羅刹女

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羅刹女らせつにょ、或いはらせつじょ)は、小説『西遊記』の主要登場人物の一人。日本では「羅刹女」の名前で知られているが、中国では「羅刹女」は「女の羅刹天」を指す普通名詞であるため、もっぱら「鉄扇公主」(てっせんこうしゅ)の名で呼ばれる。

第59回「唐三蔵、火焔山に路を阻まれ孫行者ひとたび芭蕉扇を調しとる」に登場。芭蕉洞に住み、火焔山の燃え盛る炎を消すことが出来る秘宝・芭蕉扇を持つ。牛魔王の妻であるが、牛魔王が愛人を作って芭蕉洞へ帰って来ないため不機嫌を募らせていたところに孫悟空が芭蕉洞を訪ね、火焔山の炎を消すために芭蕉扇を借りたいと頼み込むが鉄扇公主にとって孫悟空は息子である紅孩児の仇であり、烈火の如く怒り狂って追い返してしまう。ところが、孫悟空が1匹の虫に化けてお茶に飛び込み、そうとは知らずにお茶を飲んだ鉄扇公主の胃の中で暴れ回ったため鉄扇公主は腹痛に苦しみ、遂にたまりかねて孫悟空に芭蕉扇を渡すと約束するが、その芭蕉扇は偽物であった。

西遊記のこのエピソードは有名であり、中国では1941年にこのエピソードを題材にしたアニメーション映画「西遊記 鉄扇公主の巻」が製作されている他、1966年には香港映画「鉄扇公主」が作られている。


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