ウール
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ウールは羊の毛またはそれを織った布のことをいい動物繊維の一種である。日本では毛織物と呼ばれる。これを人工的に模した合成繊維がアクリル繊維である。一般的には羊毛を指すが、広義ではアンゴラ・アルパカ・ラクダの毛も含まれる。
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[編集] 羊の種類
メリノ種が代表的である。
[編集] 歴史
かなり昔から飼育されていた。人類最古の集住遺跡と言われているトルクメニスタンのアナウ遺跡からも飼育されていたと思われる羊の骨などが発見されており、聖書にもベツレヘムの羊飼いが登場することから、昔から飼育されていたことが伺える。
オーストラリア、ニュージーランドでよく飼われている。以前はニュージーランドでは国民一人あたり20頭の羊がいたが、近年は減少傾向である。
[編集] 成分
主成分はタンパク質の一種であるケラチンである。ケラチンは硫黄原子を含むα-アミノ酸であるシステインを含むため、燃やすと特有の刺激臭がする。
[編集] 素材
毛糸では極細、合細、中細、合太、並太、極太と分類され後ろに行くにつれてだんだん太くなっていく。
[編集] 利点
- 保温性がある。
- しわになりにくい。
- 保湿性が高い。
- 他の繊維よりは燃えにくい。
- 抗菌・消臭機能がある。
- 空気清浄化作用。
[編集] 欠点
- 洗うと縮む。
- 虫の害を受けやすい。
- 引っ張りや磨耗に弱い。
- 人によっては触るとちくちく感じる。
- アルカリに弱い。
- 日光で黄変する。
[編集] 日本では
手芸の分野でよく使われてきた。冬になると女子がクリスマスやバレンタインデーにて意中の男子に渡すため、編み棒を動かす姿が見られる。彼女らの当初の目的はセーターや手袋であるが、時間や技術的都合により、袖なしセーターや指なし手袋になる。しかしそこまでして編んだものを貰った男子が使用している姿はあまり見かけない。またこの手作りのプレゼントの習慣自体が衰退していく傾向にある。
[編集] 世界生産高
[編集] ウールマーク
ウール製品の品質基準をクリアしたことを示すマークとして、ウールマークがある。これはザ・ウールマーク・カンパニー(旧国際羊毛事務局)が定めた品質基準をクリアした製品につけることが許されるもので、広く認知されている。ウールマークをつけるための基準は以下のようなものである。
- ヒツジの新毛を使った純毛製品であること。
- 再生繊維には許されない。新毛99.7%以上が基準である。
- 強度や染色堅牢度の基準をクリアしていること。
- 装飾用としての、他繊維の混入率は5%以内であること。
- ウールマークライセンスをもつメーカーの製品であること。
- ライセンスを取得するための審査(縫製の審査など)をクリアしないと、ライセンスは受けられない。
なお、新毛100%を示すウールマークのほかに、混毛率によって二つのマークがある。
- ウールマークブレンド(新毛50%以上)
- ウールブレンド(新毛30%~50%)
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク

