葬送行進曲
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葬送行進曲(そうそうこうしんきょく)とは、葬儀において遺体を墓地まで搬送するときの行進をモデルとして作曲される、行進曲の一種である。
通常の葬送行進曲は、速度はやや遅めで、2拍子で書かれる。拍子の中を3分割する(6/8拍子など)のは避けられ、2のべき乗に分割される。葬送行進曲は死のイメージと直結するため、明るく華やかな長調は避けられ、主に短調で書かれることが多い。
有名な曲で特定人物の葬儀のために作曲されたものは少ないが、これらの曲が実際の葬儀において用いられることがある。時には著名人の葬儀において、葬列とともに行進する吹奏楽団がショパンやベートーヴェンの葬送行進曲を演奏するような例もみられる。
[編集] 有名な葬送行進曲
- モーツァルト - 『フリーメースンの葬送音楽』K.477 (479a)
- ベートーヴェン - ピアノソナタ第12番の第3楽章、交響曲第3番「英雄」の第2楽章
- ショパン - ピアノソナタ第2番「葬送」の第3楽章
- ベルリオーズ - 『ハムレット』の最後のシーンのための葬送行進曲
- アルカン - 独奏ピアノのための交響曲Op.39 no.5 の第2楽章
- ワーグナー - 「ジークフリートの葬送行進曲」(『神々の黄昏』第3幕)
- マーラー - 交響曲第5番の第1楽章
- ブリテン - 「フランク・ブリッジの主題による変奏曲」の第8変奏
- 「哀之極」(かなしみのきわみ) - 日本の天皇の大喪の礼に用いられる。
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