羽後町
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| 羽後町のデータ | ||
| 国 | 日本 | |
| 地方 | 東北地方 | |
| 都道府県 | 秋田県 | |
| 郡 | 雄勝郡 | |
| 団体コード | 05463-1 | |
| 面積 | 230.75km² | |
| 総人口 | 18,267人 (2005年) | |
| 隣接自治体 | 秋田県 湯沢市、由利本荘市、横手市 | |
| 羽後町役場 | ||
| 所在地 | 〒012-1131 | 秋田県 |
| 雄勝郡羽後町西馬音内字中野177 | ||
| 電話番号 | 0183-62-2111 | |
| 外部リンク | 羽後町の公式サイト | |
| 位置 | </td><td colspan="2" style="border-style: solid none none solid; border-color: #aaa; text-align: right;">||
羽後町(うごまち)は秋田県の南部に位置する町。町長は大江尚征。キャッチフレーズは「緑と踊りと雪の町」
目次 |
[編集] 町勢
- 面積230.75平方キロメートル。周囲を山に囲まれた長閑な町である。主要産業は農業で、畜産も盛んである。県南でも最大の観客動員数を誇る「西馬音内盆踊り」は全国的に有名である。古くから「政争の町」としても知られる。
[編集] 町のシンボル
[編集] 地理
- 山:姥井戸山
- 河川:石沢川
- 湖沼:
[編集] 歴史
- 1955年(昭和30年) - 西馬音内町・三輪村・新成村・明治村・元西馬音内村・田代村・仙道村の1町6村が合併して誕生。
- 2004年(平成16年) - 県内でいち早く合併しないことを宣言。
- 2007年(平成19年) - 秋田わか杉国体のホッケー競技の会場となる。
[編集] 地域
[編集] 教育
[編集] 高等学校
[編集] 中学校
- 羽後町立羽後中学校
- 羽後町立三輪中学校
- 羽後町立高瀬中学校
[編集] 小学校
- 羽後町立西馬音内小学校
- 羽後町立三輪小学校
- 羽後町立新成小学校
- 羽後町立明治小学校
- 羽後町立元西小学校
- 羽後町立田代小学校
- 羽後町立仙道小学校
[編集] 商業
- 羽後ショッピングセンター
マックスバリュ西馬音内店、ホーマック西馬音内店、パチンコ夢屋を中心にした郊外型ショッピングセンター。出店の際は地元商店街から反対運動が起こった。
- 西馬音内本町通り商店街
お盆の時期3日間は西馬音内盆踊りの会場になる。地元資本のスーパー・バザールを中心に、書店、雑貨店などが立ち並ぶ。昔ながらの古い町家が多い。
本町通り商店街では江戸時代からの伝統があると言われる朝市が定期的に開かれ、賑わいを見せている。しかし平日は人の姿は決して多くなく、中心市街地の空洞化が進んでいることは否定できない。西馬音内盆踊り開催期間中と、それ以外のギャップが激しい。
[編集] 市町村合併への対応
佐藤正一郎町長の時代に、湯沢市、雄勝町などとともに雄勝郡内を巻き込んだ合併の話があったが、羽後町は県内でいち早く合併に加わらないことを決断、議会もそれを承認した。国による地方の切捨てに反発すると同時に、湯沢市が背負う莫大な借金を負担することに対する危惧と、羽後町の優れた伝統文化の衰退を懸念したことによるものだった。
[編集] 企業
[編集] 公共施設
- 羽後町立羽後病院
- 羽後町立図書館
- 羽後町立体育館
- 西馬音内盆踊り会館:中心街にある。盆踊りの衣装の展示のほか、小規模のイベントが行えるホールが併設されている。
- コミュニティーセンター
- 五輪坂温泉「としとらんど」
- 町立歴史民俗資料館:竹下登内閣のふるさと創生事業の一環で建設された。
現存していないが、羽後病院の旧病棟(昭和23年)は建築家白井晟一が初めて設計した公共建築であり、秋田で手がけた初めての仕事であった。現在の病院は3代目である。
[編集] 交通
[編集] 道路
[編集] 鉄道路線
JR湯沢駅の3番ホームから雄勝線の線路が出ていた。西馬音内駅は羽後病院そば、現Aコープ跡地にあった。現在は線路はすべて撤去されており往時を偲ぶことはできないが、梺駅跡に電車が1台保存されているほか、客車3両が博物館明治村(愛知県犬山市)に運ばれて現存している。村内を走る蒸気機関車の客車として活躍中である。
現在は湯沢駅前から羽後交通のバス路線が走っているが、1~2時間に1本の間隔の運転と少々不便である。町内への訪問はタクシーかレンタカーの方が便利。
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事・文化財
- 三輪神社 (本殿と境内社須賀神社本殿は国の重要文化財)
- 鈴木家住宅 (主屋と土蔵が国の重要文化財)
- 黒澤家住宅 (秋田県指定有形文化財)
- あぐりこ神社
- 旧長谷山邸 (明治初期に竣工した豪農の屋敷で、母屋が3階建てである)
- 太刀 銘・正恒 (個人所有の刀剣。国の重要文化財)
羽後町は県内でも有数の文化財を有する町として知られ、文化財保存の実績は県内でも極めて高い。建造物や伝統芸能が数多く残されているのが特徴である。
三輪神社は本殿(室町時代)境内社須賀神社本殿(桃山時代~江戸時代初期)の他にも、鐘楼や境内社八幡神社が江戸時代の建造物である。 鈴木家住宅は県内で最も古い部類に属する中門造りの民家である。大正時代に建てられた土蔵も重要文化財に追加指定された。また、周辺地域にも茅葺きの古民家が多数現存している。
西馬音内盆踊りは毎年10万人以上の観光客が訪れることで知られる。開催時期にはJR湯沢駅まで臨時列車が運行されるほどである。この踊りを一躍有名にしたのがニュースステーションの生中継で、全国的に知られるようになり観光客が急増した。そのため、観客と踊り手の場所の確保が困難になるなど、新たな問題も浮上している。
[編集] その他
- 今年7月7日、商店街のお祭り「かがり火フェスタ」で行われる予定の「かがり美少女イラストコンテスト」は、原画家山本和枝の来町や、QP:FLAPPER、真木ちとせなど常識を超える豪華なゲストイラストレーターの参加が話題になっている。全国的にも見られる美少女キャラクターを用いた町おこしのなかでもトップレベルであろう。
- 町の風土や文化財を題材にした「郷土かるた」がある。その絵札は地元の小学生らを中心に広く募集した。しかし、20年ほどまえの製作になるため、些か内容が古くなっていることも否めない。
[編集] 名物・特産品
- 羽後牛
- 羽後すいか
- あぐりこうどん
- 若返りまんじゅう
かつては地酒「若返り」があったが、現在は醸造を停止した。
[編集] 出身有名人
- 佐藤信淵、国学者
- 最上公彦、構造学者(東京ドーム、福岡ドームなどの構造設計を手がけた)
- 有原ゆき絵、ミス東洋大学
- 佐藤正一郎、政治家(前羽後町長)
- 岩本公水、歌手
- 安藤豊 - 政治家(秋田県議会議員)
- 金易二郎、将棋名誉九段
- おおひなたごう、漫画家
前町長佐藤正一郎は秋田県知事選に出馬するが惜しくも次点で敗れている。
[編集] 町に縁のある人物
[編集] 外部リンク
- 羽後町ホームページ (羽後町役場)
- 西馬音内盆踊り 公式サイト (西馬音内盆踊保存会)

