西鉄3000形電車
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3000形電車(3000けいでんしゃ)は、西日本鉄道天神大牟田線用の通勤形電車の一形式である。2007年鉄道友の会ローレル賞受賞車。
| 西鉄3000形電車
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|---|---|---|---|
| 車両形式 | ク3000・ク3500(先頭制御車) モ3100(先頭電動車) モ3300(中間電動車) | ||
| 製造年月 | 2006年3月~ | ||
| 制御装置 | 純電気ブレーキ付IGBT素子VVVFインバータ | ||
| 制動装置 | 電気指令式空気ブレーキ | ||
| 台車形式 | 川崎重工製KW-161B(電動車)/KE-162B(付随車) | ||
| 主電動機(出力) | 台車装架式三相誘導電動機(175kW) | ||
| 車両重量 | 26~28t(先頭車)/35t(中間車) | ||
| 車両定員(座席) | 先頭車118人(44人)/中間車131人(56人) | ||
| 全長/全幅/全高 | 19.500mm/2.770mm/4.096~4.170(パンタ装備車)mm | ||
| 補助電源装置(出力) | 3両編成・SIV 三相交流200V 60Mz(105kVA) 2両編成・SIV 三相交流200V 60Mz(70kVA) | ||
| 編成形態 | 3両固定編成(Tc-M-Tc) 2両編成(Mc-Tc) | ||
目次 |
[編集] 概要
- 600形と700形(現・廃車)の置き換え用として、2005年(平成17年)から製造された。製造は川崎重工業車両カンパニー。
- 導入にあたっては、車両は、鉄道事業の商品であるという考えのもと、以下の3つのコンセプトのもと、車両の仕様を決定した。
- ~一新~
- 現存の車両とは異なる新しいデザインで車両を作り、「ときめき」を感じる車両を作る。
- ~快適~
- 御客様の立場に立ち誰もが利用しやすい「ぬくもり」、「やすらぎ」を提供できる車両を作る。
- ~高品質~
- 社会の共感を得る事ができるような「ゆとり」ある移動空間を提供できる車両を作る。
- 2006年5月現在3両編成が2本(6両)、2両編成が2本(4両)の計10両が在籍している。2007年(平成19年)度までに3両編成が1本(3両)、2両編成が2本(4両)の計7両が製造される予定である。
- また、2007年(平成19年)2月27日に発表された第11次中期経営計画(2007年度~2009年度)の中において、本形式32両の追加投入が盛り込まれている。
西鉄3000形車内 試乗会開催時における西鉄3000形 |
[編集] 車両構造
[編集] 車体
車体は、従来車よりも50mm拡大し、2670mmから2724mmとし、耐食性の高いステンレス製(前頭部は普通鋼製)で、側面の塗装は、西鉄のコーポレートカラーでもある、ブルー・イエロー・レッドの3色のカラーを配してる。また、貫通扉や、スカートはブルーとなっている。但し、6050・7000・7050形と異なり運転室扉脇の「VVVF」のロゴマークは入れられていない。ヘッドライトは、従来のシールドビームから高輝度HIDに変更されている。パンタグラフは従来の下部交差式から、振動に対し追従性に優れるシングルアーム式とし、2両編成は大牟田駅側に、3両編成は、中間車両に2基ずつ設置している。冷房装置は従来の分散式から集中式に変更しているが、冷房能力は1台あたり、46.5kWとし1両に対する能力は従来どうりである。なお、ステンレス車体、高輝度HIDヘッドライト、シングルアーム式パンタグラフ、集中式冷房装置は、いずれも西鉄初である。
[編集] 制御装置
制御装置は、純電気ブレーキ付IGBT素子VVVFインバータで、2両固定編成用と3両固定編成用の2タイプがあり、2両固定編成はVVVFユニット1郡とSIVユニットを1セット、3両固定編成はVVVFユニット2郡とSIVユニットを1セットとし、1体箱に収めて、ぎ装の省スペース化を図っている。制御方式は、主電動機を高速かつ高精度に制御可能な、ベクトル制御を採用し、高粘着制御を可能とした。さらに、3両編成には、トリプルモードを搭載し、通常走行時の1C2M-VVVF制御の他に、1C4M-VVVF制御や、CVCF制御の3つのモードを制御ユニットに持たせる事によって、インバータ1郡故障時または、SIV故障時においても切り替え健全なインバーターユニットを利用し加速度2.5km/h/sを維持しつつ営業運転が可能になっている。なお、運転台には、LCDカラーディスプレイを設置し、無接点式のワンハンドルマスコンとなっている。
なお、2両編成は7000形・7050形同様に連結面側台車は主電動機を1つしか設置していないため、現状では1C3Mとなっている。また、3両編成は大牟田側のTc車も将来に備えて動力台車を履くなど電動車化が可能な設計になっている。
[編集] 車内
座席は転換式クロスシートを採用しており8000形や、2000形とは異なり末端部のシートも転換式となっている。なお、ドアとシートの間には仕切り板が取り付けられており、車端の連結部には4人掛けのロングシートを設置している。他、室内の騒音低減を図るため、車両間に妻引き戸が設置されている。また2006年5月現在、3001-3301-3501のみに液晶ビジョンが設置されており、主に列車の行き先、停車駅案内など案内していたが、最近では使用されていない場合が多い(ブラックアウト状態)。また、7000・7050形同様にLED式の車内案内表示機もドア上部に千鳥配置で設置されている。なお、ワンマン対応に関しては、西鉄から公式の発表が無く不明であるが、ワンマン運転時に使用されている7000・7050形と同様の発車予告の電子ベルが装備されている。
[編集] 運用
2006年3月25日から運行開始。運行当初は、6両編成(3両固定+3両固定、主に急行運用)と4両編成(2両固定+2両固定、主に普通運用)で運用されていた。2006年6月3日からは、5両編成(3両固定+2両固定)で運用されるようになった。
運行当初は6両編成での特急運用も存在したが、5両編成化後の定期運用は急行とラッシュ時の普通のみとなっている。 ただし、正月・GW等の多客時には通常の編成に2両増結の7両編成として特急運用に入る。 3000形は全車フル稼働のため、検査・故障などで1編成でも運用から抜けると2000形または5000形による代走となる。
[編集] 関連項目
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