西鉄313形電車
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313形電車(313けいでんしゃ)は、西日本鉄道の通勤形電車である。
[編集] 概要
1952年(昭和27年)に313-363~316-366の2両固定編成4本が製造された。形式は制御電動車モ313形および制御車ク363形である。300形に続いて製造されたものであり、番号も300形の続き番号となっているが、形式は別形式である。外観は当時製造されていた国鉄80系の影響を受けて前面非貫通2枚窓となった。側面2扉で座席はロングシートであった。
なお、この車両は鉄道技術研究所の全面的なバックアップにより設計されたもので、普通鋼ながら日本で初めてモノコック構造を指向した設計となっている。このため、登場時には加重試験など多くのテストによりデータが残され、その後の東急5000形、国鉄モハ90系・20系(こだま型)など戦後の名車の登場へ向け、大きな礎となったことを知る人は少ない。
製造は近畿車輛が担当した。
[編集] 経歴
登場当時は大牟田線で使用していたが、非貫通2両固定で使いにくいこともあって後に太宰府線専用となり、1977年には4編成とも台車を狭軌用に取り替えて宮地岳線に転属した。1984年から順次車体更新が行われ、側面3扉に改造されるとともに前面窓と戸袋窓がHゴム支持固定窓に改められた。1986年から冷房化改造が実施された。
1992年(平成4年)から西武鉄道701系の廃車により発生した台車を譲り受けて従来の台車と振り替え、カルダン駆動方式に改造された。この時にク363形は連結面側の台車を動力台車としたので電動車となり、形式がモ363形となった(実際はモ363形は2個モーター車なので1.5M-0.5T編成である)。ただし、314-364編成はこの改造を受けておらず、廃車まで吊り掛け駆動方式のままであった。
2007年(平成19年)まで4編成とも宮地岳線で使用されてきたが、同年4月1日に西鉄新宮~津屋崎間が廃止となったことで314編成と316編成が余剰廃車となった。316編成は2006年9月から運用に入っておらず多々良車庫の定位置に止められていたが、部分廃止直後の2007年4月中旬に解体作業が行われ、314編成も既に解体が完了している。残る313編成と315編成は600形とともに貝塚線(旧宮地岳線)で使用されている。
[編集] 編成
- 313-363
- 314-364
- 315-365
- 316-366
- 316編成は313形としては初めて廃車になった車両である。
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