良い警官・悪い警官
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良い警官・悪い警官(よいけいかん・わるいけいかん、Good Cop/Bad Cop)とは、イギリスの軍事界においては「マットとジェフ(Mutt and Jeff)」の名で知られ、あるいは「共同質問(joint questioning)」「友人と敵(friend and foe)」としても知られている<ref>CIAの機密解除文書 Human Resource Exploitation Training Manual (1983年) 26-27ページ 参照 [1]</ref>、尋問に使用される心理学的な戦術である。
良い警官・悪い警官は、明確に相反するやり方で対象者へのアプローチを行う二人の質問者のチームから構成される。二人の質問者が対象者に対し交互に質問を行う場合と、同時に対面する場合がある。
「悪い警官」は対象者に対し、粗暴な非難や侮辱的な意見、脅迫などの、攻撃的かつ否定的な態度を取り、基本として対象者との間に反感を作り上げる。これにより、対象者に同情的な役割を演じる「良い警官」の活躍の場が整えられる。「良い警官」は対象者に対し支援や理解を示すように見せかけることで、基本として対象者への共感を演出する。また、「良い警官」は対象者を「悪い警官」から庇護する。対象者は「良い警官」への信頼感や「悪い警官」への恐怖から、「良い警官」と協力関係が結べるのではないかと感じ取り、結果として「良い警官」へ協力するために色々な情報を話してしまう。
「良い警官・悪い警官」テクニックはその戦術を知る人間には容易に察せられてしまうが、それでも若く、怯えており、神経質な対象者には有効に機能する[要出典]。経験を積んだ尋問者はテクニックの応用に先立って、対象者の知的水準とこの戦術に対する経験の有無を調べておく[要出典]。このテクニックはその内容を知る者にはしばしば攻撃的かつ侮辱的な行為であると見なされ、結果として協力を完全に拒否させてしまうことがあるからである。
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[編集] 欧米
典型的なものは
- 4メートル四方の小部屋
- 警官二人以上
- 当然容疑者
を使う[要出典]。
[編集] この方法が登場する作品
[編集] 映画
- ファレリー兄弟の映画『オスモシス・ジョーンズ』では白血球のジョーンズと風邪薬のドリックスにより「良い警官・悪い警官」戦術が用いられ、ジョーンズが「良い警官」、ドリックスが「悪い警官」の役割を演じる。次回は自分が「悪い警官」の役をやりたいというジョーンズに、ドリックスは「君は悪い警官だよ」と答える。
- 2006年の映画『ピンクパンサー』で、クルーゾー警部は「良い警官・悪い警官」のテクニックの応用を試みる。しかしながら間抜けなクルーゾー警部は、愚かにも一人で両方の役割を演じようとする。
[編集] ドラマ
- アメリカのコメディドラマ『Reno 911!』のあるエピソードでは、ジョーンズ保安官とガルシア保安官は誰が「良い警官」で、誰が「悪い警官」であるかについて論争する。ガルシアは「良い警官・悪い警官」とは、実際は「良い警官・黒人の警官」であると主張する。
- はぐれ刑事
[編集] 小説
- ダレン・シャン(第9巻)
[編集] ゲーム
- ヴァルヴ社のオルタネイト・リアリティ・ゲーム『ポータル』の秘密の「志願テスト」の一問では、どの尋問のテクニックが応募者に対して働くかが質問される。答えの一つは、「良い警官・悪い警官」へのユーモラスな言及である「良い警官・腹話術師の警官」である。
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
<references/>
[編集] 外部リンク
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