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  • (たけ)とは、イネ科タケ亜科に属する多年生常緑草本植物で、大型のものの総称。(分類によっては「タケ科」とすることもある。)一般的には大型のものを「竹」、小型のものを「」(ささ)と呼ぶ。詳しくは後述する。 (注:竹を草本とするか木本とするかについては異説がある。木#定義を巡ってを参照)
  • 竹(たけ)は尺八の別称、略称。ことに三曲界で使われる。
  • (たけ)は日本のイラストレーター。戯言シリーズなどを手掛ける。
  • 大日本帝国海軍の駆逐艦、竹 (駆逐艦)

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<th style="border: 1px #aaa solid;">分類</th> </tr> <tr> <td style="border: 1px #aaa solid;">

   <tr>

<td> :</td><td>植物界 Plantae</td> </tr>

   <tr>

<td> :</td><td>被子植物門 Magnoliophyta</td> </tr>

   <tr>

<td> :</td><td>単子葉植物綱 Magnoliophyta</td> </tr>

   <tr>

<td valign="top"> :</td><td>イネ目 Poales</td> </tr>

   <tr>

<td valign="top"> :</td><td>イネ科 Poaceae</td> </tr>   <tr> <td valign="top">亜科 :</td><td>タケ亜科 Bambusioideae</td> </tr>

   <tr>

<td valign="top"> :</td><td>本文参照</td> </tr>

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竹は気候が温暖で湿潤な地域に生息し、アジア温帯熱帯地域に多い。

通常、地下茎を広げることによって生息域を広げる。一部の竹は周期的に開花し一斉に枯れることが知られている。その周期は極めて長く、マダケの場合は120年周期であると推定されている。しかし、まだ周期が分かっていない種類も多い。(日本におけるモウソウチクの例では、種をまいてから67年後に一斉に開花・枯死した例が2例(1912年→1979年・1930年→1997年)記録されている。農林水産省 森林総合研究所

竹は成長力が強く、ピークの時は1日で1m以上成長する。竹林の近くにある民家の中に竹が侵入(竹の子が生える)する被害もある。 逆に強風、地滑り、病気などには弱く、放置された竹林で地滑りの発生が多いという研究もある。

乾燥が十分なされたものは硬さと柔軟さを備えており、さまざまな素材として利用される。その繊維を利用しても作られている。竹酢液竹炭としても利用されるほか、食材、飼料、建材としても用いられている。

ジャイアントパンダはこれを主食としている。

目次

[編集] 竹の種類

竹の道 (嵯峨野にて撮影)
竹林 (林昌寺にて撮影)
竹林 (瑞泉寺にて撮影)
荒廃した竹林

竹の種類は多く、世界で600種とも1200種とも言われる。日本には150種、あるいは600種があるといわれる。(いずれも学説によって異なる。) 以下は、日本に生育する竹のうち、代表的なものを挙げたものである。

[編集] 竹と笹とバンブーの違い

近い植物としてササ類(笹)、バンブー類がある。相違点として以下に挙げる。

  • 地下茎の有無
    地下茎で生育繁殖するタケ、ササ類とは異なり、バンブー類は分げつ (分蘖) によって立ち状になる。(後述)
  • 竹皮の着生
    タケ類は生育後落下するが、ササ類は生育後も着生している。
  • 葉の形態
    タケ類は格子目があるが、ササ類にはそれが無く縦に伸びる平行脈である。
  • 開花
    タケ類は約120年周期、ササ類は40~60年周期でどちらも開花後には枯死する。
  • 分布
    タケ類は青森~九州だがほとんどは帰化と見られる。ササ類は北海道や高山地帯にも自生する。

一般的には丈の低いものが笹竹の略とされる。名前に**だけ・**ざさ・**ちくとついていても実際の竹・笹の判断とは違う場合がある。ただし、植物学的には「成長すると稈鞘(たけのこの皮)が落ちるのが竹、残って(タケ・ササ類における「茎」)を包むのが笹」とする。しかし、オカメザサのように膝丈ほどの竹やメダケのような背の高い笹もあることになる。なお、熱帯地方のバンブーというのは、竹に似て、地下茎が横に這わず、株立ちになるもののことである。

紙パルプ業界では竹とバンブーとの区別もある。

ちなみに、日本に見られるタケの多くは帰化植物と考えられ、一部種類には日本野生説もあるが、たいていは中国原産である。笹は日本産のものが多くあり、地方変異も数多い。

[編集] 分類学上の扱い

上記のように竹類にはタケとササとバンブーがある。これらはすべて一つのグループで、通常はイネ科タケ亜科、場合によっては独立したタケ科を認める。この項ではタケに類するもののみを扱う。

[編集] 素材としての利用

枝葉を切り落とした主軸は(さお。竿とも書く。)と呼ばれる。そのまま、また、割って細い板状にして使用される。

繊維が強く丈夫であり、一般の材木と同様に建材として利用される。また、弾力性に富んでいるため、バネ様の素材として利用される場合もある。さらに、細工が容易なので、簡易的な利用にも向く。他方で、耐久性には問題があり、使い捨ての感が強い。

桿はほぼ円柱状で中空であり、きわめて軽くて丈夫であり、非常によくしなる。そのため釣り竿や棒高跳びの竿などの特殊な使用例がある。

[編集] 材木としての利用

  • 竹小舞:和風建築の塗り壁の素地
  • 竹筋コンクリート:鉄が不足していたときには使われていた(原ノ町駅などの建築物に現存する)。
  • 床材
  • すだれ
  • 建築外部足場:日本ではあまり見ないが、香港や中国、東南アジアでは、比較的高いビルの建築現場でも足場材として使われる。
  • 冬囲いの材料
  • 竹垣

[編集] パイプ・容器としての利用

ある程度の長さに切り、途中の仕切りを突き抜けば、立派なパイプができる。大きいものは直径10cmくらいから細いものまで、自由に選べる。また、これを縦に半分に切れば、水を流したりするのに便利である。

  • 火吹き竹:かまどの火に空気を送るために使う、風呂や焚き火にも使う。
  • :半割にし節をそぎ落とした状態で利用する。軒に渡すことで雨どいにしたり、そうめん流しの流路、水飲み場の導水、温泉の湯冷まし路などに利用される。
  • 楽器:日本では尺八篠笛能管竜笛などの竹製管楽器が伝統的。外国には竹製の打楽器がある。竹製楽器のみのオーケストラ団がある。バリ島のジェゴグも有名バンブーオーケストラ
  • キセルの筒
  • 水鉄砲
  • ししおどし
  • 竹筒:一方の節を1つ残し、他方を余裕を持って切ることで、口の大きい容器となる。水をくんだり、花を生けるのにも使える。上下に節を残して切れば、密閉された部屋が手に入る。片方に小さな穴を開ければ、口の小さな容器になる。水筒などに。また、これに米を詰め、火にかける調理法がある。

[編集] 工芸品・日用品の素材としての利用

手に入りやすく、削る・曲げるなどの加工がしやすい。繊維の方向がはっきりしており、それに沿った方向には細かく割りやすい。節の部分で割れが止まるため、同質で同じ長さの棒状のものを量産しやすい。細く薄く削れば、その厚さ次第で適度な弾力の先端を得られる。さらに、無加工の状態でも比較的腐食しにくく保存が容易である。

細工や工芸の材料によく使われる。子供のおもちゃなどにもよく利用される。工芸品としては、表面に様々な模様のはいるものが珍重されるものがあり、菌類による侵食を利用したものもある。

[編集] その他

  • 竹刀剣術の訓練や、それを競技化した剣道で用いられた。
  • (和弓)と:どちらも竹から作られた。矢の方はヤダケというのもある。現在はグラスファイバーやカーボンファイバーを使用したものが主流。
  • 棒高跳びの棒:但し現在はグラスファイバーが使用されている。
  • 鉄道踏切遮断機
  • 竹槍:かつては百姓一揆などに際して利用された。太平洋戦争中、政府は「一億玉砕」の精神を婦人に植えつける目的で竹槍の訓練を行ったが、これに対して評論家の新名丈夫が非難した事から、後に竹槍事件と呼ばれる事件にも発展した。
  • 竹ナイフ:材に珪酸を多く含むため、切り口を鋭くすることにより刃物として利用できる。
  • スキースケートの材料としてかつて使われていた。スキーのストックには特に加工されていない竹竿をそのまま利用していた。
  • 麻雀牌: 牌の背の部分に竹を使用したものがある。最近は「ガン牌」の防止や全自動卓の普及により、竹を使用したものはほとんどない。
  • 青竹踏み
  • バンブーダンス
  • 竹皮は、筍の最外層を覆っている薄い皮で、成長とともに自然に剥がれ落ちる。防水性と殺菌作用があるため、肉や羊羹などの食品の包装材として用いられたほか、草履などの材料としても利用される。
  • ササラ電車: 路面電車の線路上の雪を、竹でできたブラシを回転させて除雪する車両。

[編集] 食材としての利用

  • (たけのこ)
  • メンマ(麺麻)。シナチク(支那竹)とも。
  • 実。窮乏期にはその実も食べたという。

[編集] 生薬としての利用

  • ハチクまたはマダケの葉は、竹葉(ちくよう)という生薬で解熱、利尿作用がある。
  • ハチクまたはマダケの茎の外層を削り取った内層は、竹茹(ちくじょ)という生薬で解熱、鎮吐などの作用がある。
  • タンチク、 ハチクの茎を火で炙って流れた液汁は、竹癧(ちくれき)という生薬である。

[編集] 竹を扱った作品

[編集] 竹にまつわる習俗・慣習

  • 青々としてまっすぐ伸びる様子から、(さかき)とともに清浄な植物のひとつとされている。
  • 地鎮祭などで、四隅に立てられる青竹のことを忌竹(いみだけ)という。あるいは「斎竹」とも書く。
  • 3本の竹を松で囲み、荒縄で結んだものを門松という。
  • 竹の花が咲くと不作、不吉の前兆だという民間伝承がある。
竹は種類によるが、前述のように数十-100年に1度花を咲かせ、結実し枯れる。この実をネズミ等が好んで食べ、大繁殖して農作物に被害を与える、というのがこの伝承の根拠のひとつ。花が咲くと竹が枯れるのは事実で、近年、中国四川省ではジャイアントパンダの生息地付近の竹やぶで大規模に花が咲き、食物となる竹が枯れるため多数のジャイアントパンダが保護を必要としている。またインド北部では、竹が花を咲かす頃、農作物を守るためにネズミ駆除の準備を始めるなどの対策をし、成果を上げている。
  • 七夕
  • 、竹、3つをあわせて松竹梅(しょうちくばい)と呼び、縁起のよいものとされる、もとは厳寒の三友と呼ばれ中国画での画題が日本に伝わったもの、符牒としても使われる。他にも竹・をあわせた四君子等もある。

[編集] 竹にまつわることわざ、慣用句など

  • 竹を割ったよう
  • 破竹(の進撃など)
  • 竹馬(ちくば)の友
  • 竹箆返し(しっぺがえし)
  • 木に竹を接ぐ
  • 松竹梅

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク


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