空中都市008

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空中都市008』(くうちゅうとしゼロゼロエイト)は、小松左京SF児童文学。原題は『アオゾラ市のものがたり』。

1968年に『月間PTA』(産経新聞発行)に連載が開始され、1969年に刊行された。


目次

[編集] 概要

科学技術の発達した21世紀におけるホシオくん、ツキコちゃん等の登場人物の「アオゾラ市」での生活を舞台に、都市生活基盤や、交通手段、宇宙旅行など知恵と希望にあふれた未来像を描いている(管理コンピュータのダウンによる都市機能の混乱など、そうでないエピソードもある)。 いくつかのエピソードに章立てされた短編形式のストーリーで、各話の章末には科学考証の元となった(当時の)最先端の科学・技術についての解説が付録として付いている。 登場する科学技術の中には、現代の目で見ても実現が程遠いものや非現実的といえるものも含まれるが、中には驚くほど現代の技術を言い当てているものもあり興味深い。例えばテレビ受像回路付き携帯電話、ニュース配信、環境技術の進歩などである。

一時期、ノーベル賞受賞者の田中耕一の愛読書として、話題となった。

題名の「008」は、国際ダイヤル通話における日本の識別番号を頂いた物(実際には0081となった)。

[編集] NHK人形劇・空中都市008

NHKで連続人形劇としてテレビドラマ化された。原作のエピソード以外に、多数の書き下ろしがある。

  1. 一つの話は原則として一週間単位。
  2. 視聴者からのアイデア(未来で実現する機械を公募して)を元に話を作ったこともあった。
  3. 舞台は空中都市008だけではなく、海底都市や火星探検、月基地の話などもあった。
  4. 音楽は冨田勲。同名の主題歌(作詞:高垣葵)は中山千夏が歌唱した。
  5. VTR制作。

放送期間:1969年4月7日~1970年4月3日(全230回)
70年1月1日、正月特番として「北極圏SOS」が放映された。
本編は一切現存せず、フィルム制作の「北極圏SOS」が唯一現存する映像である。
時あたかもアポロ11号月面着陸の年であり、そのことがストーリーに反映されている。 たとえば、静かの海に残された月着陸船イーグルの基部を見に行く下りなどである。
物語の時代は放送時から約30年後の21世紀初頭に設定されていた。視聴者から寄せられた未来のアイデアは、物語の中に星夫たちの発明などとして登場したが、所長らが「この発明は、30年前に○○さんがすでに考えていたんだよ」といって、視聴者からのアイデア画を見せたりするといった趣向で、番組をより身近にすると言う工夫がなされた。

[編集] 声の出演

[編集] 外部リンク

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