西表祖納中継局
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
西表祖納中継局(いりもてそないちゅうけいきょく)は沖縄県八重山郡竹富町の西表島西部の祖納にあるラジオ・テレビの中継局。
目次 |
[編集] 概要
[編集] 放送エリア
[編集] 放送波の送受信
[編集] 沿革
- 1967年12月22日 沖縄放送協会(OHK、現在のNHK沖縄放送局)が沖縄本島に先駆けて宮古・八重山地区でテレビ放送を開始、八重山テレビジョン放送局(KSGA)の中継局として開局(US10ch・100W)。
- 1972年5月15日 本土復帰によりOHKはNHK沖縄放送局となり、OHK八重山テレビジョン放送局(KSGA)からNHK沖縄宮古総合テレビジョン(JOVQ-TV)の中継局となる(チャンネルはUS10chのまま)。
- 1975年 沖縄本島~宮古島間に海底ケーブルが暫定開通し、NHKニュースなどNHKの一部番組が全国・沖縄本島と同時放送となる(ただしモノクロ)。
- 1976年12月22日 沖縄本島との海底ケーブルが開通。これによりNHKのテレビ放送が全国・沖縄本島と同時放送となり、総合テレビの中継局は宮古島から沖縄宮古総合テレビ(JOVQ-TV)から那覇本局からの沖縄総合テレビジョン(JOAP-TV)へと変わり、チャンネルもアメリカ式のUS10chから日本式の8chへ変更された。そして新たに教育テレビが開始された(教育テレビ 1ch・100W)。
- 1991年11月 この年に起きた群発地震の影響で聴取エリアであるNHKラジオ第1放送の石垣中継局が夜間に受信しにくいのを踏まえ、AMであるラジオ第1放送をFMに変換しての中継局が開局(85.2MHz・10W)。
- 1993年12月16日 琉球放送(RBC)と沖縄テレビ(OTV)の沖縄県内民放テレビ2局が開局30年以上経過してようやく先島での放送が開始(RBC 23ch・OTV 25ch、映像出力はいずれも100W)。
- 1998年10月 NHKの放送波の与那国中継局への送信方法改善により、同局テレビの映像出力を約1/3の30Wに減力(音声出力は7.5Wに)。
- 2003年10月24日 NHKラジオ第2放送の中継局をFM波で開局(83.1MHz・10W)。
- 2004年4月1日 琉球放送(RBCiラジオ)とラジオ沖縄(ROK)の沖縄県内民放AMラジオ2局が中波混信(難聴)解消のためFMによる中継局を開局(RBCi 83.9MHz・ROK 81.5MHz、出力はいずれも10W)。
- 2009年 NHKの地上デジタルテレビジョン放送開始予定。
[編集] テレビジョン放送送信設備
[編集] 地上アナログテレビジョン放送
| 放送局名 | チャンネル | 空中線電力 | 放送対象地域 | 放送区域内世帯数 | 運用開始 |
|---|---|---|---|---|---|
| NHK沖縄教育 | 1 | 映像30W 音声7.5W | 全国放送 | 約350世帯 | 1976年12月22日 |
| NHK沖縄総合 | 8 | 沖縄県 | 1967年12月22日 | ||
| RBC琉球放送 | 23 | 映像100W 音声25W | 1993年12月16日 | ||
| OTV沖縄テレビ放送 | 25 |
- NHK総合テレビは前身のOHKテレビ時代~復帰後NHK宮古テレビ(JOVQ-TV)中継局時代にはUS10chで放送。沖縄本島・全国と同時放送となった1976年12月22日より現行の8chに。
- 琉球朝日放送(QAB)は未開局。
[編集] 地上デジタルテレビジョン放送
| リモコンキーID | 放送局名 | チャンネル | 空中線電力 | 放送対象地域 | 放送区域内世帯数 | 放送開始予定 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | NHK沖縄総合 | 17 | 10W | 沖縄県 | - | 2009年 |
| 2 | NHK沖縄教育 | 13 | 全国放送 | |||
| 3 | RBC琉球放送 | 14 | 沖縄県 | 未定 | ||
| 5 | QAB琉球朝日放送 | 15 | ||||
| 8 | OTV沖縄テレビ放送 | 16 |
[編集] ラジオ放送送信設備
| 放送局名 | 周波数 | 空中線電力 | 放送対象地域 | 放送区域内世帯数 | 放送開始 |
|---|---|---|---|---|---|
| ROKラジオ沖縄 | 81.5MHz | 10W | 沖縄県 | - | 2004年4月 |
| NHK沖縄第2 | 83.1MHz | 全国放送 | 2003年10月 | ||
| RBCi琉球放送 | 83.9MHz | 沖縄県 | 2004年4月 | ||
| NHK沖縄第1 | 85.2MHz | 1991年11月 |
- いずれも本来はAMラジオ局だが、夜間における外国との混信を避けるため、FMでの中継局となっている。
- 本来のFMラジオ局であるNHKFM放送は中継局を設置していない。このためラジオ深夜便がNHKラジオ第1の放送機器のメンテナンスで休止(深夜1:00~5:00)になる場合、この地域では他地域のラジオ第1や石垣中継局のFM放送が受信できない限り休止となる。

