絞首刑

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この項目では死刑の方法の一つについて記述しています。大島渚監督の映画「絞死刑」については絞死刑 (映画)をご覧ください。
絞首刑に用いる縄。輪の中に頚を通して体重をかけると結び目が締まる仕組み
絞首刑の様子。ピサネロ画

絞首刑(こうしゅけい)或いは絞殺刑(こうさつけい)とは、死刑の一種で、絞殺する刑罰である。日本では律令法において「」という呼称で呼ばれ、現在の日本における死刑の執行も、この方法で行われる。落下のエネルギーを用いて刑が執行されるので、より細かい区分では「縊首(いしゅ)刑」とも言う。

人間の頚には、前頚部に頚動脈、後頚部には脊椎動脈の2本の動脈があるが、索状物(ひも)を頚に乗け、受刑者の体重を用いて頚部を圧迫し、これによって頚部の動脈を閉塞して脳に急性貧血を生じさせ、速やかにをもたらす。一般に絞頚開始から 8~12 秒で意識不明に陥るといわれている。

落とし戸を用いる場合は、落下距離を十分とれば落下時の衝撃で受刑者の頚椎が折れて瞬時に意識を失うとされている。

[編集] 人道問題

欧米では絞首刑を非人道的な刑罰と考える傾向が強い。そのため、国際的には絞首刑は減少傾向にある。

ソビエトでは戦時中に「木に吊るす」という慣用句が出来たほどに絞首刑が頻繁に行われたが、アメリカでは絞首刑を廃止して薬物投与などへ切り替えている。

ただし、ヨーロッパで絞首刑が残酷な刑罰としてのイメージが広まった背景には中世での処刑は公開処刑が普通であり、絞首刑で公開処刑された受刑者は吊るされたまま公開、放置され、見せしめのための刑罰というイメージが強いことにも影響されている。

[編集] 様々な説

絞殺刑の階段は俗に十三階段といわれるが、これは西洋の刑場に多く、キリストユダを含めて13人だったことに由来する。

尚、実際には階段の段数はまちまちである。日本では、刑場は隣室から続く床面に落下口が設けられているので、階段は無い。

[編集] 関連項目

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