米韓相互防衛条約

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米韓相互防衛条約べいかんそうごぼうえいじょうやく)は、アメリカ合衆国大韓民国の間で結ばれた軍事同盟に関する条約。1953年10月1日調印。

アメリカとソビエト連邦を中心とした冷戦は、1950年朝鮮半島を舞台とした朝鮮戦争となってついに火を噴いたが、1953年7月に国際連合朝鮮民主主義人民共和国中華人民共和国の間で一応の休戦となった。しかし南北朝鮮は和解したわけではなく、戦争再発の危険性は十分に考えられた。アメリカと韓国の間には1950年1月に締結した米韓軍事協定があったが、韓国の北進を防ぐ目的から、韓国軍には不十分な兵力しか与えられず、北朝鮮の南進には全く無力であった。この反省から、新たに結ばれた条約は、米韓間の集団防衛同盟であると共に、韓国軍の兵力増強を目的とした。また韓国内での米軍の駐留を認めるほか、米軍と韓国軍は統制権を共同行使することになった。統制権は、冷戦終結後1993年12月に、平時に限って韓国軍の単独行使となった。

韓国はこの条約を根拠として、ベトナム戦争へも積極的に参加し、イラク戦争の復興支援も行っている。また、米韓合同軍事演習「チームスピリット」をほぼ毎年行ってきたが、冷戦終結と南北朝鮮の緊張緩和によって、行われない年も増えてきている。

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