群像新人文学賞

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群像新人文学賞ぐんぞうしんじんぶんがくしょう)は講談社が刊行する文芸誌『群像』が、1958年から設けた公募新人文学賞で、小説評論の 2 部門を持ち、以降年 1 回発表されている。規定により、小説部門は400枚詰め原稿用紙に換算して250枚以内、評論は50枚以内(第46回までは100枚以内)とされている。受賞者には正賞として 50 万円が授与され、受賞作は『群像』6月号に掲載される。

目次

[編集] 当選作一覧

[編集] 小説部門

[編集] 第1回から第10回

  • 第1回(1958年) - 該当作品なし
  • 第2回(1959年) - 該当作品なし
  • 第3回(1960年) - 古賀珠子 「魔笛」
  • 第4回(1961年) - 該当作品なし
  • 第5回(1962年) - 西原啓 「日蝕」
  • 第6回(1963年) - 文沢隆一 「重い車」
  • 第7回(1964年) - 三好三千子 「どくだみ」
  • 第8回(1965年) - 黒部亨 「砂の関係」
  • 第9回(1966年) - 該当作品なし
  • 第10回(1967年) - 近藤弘俊 「骨」

[編集] 第11回から第20回

[編集] 第21回から第30回

[編集] 第31回から第40回

  • 第31回(1988年) - 石田邦男 「アルチュール・エリソンの素描」
  • 第32回(1989年) - 該当作なし
  • 第33回(1990年) - 高野亘 「コンビニエンスロゴス」
  • 第34回(1991年) - 多和田葉子 「かかとを失くして」
  • 第35回(1992年) - 該当作なし
  • 第36回(1993年) - 該当作なし
  • 第37回(1994年) - 阿部和重 「生ける屍の夜」
  • 第38回(1995年) - 該当作なし
  • 第39回(1996年) - 該当作なし
  • 第40回(1997年) - 岡崎祥久 「秒速 10 センチの越冬」

[編集] 第41回から第50回

  • 第41回(1998年) - 該当作なし
    • 優秀賞 - 長田司 「水のはじまり」
  • 第42回(1999年) - 該当作なし
  • 第43回(2000年) - 横田創 「(世界記録)」
    • 優秀賞 - 中井佑治 「フリースタイルのいろんな話」
  • 第44回(2001年) - 萩原亨 「蚤の心臓ファンクラブ」
  • 第45回(2002年) - 寺村朋輝 「死せる魂の幻想」、早川大介 「ジャイロ!」
  • 第46回(2003年) - 森健 「火薬と愛の星」
    • 優秀賞 - 村田沙耶香 「授乳」、脇坂綾 「鼠と肋骨」
  • 第47回(2004年) - 十文字実香 「狐寝入夢虜」
    • 優秀賞 - 佐藤憲胤 「サージウスの死神」
  • 第48回(2005年) - 樋口直哉 「さよなら アメリカ」
    • 優秀賞 - 望月あんね 「グルメな女と優しい男」
  • 第49回(2006年) - 木下古栗「無限のしもべ」、朝比奈あすか(久保田凜香より改名)「憂鬱なハスビーン」
  • 第50回(2007年) - 諏訪哲史「アサッテの人」

[編集] 評論部門

[編集] 第1回から第10回

  • 第1回(1958年) - 足立康 「宝石の文学」
  • 第2回(1959年) - 佐野金之助 「活力の造型」
  • 第3回(1960年) - 秋山駿 「小林秀雄」
  • 第4回(1961年) - 上田三四二 「斎藤茂吉論」
  • 第5回(1962年) - 小笠原克 「私小説論の成立をめぐって」
  • 第6回(1963年) - 月村敏行 「中野重治論序説」
  • 第7回(1964年) - 松原新一 「亀井勝一郎論」
  • 第8回(1965年) - 渡辺広士 「三島由紀夫と大江健三郎」
  • 第9回(1966年) - 該当作品なし
  • 第10回(1967年) - 宮内豊 「大岡昇平論」、利沢行夫 「自己救済のイメージ 大江健三郎論」

[編集] 第11回から第20回

  • 第11回(1968年) - 該当作品なし
  • 第12回(1969年) - 柄谷行人 「意識と自然 漱石試論」
  • 第13回(1970年) - 該当作品なし
  • 第14回(1971年) - 該当作品なし
  • 第15回(1972年) - 西村亘 「ギリシア人の歎き」
  • 第16回(1973年) - 本村敏雄 「傷痕と回帰」
  • 第17回(1974年) - 勝又浩 「我を求めて」
  • 第18回(1975年) - 該当作品なし
  • 第19回(1976年) - 該当作品なし
  • 第20回(1977年) - 中島梓 「文学の輪郭」

[編集] 第21回から第30回

  • 第21回(1978年) - 該当作なし
  • 第22回(1979年) - 該当作なし
  • 第23回(1980年) - 川村湊 「異様なるものをめぐって」
  • 第24回(1981年) - 小林広一 「斎藤緑雨論」
  • 第25回(1982年) - 加藤一弘 「コスモスの知慧」
  • 第26回(1983年) - 井口時男 「物語の身体 中上健次論」、千石英世 「ファルスの複層」
  • 第27回(1984年) - 該当作なし
  • 第28回(1985年) - 該当作なし
  • 第29回(1986年) - 清水良典 「記述の国家 谷崎潤一郎原論」
  • 第30回(1987年) - 高橋勇夫 「帰属と彷徨 芥川龍之介論」

[編集] 第31回から第40回

  • 第31回(1988年) - 室井光広 「零のカー」
  • 第32回(1989年) - 該当作なし
  • 第33回(1990年) - 森孝雄 「『豊饒の海』あるいは夢の折り返し点」
  • 第34回(1991年) - 渡辺諒 「異邦の友への手紙 ロラン・バルト『記号帝国』再考」
  • 第35回(1992年) - 武田信明 「二つの『鏡地獄』」、山城むつみ 「小林批評のクリティカル・ポイント」
  • 第36回(1993年) - 大杉重男 「『あらくれ』論」
  • 第37回(1994年) - 池田雄一 「原形式に抗して」、紺野馨 「哀しき主 小林秀雄と歴史」
  • 第38回(1995年) - 該当作なし
  • 第39回(1996年) - 該当作なし
    • 優秀賞 - 川田宇一郎 「由美ちゃんとユミヨシさん―庄司薫と村上春樹の『小さき母』」、高原英理 「語りの事故現場」
  • 第40回(1997年) - 斎藤礎英 「逆説について」
    • 優秀賞 - 丸山哲史 「『細雪』試論」

[編集] 第41回から第50回

  • 第41回(1998年) - 鎌田哲哉 「丸山真男論」、千葉一幹 「文学の位置―森鴎外試論」、日比勝敏 「物語の外部・構造化の軌跡―武田泰淳論序説」
  • 第42回(1999年) - 該当作なし
    • 優秀賞 - 山岡頼弘 「中原中也の『履歴』」、水谷真人 「批評と文芸批評と」
  • 第43回(2000年) - 該当作なし
    • 優秀賞 - 生田武志 「つぎ合わせの器は、ナイフで切られた果物となりえるか?」
  • 第44回(2001年) - 青木純一 「法の執行停止 森鴎外の歴史小説」
  • 第45回(2002年) - 伊藤氏貴 「他者の在処」
    • 優秀賞 - 安藤礼二 「神々の論争―折口信夫論」
  • 第46回(2003年) - 佐藤康智 「『奇跡』の一角」
  • 第47回(2004年) - 該当作なし
    • 優秀賞 - 中井秀明 「変な気持」、和田茂俊 「汽車に乗る中野重治」
  • 第48回(2005年) - 該当作なし
    • 優秀賞 - 水牛健太郎 「過去 メタファー 中国―ある『アフターダーク』論―」、山田茂 「赤坂真理」
  • 第49回(2006年) - 該当作なし
    • 優秀賞 - 田中弥生「乖離する私――中村文則――」
  • 第50回(2007年) - 該当作なし
    • 優秀賞 - 岩月悟「《無限》の地平の《彼方》へ~チェーホフのリアリズム」、橋本勝也「具体的(デジタル)な指触り(キータッチ)」

[編集] 選考委員

[編集] 群像新人長編小説賞

1978年1982年の間、設置されていた賞。

第 4 回優秀賞(1981年)を、日本のポストモダン文学の嚆矢とも言える高橋源一郎『さようなら、ギャングたち』が受賞している。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

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