興和

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興和株式会社
Kowa Company,Ltd.
種類 株式会社
略称 コーワ、Kowa
本社所在地 愛知県名古屋市中区錦3-6-29 
設立 1939年
業種 医薬品
事業内容 繊維、機械、建材、木材、化成品、生活関連物資などの輸出入、三国間貿易および国内販売
一般用・医療用医薬品の研究開発・製造・医療用医薬品の販売および医用・放送・レーザー応用など各種電機光学製品の研究開発・製造販売、輸出入
代表者 代表取締役社長 三輪芳弘
資本金 38億4000万円
売上高 2,088億円(2006年3月期)
従業員数 1,880名(男1,246名 女634名)
決算期 3月
外部リンク http://www.kowa.co.jp/

興和株式会社(こうわ、Kowa Co., Ltd.)は、日本商社。本店は愛知県名古屋市に所在する。繊維医薬品などのヘルスケア商品、光学関連の商品を製造・販売している。兄弟会社として、興和紡績株式会社(名古屋証券取引所株式第一部上場、大阪証券取引所株式第一部上場)、直結子会社として、興和新薬株式会社、興和創薬株式会社がある。

前身の服部兼三郎商店時代に豊田佐吉の自動織機開発を支援していた名門企業。

医薬事業では、「コルゲンコーワ」や「キャベジンコーワ」などの商品を製造・販売しており、医薬品のテレビCMは、全国の民放テレビ局で「フリースポット」扱いで大量に放映されている(一部の局除く)。このため興和は一般的には医薬品製造会社として認識され、本来の総合商社というイメージは低い。

スポンサーの少ない早朝・深夜は、ハウス食品と並んで、興和のテレビCMが特に多く流れる。近年は徐々にスポンサー契約を行うテレビ・ラジオ番組が増えている。

また、興和は放送映像機器の製造・販売も行っており、全国のNHK民放テレビ・ラジオ局で使われている。

目次

[編集] 沿革

  • 1894年 繊維問屋である服部兼三郎商店として名古屋市に創業する。
  • 1912年 株式会社服部商店に改組される。
  • 1919年 紡績業を開始
  • 1920年 服部兼三郎、相場での破綻がもとで自決。
  • 1939年 紡績部門を分離(現 興和紡績株式会社)。株式会社カネカ服部商店(商事部門)となる。
  • 1940年 商号を株式会社服部商店に変更する。
  • 1943年 商号を興服産業株式会社に変更する。
  • 1945年 非繊維分野に進出
  • 1946年 光学機器分野に進出
  • 1947年 医薬品分野に進出
  • 1954年 興和新薬(株)設立
  • 1960年 商号を興和株式会社に変更する。
  • 2003年 日研化学株式会社(現.興和創薬株式会社)を子会社化する。
  • 2005年6月 大日本製薬(現在の大日本住友製薬)から一般用医薬品(大衆薬)・ヘルスケア事業を譲受。
  • 2006年10月 医療用医薬品の営業部門を日研化学株式会社へ移管(事業統合)。同時に、日研化学株式会社は興和創薬株式会社と社名変更。
  • 2006年12月 眼内レンズの営業をメニコンから譲受。眼内レンズの開発・製造を行う株式会社アイコンをメニコンと合弁で設立。

[編集] カエルのマスコット

薬局店頭にある「ケロちゃん」のマスコット
薬局の店頭に置いてある興和のマスコットの「カエル」(ケロちゃん・コロちゃん)は「コルゲンコーワ」のマスコットキャラクターでお馴染みだが、1947年に発売された蕁麻疹の薬「レスタミンコーワ」の新聞広告(1949年5月掲載)で登場したのが最初で、その後1964年の保積ペペ出演の「コルゲンコーワ」のテレビCM「おめえ、へそねえじゃねえか」で大ヒットする。1949年に薬の新聞広告の中で初登場したカエルだが、マスコット人形としての誕生は昭和33年(1958年)からだ。薬局の軒先に設置されている「店頭カエル」は、昭和38年10月に誕生した。その後昭和52年10月にモデルチェンジし、新しいマスコット人形が登場する。店頭のカエルもこれにあわせて昭和53年8月よりモデルチェンジした。薬局の店頭、病院や医院から消費者や患者へ手渡された分身であるマスコットはすでに1億匹を超えている 。

ちなみに興和のカエルのマスコットには 「ケロちゃん(女の子)」「コロちゃん(男の子)」という愛称がついている。 (大きめのマスコットでは、ケロちゃんには女の子らしいまつ毛があるのが確認できる。) なお、名前については「ケロヨン」「ケロリン」と呼ばれることもあるが、「ケロヨン」は日本テレビ系列で放映された『木馬座アワー』のコーナー『カエルのぼうけん』に登場したカエルの着ぐるみの名前であり、「ケロリン」は内外薬品が発売している解熱鎮痛剤の名前である。 (ちなみに薬局で店頭に置かれる他のマスコットとして佐藤製薬エスエス製薬がある。)

[編集] 主な商品

[編集] 繊維・ファッション

  • PGA(ライセンスブランド)
  • PENTY'S(オリジナルブランド)
  • SNIP SNAP(オリジナルブランド)ほか

[編集] 医薬品・ヘルスケア

  • キャベジンコーワS(胃腸薬)
キャベツから抽出した成分(メチル メニオニン スルホニウム クロライド)を主原料とした薬。
  • キャベ2コーワ(胃腸薬)
  • 液キャベコーワS(胃腸ドリンク)
  • 液キャベコーワUソフト(胃腸ドリンク)※
  • コルゲンコーワ(風邪薬)
  • コルゲンコーワトローチ※
  • 新コルゲンコーワうがいぐすり※
  • バンテリンコーワ1.0%(消炎剤)
  • バンテリンコーワパップS(消炎薬)
  • 新ウナコーワクール(かゆみ止め)
  • 新キューピーコーワゴールド(栄養剤)
  • キューピーコーワi(栄養剤)
  • キューピーコーワゴールドα(栄養剤)
  • フィニッシュコーワ(のど薬)
  • アノンコーワクリーム※
  • ケラチナミンコーワクリーム※
  • ザ・ガードコーワ整腸錠(整腸剤)
  • アルタットA(H2ブロッカー胃腸薬)
  • パニオンコーワ錠(エネルギー代謝改善薬)
  • アデルマ(スキンケア品)★
※は医薬部外品。
★は化粧品。
2005年6月から、大日本製薬が販売していた一般用医薬品・ヘルスケア用品の販売を譲受した。

医薬品などはアルタットA以外すべての商品名に「コーワ」がつく。

[編集] 光学機器

  • コーワ「プロミナー」
現行製品で「プロミナー」ブランドが使われているのはいわゆるスポッティングスコープで、バードウォッチングの世界では人気のブランドだが、以前はカメラ用レンズ、映画上映用レンズなどにも使われており、これらも高性能レンズの代名詞として高い評価を得ていた。
  • てれぼーくん(観光用テレビ望遠鏡)ほか
  • 補足:かつてはカメラも製造しており、当時の製品は現在の中古カメラ市場でも評価が高い。このときの光学設計技術が今にも培われていて、現在は望遠鏡型デジタルカメラ「TD・1」がある。
  • 眼底カメラ、眼圧計など、眼科・メガネ店用光学機器
トプコンカール・ツァイスニコンとともによく使われている。

[編集] 放送機器・映像・IT関連

放送機器
  • 時刻スーパー発生機(通称『興和フォント』)
  • CM・番組バンク
  • 静止画発生機
  • オーディオビデオファイリング装置
  • 音声送出装置
  • ネットワーク型オーディオファイル
  • 電子キューシート
  • CDライブラリー
  • 放送同録装置
  • 自動番組送出装置
  • ビデオマーカー
ほか
業務用映像機器
  • マトリックススイッチャー
  • 分配器
IT・ソリューション
  • 電子透かし
  • VoIPアナライザー

[編集] テレビCM

テレビCMは全国の地上波民放局などでスポットCMとして大量に流れる。

主な出演者

※2007年1月現在

男性

ほか

女性
  • 今井陽子(キャベジンコーワS)
  • 岡田薫(キューピーコーワi)
  • 北乃きい(新ウナコーワクール「もろこしヘッド」)※夏期のみ
  • 櫻井淳子(新ケラチナミンコーワクリーム)
  • 床嶋佳子(ザ・ガードコーワ整腸錠)
  • ともさかりえ(コルゲンコーワ鼻炎ソフトカプセル、コルゲンコーワIB透明カプセル)
  • 米倉涼子(キューピーコーワゴールドα、バンテリンコーワパップS)

ほか

過去の出演者
男性
  • 北島三郎(ウナコーワ
  • 小金沢昇司(フィニッシュコーワ)※「歌手の小金沢君が…」のCMで有名。
  • つのだ☆ひろ(フィニッシュコーワ
  • 船戸順(キャベジンコーワ
  • 保積ペペ(コルゲンコーワ
  • 森繁久彌(キャベジンコーワ)※1970年代
  • 山寺宏一(ウナコーワクール)※現在はコーワ医薬品のCMナレーション(一部除く)を担当。ラジオCMのナレーションも担当。

ほか

女性
  • 岩井友見(キャベジンコーワS)
  • 柏原芳恵(コルゲンコーワトローチ、ウナコーワ
  • 多岐川華子(新ウナコーワクール「もろこしヘッド」)※夏期のみ

ほか

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[編集] 興和がスポンサーになっている(いた)番組

[編集] 興和のスポットCMを流しているCSチャンネル

地上波民放以外に、CS放送チャンネルでもスポットCMが流れることがある。 

など ※2007年1月現在

[編集] 興和のスポットCMを流していない放送局

※2007年1月現在

[編集] 事業所

本店
名古屋市中区錦3-6-29
東京支社(医薬事業部本部。医薬品に記載されているのはこの住所)
東京都中央区日本橋本町3-4-14

[編集] 関連会社

同根企業。興和株式会社から分離し発足。
  • 興和新薬
一般用医薬品(大衆薬)の販売。
  • 興和創薬
医療用医薬品の製造、販売。
  • 株式会社アイコン
メニコンと合弁で設立した眼内レンズの製造会社
日本で4番目に開局した外国語FMラジオ局MegaNetに加盟。
松坂屋と並ぶ戦前からの名古屋の老舗百貨店。前身の一つ・十一屋が服部家の分家筋・後藤家による創業であり、現在も筆頭株主。
松坂屋・伊藤家の呼びかけで創設された名古屋最古の名門ホテル。
ヒルトン進出などによる経営悪化を受け、興和が90%以上の株式を買収し支援。
  • 東和オプティカル
観光用双眼鏡、テレビ望遠鏡の販売&リース。
東京タワー、お台場、六本木ヒルズに設置。
テレビ望遠鏡てれぼーくん。ホームページへ

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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