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罪(つみ)とは、規範や倫理に反する行為をさす。
- 神道用語としての罪
- 『延喜式』に収録される神道における罪の観念。なお、神道における罪は「原罪」ではなく、「祓・禊」によって濯がれると考えられていた。 → 「天つ罪・国つ罪」を参照。
- 仏教用語としての罪
- 身・口・意の三業によってつくられる罪。 →「業」を参照。
- キリスト教用語としての罪
- アダムとイブがエデンの園で犯した罪が人間の本性を損ねたため、以来人間は神の助けなしには克服し得ない罪への傾きを持つことになったという思想。 →「原罪」を参照。
- ラテン語の「sin 」(英: sin) を邦訳した語。天法に違反するような行い。 →「七つの大罪」を参照。
- 日本史用語としての罪
- 上代までは日本語には「罪」と「刑」の明確な語義上の区別が存在せず(古訓ではともに「ツミ」と読んだ)、行為と結果という因果律で結び付けられた一つの事象と捉えられていたため、どちらも今日の「犯罪」及び「刑罰」と同意味に扱われた。このため上代においては神道上の「犯罪」に相応する「天つ罪・国つ罪」(上記)と「刑罰」に相応する「祓・禊」が分離不可能な一連の出来事として捉えられ、律令法における死刑を「死罪」(=死によって報われるに相当する犯罪)と呼ぶことが行われていた。この二語の語義が完全に分離したのは平安時代以後といわれる。 →「刑罰」を参照。