などもよく行われる。

[編集] 歴史

古来、医師は五感を駆使し、

  1. 自覚・他覚的に「病気である」とみなされる人と、そうでない人の間には、どのような違いがあるか。
  2. その違いは、同じ症状を呈する人の間で共通のものか。

という判断を無意識のうちに行い、その病気に名前をつけて治療法を探索してきた。しかしそれらは殆ど、先達者の口伝と自分の経験に多くを頼らざるを得なかった。

近代に入り、ヨーロッパでは学術雑誌が医学の世界にも広まり、多くの医師が経験を共有できることになった。また他方では、19世紀末から20世紀にかけてX線写真顕微鏡をはじめとする技術革新によって、「病気の患者とそうでない人の違い」を発見する手段が飛躍的に広がった。こうして医学は自然科学の仲間入りをしたと言える。

しかしその弊害として、各種検査値の正常/異常に囚われ、ひいては患者のクオリティ・オブ・ライフよりも検査値の正常化を優先して治療しているのではないかという批判が投げかけられるようになった。

[編集] 問題指向型診断

これに対する反省として、現在では問題指向型(Problem-oriented:PO)臨床診断が各大学・教育病院で広められつつある。これは1968年に米国の医師ウィードによって提唱されたもので、まず何よりも患者の訴えを最も重要な情報として扱う。

S(Subjective):患者の訴え(ただし、文字通りに受け取ってはならない)。
O(Objective):他覚的所見。まず五感を駆使して患者の状態を捉え、さらに各種検査の結果も入る。
A(Assessment):上記に対する医療者の解釈。
P(Plan):Aに基づき、今後なすべきこと。

SとOは医療者の主観を交えずに書かなければならない。

この方法の長所は、

  1. 診療録を書くことを通して患者の問題を洗い出すことが出来る。
  2. 何が一番の問題かが分かり、優先すべき治療が分かる。
  3. ほかの医療者とも情報・判断を共有しやすい。

という点にある。

[編集] 関連項目

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