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親孝行 から転送)

(こう)とは、儒教における重要な目の一つ。親によく従うことを示す。

日本では親孝行が様々な形で称揚されている。
親孝行の像(孝子像)」(笹川記念会館)

身近なところから段階的に進められる儒教の徳治において、まず家庭で守られるべき徳として「悌」とともに重要視された。「孝悌」と併用され、「孝悌はを為すの本」とされる。

君臣間の徳目である「」と常に齟齬を来すことになるが、中国朝鮮では多くの場合、「忠」よりも「孝」が大切だと考えられた。ただし、日本においては朱子学伝来以後、逆に「孝」よりも「忠」が大切だと考えられて、江戸幕府体制下では公的な見解として採られる様になっていった。

また祖先祭祀にとって孝は重要な原理となる。

よく孝を守る振舞い(「親孝行(おやこうこう)」)が高く評価され、これを実践する人を「孝子(こうし)」と呼ばれた。孝子として有名な儒教の聖人であり、孔子の弟子では曾子が孝の実践に優れていたとされる。曾子は『孝経』の作者とされる。

日本と、中国韓国では、「孝」そのものの解釈が若干異なるために、行動様式として孝の概念が逆になることもある(例えば日本では親の身代わりに子供が死ぬことは親不孝であるが、中国韓国では親孝行である)。

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