西村清彦
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西村 清彦(にしむら きよひこ、Kiyohiko G. Nishimura、1953年3月30日 -)は、日本の経済学者。東京都出身。現在の肩書きは日本銀行政策委員会審議委員(任期は2010年4月まで)。専門は理論経済学と経済統計。もともとはニュー・ケインジアン的な立場からマクロ経済学のミクロ的基礎に関する理論を研究の中心としていたが、価格形成のメカニズムをはじめとする現実経済に関する著書や、産業組織論の論文も多い。
正式な姓名は西村 淸彦であるが、これまで発表した著書・論文の著者名はすべて「清彦」表記であり、本人はそれほど姓名の表記にこだわっていない模様である。
著書中で、現在の日本経済の状況を、量的緩和・ゼロ金利政策によってかろうじて生きながらえているモルヒネ経済と表現している。ただし、文脈から言って、従来の政策に対する批判や早急なゼロ金利政策撤廃の提言をしているというより、単に1990年代から2000年代前半の日本経済の状況にそのように言及している形であり「モルヒネは劇薬だからいつかはやめなければならない。しかし急にやめると痛みが出てくる」とも表現している。
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[編集] 経歴
- 麻布高等学校卒業
- 東京大学経済学部卒業(1975年)
- 同大学院経済学研究科修士課程修了(1977年)
- 米国イェール大学大学院博士課程修了。Ph.D.(経済学)取得(1982年)
- 東京大学経済学部助教授(1983年)を経て東京大学経済学部教授(1994年)
- 第4回中原賞受賞(1998年)
- 日本銀行政策委員会審議委員(2005年)
[編集] 著書
[編集] 単著
- 『経済学のための最適化理論入門』(東京大学出版会, 1990年)
- Imperfect Competition, Differential Information and Microfoundations of Macroeconomics,(Clarendon Press, 1992).
- 『日本の地価の決まり方』(筑摩書房[ちくま新書], 1995年)
- 『「価格革命」のマクロ経済学』(日本経済新聞社, 1996年)
- 『プレーリー・ドッグの嘆き』(講談社, 1997年)
- 『「やわらかな経済学」で日本経済の謎を解く』(日本経済新聞社, 1999年/「やわらかなアタマで日本経済の謎を解く」に改題, 日経ビジネス文庫, 2002年)
- 『日本経済見えざる構造転換』(日本経済新聞社, 2004年)
[編集] 共著
- (峰滝和典)『情報技術革新と日本経済』(有斐閣, 2004年)
[編集] 編著
- 『不動産市場の経済分析――情報・税制・都市計画と地価』(日本経済新聞社, 2002年)
[編集] 共編著
- (三輪芳朗)『日本の流通』(東京大学出版会, 1991年)
- (三輪芳朗)『日本の株価・地価』(東京大学出版会, 1991年)
- Distribution in Japan, co-edited with Yoshirou Miwa, (Oxford University Press, 2002).
- (山下明男)『社会投資ファンド――PFIを超えて』(有斐閣, 2004年)

