芦ノ湖

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芦ノ湖
芦ノ湖観光を展開する
伊豆箱根鉄道の遊覧船(手前)と
箱根観光船の遊覧船(奥)
所在地 神奈川県足柄下郡箱根町
面積 -- km²
周囲長 -- km
最大水深 43.5 m
平均水深 15.0 m
貯水量 -- km³
水面の標高 723 m
成因 カルデラ湖
淡水・汽水 淡水
湖沼型 中栄養湖
透明度 -- m

芦ノ湖(あしのこ)は神奈川県足柄下郡箱根町にある、箱根山カルデラ湖である。

目次

[編集] 地理

神山が約3000年前に水蒸気爆発火砕流を起こした際、山の一部が大崩壊を起こす山体崩壊が発生し、その結果誕生したカルデラ湖である。

神奈川県南西部にある県内最大ので、早川水系に属し、北部(箱根町仙石原)から流れ出る早川の水源になっている。

箱根駒ヶ岳から見た芦ノ湖


[編集] 観光

湖畔を中心に観光名所やリゾート施設が数多く点在する観光地で、富士山も望める景勝地としても知られている。 近年では毎年正月に開催される東京箱根間往復大学駅伝競走の往路ゴール、復路スタート地点としても知られ、多くの観光客を集める。

湖上には、小田急電鉄系列の箱根観光船伊豆箱根鉄道西武グループ)の芦ノ湖遊覧船が運航されている。発着する船着き場が異なり、各系列外の割引券やフリーパスが使えない場合があるので、乗船には注意する必要がある。

釣り場としても芦ノ湖は有名である、ニジマスなどのマス類やブラックバスなど、古くから外国産の魚類が放流されてきた歴史がある。なおブラックバスは赤星鉄馬によって1925年に日本で初めて放流されたことで知られ、バスフィッシングのメッカにも挙げられる。

[編集] 水利権

芦ノ湖の水利権は神奈川県でなく静岡県にある。駿河国駿東郡深良村(現裾野市)の名主・大庭源之丞は灌漑用に芦ノ湖から箱根山の外輪山(湖尻峠下)を貫通するトンネルを掘ることを考えた。芦ノ湖の水利権を持つ箱根権現の許可を得て、江戸商人・友野与右衛門の資金協力を受けて、寛文10年(1670年)に用水路を完成させた。この用水は「箱根用水」や「深良用水」と呼ばれ、現在は狩野川水系黄瀬川支流の深良川となっている。また、日本を代表する用水のひとつとして、農林水産省疏水百選に選定されている。

江戸時代は箱根も深良も小田原藩の領地であったので問題はなかったが、両地は廃藩置県後の整理統合を経て神奈川県(足柄県)と静岡県に分割され、湖尻峠が県境となった。そのため両県で水利権をめぐる争いが起きたが、裁判により静岡県に水利権があるとされた。

[編集] 関連項目

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