腰痛
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
腰痛(ようつう)とは、腰に痛みを感じる状態、症状のこと。その原因は様々である。
腰痛の種類== 腰痛には筋肉由来の緊張製腰痛と、鈍い痛みを伴う慢性の腰痛がある。
筋肉を原因とした緊張製腰痛は長時間同じ姿勢を続けるなど、過度なストレスを強いられ筋肉が緊張することで引き起こされる腰痛である。筋肉などにストレスが掛けられることで、常に交感神経が優勢になり活発化し緊張を強いられた結果、余計な他の筋肉などに力が入る。すると崩れたバランスを調節しようと腰の筋肉に負担が大きくなり、腰痛が発生する。
慢性型腰痛は、腰に日常的に継続した鈍い痛みのあるものである。
尿路結石による痛みを腰痛と勘違いすることがある。
またこれとは別に腰椎の僅かなズレに起因する腰痛があり[慢性]と[急性]とあります。 [慢性腰痛]は仕事や日常生活で長時間、長期間同じ姿勢が続くと腰椎に少しずつズレが生じ、痛みとして現れます。 [急性腰痛]は[ギックリ腰]と表現される腰痛があります。椎間板ヘルニア、腰椎分離症などと云われている場合が多いようです。 これは姿勢や身体の構えが適切でない時に瞬間的に腰椎がズレて起きます。丁度、脚等の関節の捻挫や軽度の脱臼の様な症状です。一時的に炎症を起こし動けなくなることもあります。
目次 |
[編集] 腰痛の起きやすい生活習慣
- 同じ姿勢を取る時間が長い
- 一日のうち長時間(2~3時間)車などを運転する
- 一日のうち座っている時間が長い
- 脚を組んで椅子に座るクセがある
- 姿勢が悪く片方の肩だけが肩コリがする
- 足に合わない靴を無理をして履いている
- 運動不足である(腹筋が弱すぎる、腹筋に比べて背筋が弱い)
などが考えられる。
[編集] 急な腰痛への対処
ぎっくり腰のような、急に激しい痛みがきたときの対処法として、最初に患部を冷やすことが肝心である。これは、急激に痛みの物質が患部にでてくることを抑える為である。 次に、痛みが楽な姿勢を取る。大抵は痛みが強く仰向けにはなることができない筈であり、横向きの姿勢で膝を曲げた状態で腰痛の痛みをやり過ごす。その後、滞った血液の流れを良くするため患部を温めるようにする。
以上の方法でも痛みが継続するようであれば病院で診察してもらうこと。 腰痛には、例えば終板障害のように民間療法では治せない重大な症状が潜んでいることもあり、神経を圧迫する腰痛の場合は痛み以外に痺れが伴うため、しびれを自覚すれば急ぎ整形外科で診察を受けること。
腰痛を慢性化させないためには、普段から自分の生活習慣を分析し、原因を遠ざけるよう気を付ける必要がある。
[編集] 運動による腰痛予防法
上記で書いたように筋肉が原因の緊張製腰痛に対しては、腰の筋肉である腹筋と背筋を鍛えればよい。長時間同じ姿勢で過ごす事の多い人は、運動や体操で腰痛予防を心掛けることが望ましい。
体の前屈 これは背筋とスネの裏側の筋肉のストレッチになる。できる範囲での前屈で良いが、膝は曲げないこと。
背筋の訓練 両手で両膝を抱え、できるだけ胸に引き付ける。足先を開いたほうが楽にできるはず。引き付けは無理のない範囲で。
腹筋訓練 上半身を起こす運動だが膝を曲げて行うのがポイント。足先を固定しても構わない。腰痛のある人は頭を持ち上げるだけにする。
背筋の強化運動 うつ伏せから上半身を起こして胸を反らせる。既に腰痛のある人は頭を持ち上げるだけにする。
[編集] 労働問題としての腰痛
[編集] 原因
建築現場・自動車工場・倉庫・空港・物流関連など、重いものを扱う業務では、腰痛による退職者が多い。
- 訴訟リスクを回避するため、多くの企業は、期間を区切って採用する期間工・派遣社員・委託社員などを、このような重労働にあてる傾向がある。
- 一部の企業は、リストラ目的・制裁的人事として、このような重労働を任命する傾向がある。この場合は不当労働行為に相当する可能性があり、犯罪と解釈されることも多い。
[編集] 当日以降の対応
- 病院へ
体調に異変を生じ次第(どんなにつらくても当日中に)、整形外科の労災指定病院へ行き、労災と明確にした上で診断を受けることが推奨される。
激痛のために家から整形外科へ出かけることができないことが多いので、当日中に自宅への帰りに、病院で診断を受けることが推奨される。
激痛のために医者を探すどころではなくなることも多いので、あらかじめ勤務地近くの労災指定病院を調べておくことが推奨される。
在職中に一度でも診療を受けた実績がなければ、障害年金は申請することができないので、注意が必要である。
- 現場の状況
危険性を明らかにするために、現場の写真を撮って、労働基準監督局へ持参して認められたケースもある。
[編集] 最終的な対応
- 労働災害として労災申請:前任者や同じような業務を行う周囲の人々が労災申請して認められている場合は、比較的スムーズに承認されるとされている。
- 障害が残った場合、障害年金を申請:退職後も、症状が固まり次第申請可能
- 損害賠償請求
腰痛は、最終的には自立支援センター入りの障害となるため、恒常的なホームレス化の原因となる。 生活に困った場合は、居住地からの立ち退きを要求される前に、速やかに管轄の役所にて生活保護申請すべきである。 生活保護申請においては、仕事を探す意欲があること、ボランティアが一緒であることが、効果的な場合もある。
[編集] 治療法
カテゴリ: 医学関連のスタブ項目 | 症候 | 医学 | 整形外科学

