聖堂
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[編集] 東アジア文化圏における聖堂
聖堂(せいどう)とは、聖人、君子を祭った祭礼の場、祠、廟である。中国では、聖人と称えうる政治家、軍人、為政者なども廟に祭られる。孔子廟、関帝廟など。国内では、長崎や神戸、横浜の中華街にも見られる。また、日本文化の中での重要な聖堂としては、湯島聖堂がある。
[編集] キリスト教の聖堂
転じて、聖堂(せいどう)はキリスト教での礼拝施設の名称で、ミサ/聖体礼儀や種々の典礼儀式が行われる場所。特定の信徒共同体(教会)の拠点として用いられる点で、個人宅や施設に付属し信仰共同体とつながりのない礼拝堂とは区別される。カトリック、東方正教会、聖公会などの教派でこの名称を用い、プロテスタント教派では相当する施設を教会堂等と呼ぶ。
司教が常駐するものを司教座聖堂という。同様に主教が常駐するものを主教座聖堂という。司教(主教)座聖堂は大聖堂とも称する。教会堂、大聖堂の一覧も参照せよ。
ある建築を聖堂として使うためには、多く特別の儀式を要する。これを献堂式、成聖式などという。
カトリック信徒は半ば指示代名詞的に特定される(現在話題の)聖堂を指す際に「御御堂(おみどう)」の語を好んで用いる。他教派ではカトリックの聖堂を指してはこの用法に準拠するが、自派の施設には適用しない。
信徒共同体を本来意味する「教会」の語も、俗には、聖堂を指すものとしてしばしば用いられる。
しばしば聖堂は聖書中の事件・聖人などを記憶(記念)し、捧げられる。たとえば「聖ピエトロ大聖堂」は使徒ペトロを記憶する。「復活大聖堂」はキリストの復活を記憶する。聖人崇敬を行う教派にあっては、聖堂が捧げられた聖人はその堂の守護聖人となる。そしてその聖人(出来事を記憶する場合はその出来事のための記憶日)の記憶のための祭が、その堂の堂祭となる。
東方教会においては、聖堂は必ず東を向いて建てられる。この制限は最初西方でも尊ばれていたが、その後あまり省みられなくなった。
大規模な聖堂には、複数の礼拝施設を内部ないし外部付属設備としてもつものがある。これを(小)礼拝堂といい、聖堂本体を使うほど規模の大きくない礼拝などに用いる。
多くの聖堂には、礼拝用空間に隣接または近接して事務所や信徒の集会施設や司祭の居住施設が設けられる。納骨堂が設けられることもある。日本には稀であるが、墓地が付属することもある。

