西武池袋線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

6000系(2007年2月10日、小手指車両基地にて撮影)
9000系(2006年8月27日、元加治駅にて撮影)

池袋線(いけぶくろせん)は、東京都豊島区池袋駅埼玉県飯能市吾野駅を結ぶ西武鉄道鉄道路線である。

吾野駅で接続する西武秩父線は実質的に本路線の延長だが、運転系統は特急などを除きスイッチバックのある飯能駅で分割されている。そのため、池袋線は池袋~飯能間の路線であると思われがちであり、多くの地図などでも誤った記載が見られる。

また、西武有楽町線を経由して東京地下鉄有楽町線有楽町新線との相互直通運転、西武秩父線経由で秩父鉄道への直通運転(片乗り入れ)も行っている。また、2008年6月の東京地下鉄副都心線の開業時には同時に同線との直通運転を行うことも決定している。

目次

[編集] 路線データ

  • 路線距離(営業キロ):57.8km
  • 軌間:1067mm(狭軌)
  • 駅数:31駅(起終点駅含む)
  • 電化区間:全線(直流1500V 架空電車線方式
  • 複線区間:
    • 複々線:練馬~練馬高野台間(3.5km)
    • 複線:池袋~練馬間(6.0km)、練馬高野台~飯能間(34.2km)、北飯能信号所~武蔵丘信号所間(1.5km)
  • 最高速度:105km/h(ATS照査速度の上限は115km/h)

[編集] 沿線風景

[編集] 池袋~練馬

この区間は複線で、池袋駅江古田駅までは地上を走っている。池袋~椎名町間はカーブが続く。

また、椎名町駅桜台駅では10両編成の列車が停車できるよう工事が進められている。

東長崎駅は駅舎工事が行われており、すでに完成しているホームは10両編成が停車できる。また、発車時のメロディの音程が違う。

[編集] 練馬~石神井公園

練馬から複々線となる。練馬を出た後は、練馬区役所が見えてくる。途中で目白通りを通った先には、中村橋駅が見える。中村橋駅を出ると、途中で練馬区立美術館と練馬第三小学校が見えており、そのすぐには富士見台駅が見える。中村橋駅~富士見台駅は駅間距離が近く、互いに隣同士の駅が見えるほどである。中村橋駅を出ると、途中で石神井東小学校を通過し、練馬高野台駅に着く。高架区間と複々線もここで終わりだが今後石神井公園駅まで高架になる。練馬高野台駅を出ると、笹目通りと交差し、勾配20‰を下り、地上に戻る。そして、石神井公園駅に到着する。

[編集] 石神井公園~ひばりヶ丘

ひたすら住宅街や畑を通過する。保谷駅ひばりヶ丘駅間に大きなカーブが存在し、池袋線で有名な撮影スポットの一つとなっている。

[編集] ひばりヶ丘~所沢

ひばりヶ丘駅を出ると東久留米駅まで住宅街がほとんどである。東久留米を出ると黒目川の橋を渡り、林や畑や住宅などの間を通り、カーブする。すると工事中の道路がみえ清瀬駅に到着。

清瀬と秋津駅の間は直線が続き、沿線が住宅街や畑がほとんどである。空堀川を越えしばらくすると秋津駅に到着する。

秋津を出るとすぐにJR武蔵野線と交差し、マンションが見えてくるとカーブする。そして、秋津からJR連絡線とが併走状態になり所沢駅まで三線区間になる。

カーブした後は広い丘やごみ焼却場の煙突が見え住宅街を走る。

大きな団地群が見え陸橋をくぐるとかなり大きいカーブを曲がる。曲がるとすぐに西武新宿線の線路が見え所沢駅に到着。

[編集] 所沢~小手指

所沢駅を出ると緩い坂を上り、右へ大きく曲がる。

所沢駅を出てすぐに新宿線と立体交差する。新宿線との交差後もカーブは続く。ちなみにこのあたりのカントは結構きつい。カーブが終わると次の西所沢駅までは直線が続く。このあたりは住宅街である。西所沢駅の手前には複雑なポイントが存在し、車体は多少揺れる。西所沢駅を出るとガードがあり埼玉県道179号所沢青梅線と立体交差し、非常に緩いS字カーブを走る。さらに東川を越えると、この付近には六所神社や住宅街、畑が広がる。S字カーブが終わると上新井の大踏切(西所沢5号踏切)から小手指駅までは直線である。

ちなみにこの先、狭山ヶ丘方面へは列車の数が減る。

[編集] 小手指~入間市

小手指駅を出た列車は、右側に小手指車両管理所を眺めながら進む。ここまで来ると車窓には武蔵野の面影残す雑木林や畑が住宅に混ざって見えてくる。貨物輸送時代の側線を残す狭山ヶ丘駅で進路を北に変える。武蔵藤沢駅を過ぎると航空自衛隊入間基地(とその跡地)の中を通り抜ける。

かつては自衛隊への物資輸送のための下原駅という貨物駅が設置されていた。稲荷山公園駅は狭山ヶ丘駅同様、駅自体がカーブしている。稲荷山公園駅を出発すると程なく入間市駅に到着する。毎年11月3日の入間航空祭開催時はこの駅折り返し列車が運行される。

[編集] 入間市~飯能

入間川橋梁を走る6000系

入間市を出ると列車は築堤の上を走り、国道16号線と霞川を渡る。渡り終えるとすぐ切り立った崖に沿って走る。そのため進行方向右側の眺めは大変良い。崖を下ると黒須貨物駅の跡を通り抜け、圏央道をくぐり、仏子駅に到着する。入間市~仏子間は進行方向左側に加治丘陵が見えるため緑に溢れている。待避・折り返し用の中線がある仏子駅を出発すると築堤を走り、右側に団地を眺めつつ入間川を渡る。この入間川橋梁は西武池袋線の橋梁の中で最も長い。入間川を渡る際、進行方向左側には使用されていない旧入間川橋梁が錆びた姿を晒している。また、右側の河原ではかつてアケボノゾウの足跡化石が見つかった事がある。入間川橋梁を渡りきると池袋線唯一の無人駅である元加治駅に到着する。元加治駅からはかつて入間川に向かう貨物線が伸びていた。元加治駅前は路線バスなどの発着もないため閑散としている。元加治を出ると畑と住宅地の中を走り、やがてJR八高線と交差する。かつてこの地点には笠縫信号所が設けられ、複線から単線になっていた。八高線をくぐり抜けると上下線が分かれる。ここはかつて、貨物列車を通すための短絡線を分岐させるためのものであったが、結局短絡線は造られることはなかった。変電所が見えてくるあたりで未成線となった短絡線の建設予定地が分かれていく。しばらく行くと、東飯能方面からの線路が合流し、飯能駅に到着する。

[編集] 飯能~吾野

この節は、書きかけです。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。

[編集] 歴史

現・西武鉄道の創業路線であり、1915年(大正4年)に前身の武蔵野鉄道により池袋~飯能間が開業したのが始まりである。

  • 1915年(大正4年)4月15日 - 武蔵野線(JRの武蔵野線とは別)池袋~飯能間(44.2km)開業。東長崎駅、練馬駅、石神井駅、保谷駅、東久留米駅、(旧)小手指駅、元狭山駅、豊岡町駅、仏子駅開業
  • 1915年(大正4年)8月 元狭山駅を三ヶ島村駅に改称
  • 1917年(大正6年)12月12日 - 秋津駅開業
  • 1917年(大正6年)12月16日 - 黒須貨物駅開業
  • 1918年(大正7年)3月1日 - (旧)小手指駅を西所沢駅に改称
  • 1922年(大正11年)11月1日 - 池袋~所沢間電化(直流1500V)、江古田駅開業
  • 1924年(大正13年)6月11日 - 椎名町駅、中村橋駅、田無町駅、清瀬駅開業
  • 1924年(大正13年)11月1日 - 東大泉駅開業
  • 1925年(大正14年)3月15日 - 貫井駅開業
  • 1925年(大正14年)3月25日 - 所沢~西所沢間電化
  • 1925年(大正14年)12月13日 - 西所沢~飯能間電化
  • 1926年(大正15年)4月1日 - 武蔵藤沢駅開業
  • 1926年(大正15年)4月3日 - 元加治駅開業
  • 1928年(昭和3年)8月11日 - 池袋~練馬間複線化
  • 1929年(昭和4年)3月20日 - 練馬~保谷間複線化
  • 1929年(昭和4年)5月25日 - 上り屋敷駅開業
  • 1929年(昭和4年)9月10日 - 飯能~吾野間(14.1km)開業、全線開通
  • 1931年(昭和6年)4月1日 - 天覧山駅開業
  • 1931年(昭和6年)12月10日 - 東飯能駅開業
  • 1933年(昭和8年)3月1日 - 貫井駅を富士見台駅に、石神井駅を石神井公園駅に、東大泉駅を大泉学園駅に、三ヶ島村駅を狭山ヶ丘駅に、虎秀駅を東吾野駅に改称
  • 1933年(昭和8年)4月1日 - 稲荷山公園駅開業
  • 1936年(昭和11年)7月10日 - 桜台駅開業
  • 1938年(昭和13年)2月19日 - 松井村駅開業
  • 1938年(昭和13年)3月1日 - 松井村駅を所沢飛行場駅に改称
  • 1940年(昭和15年)11月1日 - 所沢飛行場駅を東所沢駅に改称
  • 1945年(昭和20年)2月3日 - 上り屋敷駅、東所沢駅、天覧山駅休止
  • 1945年(昭和20年)4月1日 - 長江貨物駅開業
  • 1945年(昭和20年)11月20日 - 下原駅開業
  • 1946年(昭和21年)2月14日 - 保谷~田無町駅(現・ひばりヶ丘駅)間複線化
  • 1952年(昭和27年)3月25日 - 線路名称を池袋線に改称
  • 1953年(昭和28年)1月15日 - 上り屋敷駅、黒須貨物駅廃止
  • 1953年(昭和28年)3月10日 - 長江貨物駅を西武市場貨物駅に改称
  • 1953年(昭和28年)3月20日 - 田無町~東久留米間複線化
  • 1953年(昭和28年)9月26日 - 東久留米~清瀬間複線化
  • 1954年(昭和29年)10月10日 - 天覧山駅廃止
  • 1959年(昭和34年)5月1日 - 田無町駅をひばりヶ丘駅に改称
  • 1959年(昭和34年)12月21日 - 清瀬~秋津間複線化
  • 1960年(昭和35年)5月25日 - 秋津~所沢間複線化
  • 1963年(昭和38年)9月1日 - 西武市場貨物駅廃止
  • 1965年(昭和40年)11月5日 - 所沢~西所沢間複線化
  • 1966年(昭和41年)5月25日 - 西所沢~小手指信号所間複線化
  • 1967年(昭和42年)4月1日 - 豊岡町駅を入間市駅に改称
  • 1967年(昭和42年)10月28日 - 小手指信号所~武蔵藤沢間複線化
  • 1968年(昭和43年)11月13日 - 武蔵藤沢~入間市間複線化
  • 1969年(昭和44年)10月2日 - 仏子~笠縫信号所間複線化
  • 1969年(昭和44年)10月14日 - 西武秩父線開業、直通運転開始
  • 1970年(昭和45年)11月20日 - (新)小手指駅開業
  • 1975年(昭和50年)3月20日 - 入間市~仏子間複線化
  • 1982年(昭和57年)12月20日 - 下原駅廃止
  • 1989年(平成元年)4月1日 - 秩父鉄道秩父本線へ乗り入れ開始
  • 1994年(平成6年)12月7日 - 練馬高野台駅開業
  • 1998年(平成10年)3月26日 - 西武有楽町線を介して帝都高速度交通営団(現・東京地下鉄)有楽町線と相互直通運転開始
  • 2001年(平成13年)12月6日 - 池袋~飯能間で唯一残っていた単線区間(飯能駅構内の350m)が複線化、笠縫信号所廃止
  • 2001年(平成13年)12月15日 - 中村橋~練馬高野台間複々線化
  • 2003年(平成15年)3月12日 - 練馬~中村橋間複々線化

[編集] 運転

運転系統は、飯能駅を境に池袋~飯能間と西武秩父線を含む飯能~西武秩父間に二分されている。池袋~西武秩父間を直通運転するのは定期では特急のみであるが、土曜・休日には快速急行が直通運転を実施する。

以下、池袋~飯能間の運転について述べる。飯能~吾野間については、西武秩父線も参照されたい。

平日の日中と土曜・休日は基本的にそれぞれの種別が途中駅まで急行運転し、以遠が各駅停車となる郊外電車型の停車パターンである。

平日ラッシュ時は、優等列車の停車駅を千鳥配置にする千鳥停車を採用することで、各列車の混雑を分散するように配慮されている。そのため、多様な停車パターンの多数の列車種別が運転されている。

また、グッドウィルドーム(西武ドーム)でのイベントなどの開催時には、狭山線への臨時列車が多数運転される。

各駅停車は通常池袋~小手指間(平日池袋発一番列車の飯能行と土曜・休日の上りの飯能駅からの各駅停車あり)までの運転であるため、狭山ヶ丘駅以遠は急行・快速・準急が各駅停車の役割を果たす。

練馬~練馬高野台間で高架複々線化事業を実施していたが、現在はさらに石神井公園駅まで実施される計画があり、早期着工に向けて手続きが進められている。高架複々線化されている駅ではホーム内側に各駅停車(練馬駅では有楽町線直通列車と快速・準急も停車する)、ホーム外側に優等列車(通過線)の1面4線(練馬駅では2面6線)。また区間では準急や急行などの優等列車が各駅停車を追い越す場面も見られるが、逆にダイヤの関係上各駅停車が優等列車を追い越す場面もある(これは各駅停車が石神井公園駅で接続するため、優等列車が徐行運転を余儀なくされている。)。なお、石神井公園駅では2007年3月6日のダイヤ改正から下り線の接続扱いが廃止されている。

[編集] 直通運転

[編集] 列車種別

[編集] 現在の種別

  • 特急
    池袋・所沢~飯能・西武秩父間を運転する有料特急。定期列車で唯一西武秩父線へ直通運転を行う。昼間はほぼ全列車「ちちぶ」での運転となる。
    • ちちぶ」:池袋~西武秩父間の運転
    • むさし」:池袋~飯能間の運転
    • ドーム」:池袋~西武球場前間の運転(臨時列車)
    • なお、1993年までは入間市駅通過の「おくちちぶ」が存在したが、現在は廃止されている(2003年3月12日ダイヤ改正で「おくちちぶ」自体も廃止)。
  • 快速急行
    料金不要の列車では最速達の列車。平日と土曜・休日とでは大きく色合いが異なり、平日は朝ラッシュ時と昼間を中心に池袋~飯能間で運転される。土曜・休日は池袋~西武秩父(一部長瀞・三峰口)間で運転され、長瀞・三峰口発着列車は横瀬駅で分割・併合を行い、長瀞発着の列車は西武秩父駅を通らない。行楽的色合いが強く、午前中は下り列車が多く設定され、夕方には上り列車が設定されている。
    原則として西武秩父線直通列車は4000系8両編成で、飯能止まりは2000N系などの通勤車両で8両編成もしくは10両編成で運行される。
    英文種別表記は「Rapid Exp.」である。
  • 急行
    池袋線の中心的種別で、終日池袋~飯能間で運転される。土曜・休日は昼間の快速急行の設定がないため、平日と土曜・休日とでは運転間隔・本数が異なる。原則として10両編成での運転。
  • 通勤急行
    平日朝上りのみ飯能→池袋間の片道運転。急行とともに千鳥式運転を行い、東久留米、保谷、大泉学園に停車する代わりに急行停車駅であるひばりヶ丘駅は通過する。
    英文種別表記は「Express」で「急行」と同じである。
  • 快速
    朝と夕方は池袋駅発着で運転され、いわば急行の補完的存在である。なお、日中は有楽町線に乗り入れる列車がメインとなる。土曜・休日は池袋~西武球場前間運転の列車(池袋~所沢間は通年運転、所沢~西武球場前間は冬季以外に運転)もある。2001年12月15日のダイヤ改正から練馬駅が停車駅に加えられた。
    昼間の快速急行(平日運転)・急行・有楽町線直通の快速は飯能で西武秩父行との接続を考慮している。
  • 通勤準急
    平日の朝の上下と夜間の下りのみ、池袋~所沢、小手指、飯能間の運転となる。大泉学園以遠は各駅に停車し、大泉学園~池袋間はノンストップ。準急停車駅である練馬駅と急行も止まる石神井公園駅は通過となる。2005年3月17日のダイヤ改正から平日朝の下りにも運転されるようになった。
    なお、通勤準急は殆どが上り・下りともひばりヶ丘駅で急行(朝の一部は快速急行)と待ち合わせる。
    英文種別表記は「Semi Exp.」で「準急」と同じである。
  • 準急
    終日にわたって運転される。平日の朝の上りと夕方の下りは有楽町線直通がほとんどで、同列車は10両編成だが、池袋発着の列車は8両編成運転も比較的多い。
  • 普通
    各駅停車。一部東京地下鉄有楽町線・有楽町新線に直通。豊島線への直通列車は練馬駅で東京地下鉄有楽町線直通列車と接続する(接続相手は普通電車がメインだが、一部準急・快速との接続もある)。池袋発着の普通列車はホーム長のために最大8両編成で運行する。なお、小手指~飯能間においては早朝・深夜以外は運転されない。飯能~西武秩父間は終日4両編成で運転されていて、ワンマン運転を行う。
    日中の運転系統は、池袋~豊島園・保谷、新木場~清瀬、新線池袋~小手指間が主体。

この他、野球開催日や12月の秩父夜祭をはじめ沿線で開催されるイベントに合わせ、通常運行されない区間への延長運転や臨時停車が行われる。

[編集] 廃止された種別

  • 通勤快速
    1988年に登場し、平日朝ラッシュ時上り1本のみ設定されていた。設定当初は所沢~池袋間での運転で、この区間で急行の続行運転を行っていた。後に小手指駅始発に繰り下がり、1993年12月のダイヤ改正時に飯能駅始発に、1998年3月のダイヤ改正で再び小手指駅始発となり、同時に東久留米駅にも停車するようになったが、2001年12月のダイヤ改正で消滅した。
    • 途中停車駅の変遷
    1988年12月5日改正(運転開始) - 所沢-大泉学園-池袋
    1992年12月14日改正 - 小手指-所沢-大泉学園-池袋
    1993年12月6日改正 - 飯能-入間市-小手指-所沢-大泉学園-池袋
    1998年3月26日改正~2001年12月15日改正(廃止) - 小手指-所沢-東久留米-大泉学園-池袋
  • 区間準急
    池袋~練馬間のみを通過運転する種別で、平日の朝の上下列車に設定された。1998年3月のダイヤ改正で有楽町線直通列車設定で池袋駅への直通列車が大幅に減少した中村橋駅富士見台駅練馬高野台駅から池袋駅への利便を図るために設定されたが、2003年3月のダイヤ改正で消滅した。
    運転区間は池袋~所沢・小手指・西武秩父間(シーズン時下りのみ)で基本的に10両で運転していたが、西武秩父駅行のみ小手指駅で前の2両を切り離していた。

[編集] 停車駅の覚え方

阪神電気鉄道阪急電鉄と共に、日本の私鉄で最も列車種別が複雑な路線である様に思われるが、池袋線は法則性を見抜けば把握が比較的容易である。

  • 特急を除く料金不要列車の内、種別名に「通勤」の付かない快速急行から区間準急までは、練馬駅から飯能駅までの基本的な停車パターンは殆ど同じで、どの駅から各駅停車になるかの基準が異なる。
  • これに対し「通勤」の付く通勤快速・通勤急行・通勤準急は、急行停車駅である石神井公園駅ひばりヶ丘駅のどちらかまたは両方を通過し、代わりに急行通過駅だが乗降人員の多い大泉学園駅には必ず停車する。

新宿線は池袋線に比べ種別数が少なく、千鳥停車も廃止された為、複雑さについてはやや種別数の多い他社と同程度である。

[編集] 使用車両

[編集] 自社車両

[編集] 乗り入れ車両

[編集] 投入される可能性がある車両

[編集] 女性専用車

  • 平日朝7:30~9:30に池袋駅に到着する上り快速急行・急行・通勤急行・快速・通勤準急・準急の進行方向最後尾車両(実施区間は飯能~池袋間)
  • 平日朝7:20~9:20に小竹向原駅に到着する上り有楽町線直通電車の進行車両最後尾車両(実施区間は全区間。東京メトロ有楽町線内は9:20を過ぎた時点で女性専用車の扱いは取りやめとなる)

[編集] 駅一覧・停車駅

なお、一部他路線も含まれるが、運転系統上運行されるものについてを記してある。

路線名 駅名 駅間キロ 各駅停車 準急 通勤準急 快速 通勤急行 急行 快速急行 特急 接続路線等 所在地
池袋線 池袋駅 -       東日本旅客鉄道山手線埼京線湘南新宿ライン
東武鉄道東上線
東京地下鉄丸ノ内線(M-25)、有楽町線(Y-09)、有楽町新線副都心線)(Y-09)
東京都 豊島区
椎名町駅 1.9        
東長崎駅 1.2        
江古田駅 1.2         練馬区
桜台駅 0.9        
西武有楽町線 小竹向原駅 1.2                     東京地下鉄:有楽町線(Y-06)、有楽町線新線(副都心線)(Y-06)(ともに直通運転
新桜台駅 1.4                      
池袋線 練馬駅 0.8 都営地下鉄大江戸線(E-35)
豊島線 豊島園駅 1.0                         都営地下鉄:大江戸線(E-36)
池袋線 中村橋駅 1.5    
富士見台駅 0.8    
練馬高野台駅 1.2    
石神井公園駅 1.1    
大泉学園駅 1.9    
保谷駅 1.6     西東京市
ひばりヶ丘駅 2.3    
東久留米駅 1.4     東久留米市
清瀬駅 1.8     清瀬市
秋津駅 2.2   東日本旅客鉄道:武蔵野線新秋津駅東村山市
所沢駅 3.0   西武鉄道:新宿線 埼玉県 所沢市
西所沢駅 2.4   西武鉄道:狭山線
狭山線 下山口駅 1.8              
西武球場前駅 2.4           西武鉄道:山口線
池袋線 小手指駅 2.2      
狭山ヶ丘駅 2.2      
武蔵藤沢駅 1.3       入間市
稲荷山公園駅 3.0       狭山市
入間市駅 0.9       入間市
仏子駅 2.9      
元加治駅 1.3      
飯能駅 2.7     飯能市
東飯能駅 0.8                   東日本旅客鉄道:八高線
北飯能信号所 0.5                            
武蔵丘信号所 1.5                             日高市
高麗駅 2.0                    
武蔵横手駅 2.8                    
東吾野駅 2.5                     飯能市
吾野駅 4.0                    
西武秩父線
西吾野駅 3.6                    
正丸駅 2.7                    
正丸トンネル信号所 2.7                             秩父郡
横瀬町
芦ヶ久保駅 3.4                    
横瀬駅 4.0                   秩父鉄道秩父本線長瀞方面直通運転)
西武秩父駅 2.6                   秩父鉄道:秩父本線(御花畑駅)(※徒歩乗換
秩父鉄道:秩父本線(三峰口方面直通運転)
秩父市
  • 保谷駅は、一部が練馬区に跨っている。
  • 元加治駅は、一部が飯能市に跨っている。
  • 特急の「」は臨時停車。特急列車記事も参照。
  • :池袋発平日朝8時02分発は期間限定(4月3日~6月2日、9月11日~11月2日の平日)で小手指~西武秩父間延長運転
  • ■:小竹向原発朝5:46飯能行1本のみ(土曜・休日のみ)運行

また、準急・快速・急行は12月に行われる秩父夜祭が開催される時は西武秩父駅まで延長運転される。

[編集] かつて存在していた駅・信号所

  • 池袋線
    • 上り屋敷駅(池袋~椎名町間 1929年5月25日開業・1945年2月3日休止・1953年1月15日廃止)
    • 長江駅→西武市場駅(貨物駅 東長崎~江古田間 1945年4月1日開業・1963年9月1日廃止)
    • 松井村駅→所沢飛行場駅→東所沢駅(秋津~所沢間 1938年2月19日開業・1945年2月3日休止)
    • 下原駅(武蔵藤沢~稲荷山公園間 1945年11月20日開業・1982年12月20日廃止)
    • 黒須駅(貨物駅 豊岡町(現・入間市)~仏子間 1917年12月16日開業・1953年1月15日廃止)
    • 笠縫信号所(元加治~飯能間 1969年10月2日開業・2001年12月6日廃止)
    • 天覧山駅(東飯能~高麗間 1931年4月1日開業・1945年2月3日休止・1954年10月10日廃止)
  • 西武秩父線
    • 東横瀬駅(貨物駅 芦ヶ久保~横瀬間 1996年4月1日廃止)

[編集] PASMO導入について

池袋線では、2007年3月18日からSuicaとの相互利用が可能なICカードPASMO」を導入しているが、自動改札機が設置されていない武蔵横手・東吾野・吾野の各駅は簡易ICカード改札機、その他の駅は自動改札機での対応となっている。

[編集] その他

  • 池袋駅到着前の車内放送において、接続路線の案内を一切行っていなかったが、現在は案内をしている。
  • 東吾野~吾野間に鎌倉坂隧道(トンネル)が存在する。当線で唯一の隧道(トンネル)である。
  • 当線の営業キロは57.8キロだが、終点吾野駅の手前に58キロポストが打たれている。

[編集] 関連項目

西武鉄道の鉄道路線</dt>
池袋線 - 西武有楽町線 - 豊島線 - 狭山線 - 西武秩父線
新宿線 - 拝島線 - 国分寺線 - 西武園線 - 多摩湖線 - 多摩川線 - 安比奈線 - 山口線</dd>

ことばこって?

「ことばこ」は、歴史の人物から最先端テクノロジーまで、なんでも調べられるオンライン百科事典です。ウィキペディア財団が運営を行なっているwikipedia.orgから引用をしています。

おススメサイト
トラブログ
アレどう?
アフィリエイトB