粘土瓦

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粘土瓦(ねんどがわら)は、屋根葺き材料の1つ。粘土を混練、成形、焼成した屋根材の総称。単にと示す場合、たいていは粘土瓦のことを指す。

[編集] 概要

JISの製法区分では釉薬瓦(陶器瓦)、いぶし瓦、無釉瓦に分けられ、釉薬瓦には塩焼(しおやき)瓦が含まれると規定される。

日本書紀には崇峻(すしゅん)天皇元年(588年)に百済(くだら)から4人の瓦博士が渡来したと記述され、日本の粘土瓦製造の歴史が始まる。瓦博士の指導により作られた日本最古の粘土瓦が、いまでも奈良の元興寺(がんごうじ)極楽坊本堂・禅室に葺かれている。 瓦博士が造瓦術を伝えたのは飛鳥寺(別名:法興寺、もしくは元元興寺)だが、平城京遷都の際、元興寺として瓦などが移築、リサイクルされている。飛鳥寺は鎌倉時代にすべての堂塔が失われたと言う。

中国雲南省粘土によるの生産。労働集約的技術によって、現地の資源を有効活用している。

現代の中国では、身近な場所に算出する粘土を用いた粘土瓦の生産が盛んである。これは、粘土を捏ねてから、円筒形に整形し乾燥させる。それから、木炭あるいは石炭を利用したレンガ製の窯で焼く。円筒形の瓦を、溝に沿って二つに割ると、半円筒状のかわらとなる。同じような製法で、雨樋なども作られている。

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