花園天皇宸記

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花園天皇宸記(はなぞのてんのうしんき)は、花園天皇の日記。

延慶3年(1310年)10月から正慶元年/元弘2年(1332年)11月にわたる23年間<ref>欠月は次のとおり</br>応長元年(1311年)7~10月</br>正和元年(1312年)4、5、7月</br>同3年(1314年)7~12月</br>文保元年(1317年)7~11月</br>同2年(1318年2~12月</br>元亨3年(1323年1~2月</br>同4年(1324年)5月</br>嘉暦4年(1329年)1~8月、元徳元年(1329年)8~10月</br>同3年(1331年)1~9月</br>正慶元年(1332年)7~9月</ref>から成る日記。鎌倉時代後期の貴重な史料。花園天皇自身はこの日記を『等閑記』と称している。『花園天皇日記』『花園院宸記』など別称が多いが、『国書総目録』(岩波書店刊)では“はなぞのいんしんき”の項にまとめて記載がある。翻刻には3点あり、刊行順に『列聖全集』(列聖全集編纂会,1915-1917、底本は旧家秘蔵本)、『史料大成続編』33,34(内外書籍,1938、底本は概ね『列聖全集』)、『史料纂集』62,66,80(続群書類従完成会,1982-1986、底本は宮内庁書陵部本)である。なお、1965年に臨川書店より刊行された『増補史料大成』(ここでは2,3巻)は『史料大成』の復刻版の意味合いが強い。

現存部分のほとんどが花園天皇宸筆である。また、特に正中の変元弘の変などに関する記事が豊富かつ詳細であるため、後醍醐天皇の活動状況を研究する上での基本史料となっている。

目次

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