究極超人あ~る
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| 究極超人あ~る | |
|---|---|
| ジャンル | ギャグ漫画 |
| 漫画: 究極超人あ~る | |
| 作者 | ゆうきまさみ |
| 出版社 | 小学館 |
| 掲載誌 | 週刊少年サンデー |
| 発表期間 | 1985年 - 1987年 |
| 巻数 | 単行本全9巻 ワイド版全4巻 文庫版全5巻 |
| 話数 | 全100話 |
| OVA: 究極超人あ~る | |
| 監督 | 知吹愛弓 |
| キャラクターデザイン | 杉山東夜美 |
| メカニックデザイン | 出渕裕 |
| アニメーション制作 | スタジオこあ |
| 製作 | バンダイ・メディアリング・小学館 |
| 発売日 | 1991年 |
| コピーライト表記 | ©1991ゆうきまさみ/小学館/MRC/EMOTION |
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| 日本の漫画作品 |
| 日本の漫画家 |
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『究極超人あ~る』(きゅうきょくちょうじんあーる)は、1985年から1987年にかけて「週刊少年サンデー」(小学館)において連載された、ゆうきまさみによるSF学園コメディ漫画。第19回星雲賞マンガ部門受賞。
私立春風高校を舞台に、光画部という一般にいう写真部に属する生徒・OBたちとその周辺で起きるさまざまな奇妙な事件を描く。体育系のクラブ活動を描く既存の学園マンガと異なり、それまで日の当たらなかった文化系クラブの、社会的には変人に分類される生徒や人々の生態をユーモアをこめて肯定的に描いた。
単行本は少年サンデーコミックスで全9巻、同ワイド版で全4巻、小学館文庫で全5巻が刊行されている。他のメディアでの展開はその項を参照。
目次 |
[編集] 作品概要
本作は、どこか変な人が集う春風高校、その中でも特に変な人の集まりである光画部(写真部のこと)の面々が織り成す世界を描いたギャグ漫画である。作品中には当時の時事ネタや特撮・アニメネタなどが豊富に織り込まれており、解る人には解り、解らない人にも何となく笑えてしまう話の作りが人気の源である。
もともとこの漫画はまったくの創作というわけではなく、その舞台は都立板橋高校光画部をモデルにしている(ゆうきの友人である音楽ディレクター・とまとあきと、その後輩の出身校で、この後輩・成原(ナリゲンと読む。成増に住む原人の意。とまとあきの3つ下)がRの直接のモデルである)。
それ以外にも、ゆうきの友人をモデルにしたキャラクター(たとえば たわば → 先に挙げたとまとあき、鳥坂 → 鳥坂(細川)司(元東京都職員、現在はゆうきまさみのマネージャー?)、まりい → 川村万梨阿(声優)、伊東 → 伊藤和典(脚本家)、伊東の彼女→高田明美(イラストレーター、連載時、伊藤和典の妻(後年、離婚))、刑事さん → 福田孝(サンデーでの初代担当)、島崎 → 島崎信行(OVAでのディレクターの一人))、明らかにモデルがわかるキャラクター(たとえば 校長 → 春風亭柳昇、毒島 → 天本英世、 軽音の山本君 → 山本正之、兵藤信 → 兵藤まこなど)が登場する。
また、この漫画にはいたるところに特撮やその当時の時事ネタを基にしたパロディ(たとえば、さんごの苗字「大戸島」はゴジラが初めて出現した島の名前。初期の名前はまんま「大戸島かぐら」だった)がちりばめられており、知っている人は思わずにやりとしてしまう要素も数多い。
台詞の一部の表記がしばしば第二次世界大戦前を思わせるものになる(「なんでしょう?」→「なんでせう?」等。当初は現代仮名遣いのルビが振られていた)。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
[編集] 主な登場人物
【】内はミニドラマ(「D」と表記)やOVA(「A」と表記)での声優名。
[編集] 光画部
光画部に所属する部員は、現役とOBが入り交じっているため、ここでは入学年度にあわせて同学年ごとに紹介する(ただし、Rと小夜子については転入生であるためその年度の入学生ではないが、ここでは便宜上該当年度の入学生として扱う)。なお部長経験者には"部長"マークを示す。
[編集] 80年度以前入学
- たわば先輩【D とまとあき】
- さんごに少年誌での喫煙厳禁と咎められるが、生徒と誤解を受けるほど(卒業後の)鳥坂に次いで部活の出席率が高い困ったOB。くわえタバコがトレードマーク。
- 発言力はあるが、それに伴う実際の実行は現役部員や鳥坂が行うことが多い。女性に対して幻想を持っており、さんごの下品な発言に度々怒った。
- 連載開始時から20歳を超えていることから(中学浪人していなければ)80年度以前に入学したものと思われる。
- 写真学校の学生だが、第7巻で「おれは入学したが行ってはいない人なんだ」と発言している。撮った写真には「A.TAWABA」と書かれている。名前の頭文字Aは、モデルであるとまとあきの本名に由来する(イメージアルバムのディレクターの欄参照)と考えられる。
[編集] 83年度入学
- 鳥坂先輩(とさか)【D,A 神谷明】 "部長"
- 本名:鳥坂司(とさか つかさ)。光画部の暴君。根拠のない自信に裏打ちされた押しの強さと厚顔無恥かつ好戦的な性格、人を人とも思わぬ傲岸不遜さが売り。
- 「生まれついての騒動屋」とも称されるように、光画部が起こす騒動の数々にはほぼ鳥坂が絡んでおり、天敵の西園寺まりいと熾烈な抗争を繰り広げた。
- 部員からの信頼はそれなりに厚い。また、何かというとRに関節技をかけたり、右手中指を突き立てるポーズをとったりする癖がある。「だーいじょうぶ!」「まーかせて!」が口癖。
- 特撮大好きで、『宇宙刑事シャリバン』の必殺技「シャリバン・クラッシュ」をまねたり、子供に『太陽戦隊サンバルカン』のバルパンサーのポーズをレクチャーしたりしたこともある。
- 卒業後は東京都職員になり、一応まじめに出勤しているらしいが、部活への参加があまりに多いことに疑問に思った部員への返答として、「夜のお仕事」というコメントを行っている。眠いときは小人さんが代わりに仕事をしてくれているらしく、唯一の欠点は計算を間違えることくらいとのこと。オフロードバイク(ホンダXL250Rパリ・ダカール。ヘルメットはショウエイのVT-1R)が愛車(この運転も小人さんがしてくれることがある)。
- 常に眼鏡が微妙に光を反射しており、眼が見えたのは全編通して初期の数コマのみ。眼鏡が無くなった時も、髪に隠れて眼は見えなかった。
- 自称「19年間連勝を続けてきた男」、「ザ・OB」(ワイド版、文庫版では「ジ OB」)、「敗北を知らぬ男」(たわば曰く「敗北を"忘れる"男」、「鳥頭」)。実際、腕っ節はかなり強く、札付きの不良相手に圧倒的強さを見せつけたこともある。眼鏡を落として遠近感を失い、手加減が出来なくなったためであるが、「本気で戦うと相手が危ない」とたわばが危惧したぐらいである。
- 愛校心、愛部心は人一倍強い。愛用のカメラはニコンF3(モータードライブMD-4装備)。
- 悪食であり、合宿で出てきた「闇カレー」(大根、里芋、コンニャク、梅干し、フルーツポンチなどが入っている)を平気で平らげ、更に他の部員の残りもかき氷にかけて食べ、残りは自宅に持ち帰ってたいらげた。(帰宅後に腹を下すのだが、その原因は明らかに闇カレーなのに、当の本人は「原因不明の腹下し」と言っている。部員に「闇カレーが原因だ」と言われても「あれは美味かった」と振り返り、部員を狼狽させた)。
- 配役が神谷明となったのは、作者であるゆうきまさみが彼の性格設定を「貧乏な面堂終太郎」とした為である。ちなみに、キャスティングを思いついたのはゆうき・とまと同時で、期せずしてユニゾンで「かぁ~みや、あきらぁ~!」と言ったそうだ。
[編集] 84年度入学
- R・田中 一郎(R・28号)(あ~る・たなか いちろう)【D,A 塩沢兼人】 "部長"
- 一応、本作の主人公(主人公はさんごとする説もある)。
- 本人曰く、「ロボットじゃないよアンドロイドだよ」。
- 万能工学博士成原成行によって作られた。
- 1985年の1学期終業式当日に春風高校2年D組に転入してくる(どこから編入してきたかは、あ~る本人すら知らない)。夏休みを知らずに登校して誰もいない教室にいた。その後、夏休み練習中のバスケット部に乱入し、遠距離から正確なシュートを百発百中で決める。そこでもののはずみで首を外してしまい、初めて正体が「ロボット」と判明した。バスケット部との勧誘合戦となったが、どさくさ紛れで光画部が勧誘に成功、部員となる。ただし、それ以前の経歴は謎で、それについて追及されると本人も頭を抱える。
- 常に黒の学生服と下駄を着用。学生服はまるで玉葱のように、脱いでも脱いでも着ている。他の服を着る際も必ず学生服の上に着るため、学生服の下がどうなっているのかは不明。また、下駄は運動用、登山用、上履き用など数種類を使い分けている。
- 性格は至って人畜無害でおだやか。おとなしく、言動も行動も周りの流れからワンテンポ遅れていることが多い。頭のネジが締まると、途端に冷徹な面を見せ始めるが、長続きしない。
- 本来は成原博士が自分を追放した学会に復讐するため、世界征服計画の一環として作られたアンドロイドであるが、本人にはそのことを認識しているが自覚は全くない(成原博士に「何の取り柄もない」と思われてお化け屋敷に売り飛ばされたことすらある……元ネタは『鉄腕アトム』でアトムがサーカスに売り飛ばされた話)。逆に正義感は結構あるようで、最終巻では地球征服に乗り出した成原博士とその分身であるメカ成原と対峙した。
- OB会議で部長に指名されると、幽霊部員対策として部員ホイホイなるものを開発するなど、優れた電子頭脳の一端を垣間見せることもあるが、計算を十進法で行うなど人間くさいところも覗かせる(指折り数えて計算するのは、実はコンピュータにとって高度な能力を必要とすることなのだが、ギャグとして受け流すのが正しい)。
- 轟天号というスポーツ型自転車(実在する。ベースはブリヂストンサイクルのロードマン)を乗りこなし、有無を言わさずものすごいスピードで高速道路まで走破する。常に埼玉県の地図を携帯し、それを見ながらなら世界中どこでも道に迷わないが、それ以外の場面ではよく道に迷っている。校舎2階の教室に窓から入ったりもする(いずれもモデルであるナリゲンが実際にやっていたこと。高速道路走破はコミックス連載中の出来事、他は高校時代)。
- 動力源はご飯(白米)で、特にササニシキが好物。それ以外のものを食べると消化不良を起こして部品を吐き出す。吐き出した部品はすぐに呑み込み、周囲を気持ち悪がらせる。コンセントプラグを体内に持ち、電気ガマを使って自力でご飯を炊くことができる。煎餅や餅、粥(ご飯にかけて「おかゆライス」)など、米が原料のものも食べられる。なお、甘酒を飲むと酔っぱらい、酒乱の面が現れる。
- ご飯の大切さについて「ご飯を食べないとお腹がすくんだ。お腹がすくと怒りっぽくなるんだ。怒ると胃が悪くなるんだ。胃が悪くなるとご飯が食べられなくなるんだ。ご飯を食べないとお腹がすくんだ。...」というコメントで表現している。おにぎり好きのキャラとして知られる山下清(芦屋雁之助)の真似をしながら語ることもある。
- まともに動かないガラクタ同然(単行本9巻「世界征服の序曲」などではまともに動き、成原博士の屋上要塞建築等に従事)のR・26号やR・27号(元ネタは「鉄人28号(実写版)」第1話)などの兄・姉がいるほか、R・29号という妹(自称・アール・デコ)がいる。
- 愛用のカメラは自作の木造フレーム製で、当時はまだ珍しかったオートフォーカス搭載だが、その為に赤外線センサーを採用しようとして、なぜか超大出力のレーザー光線や謎の怪光線を出してしまう。
- 「やぁ。」と、人差し指と中指を曲げた独特のVサインで挨拶をする。
- ゆうきまさみの同時期の作品「鉄腕バーディー(旧)」(舞台が同じ場所)ならびに次回作「機動警察パトレイバー」「じゃじゃ馬グルーミン★UP!」にも鳥坂たちと共に何度か顔を見せている。
- また高橋留美子作の「めぞん一刻」テレビ版28話の運動会のシーンでは、
- 父兄に混じって客席に座る姿が2カット挿入されている。
- 関節が弱いのか、エクソシストのごとく首が反転することも多々ある。
- 左目は前髪で隠れている。
- また春校祭で光画部が不良に絡まれた際、それまで傍観していたがさんごが絡まれだすと急に不良に立ち向かう・撮影旅行でさんごの寝顔の写真を撮っている・生徒会長選でさんごに投票する(結果無効票)・小夜子、えりかにベタベタされても無表情だったのに対し、さんごに腕を組まれた際には少々顔を赤らめるなど、少なからずさんごに対して特別な感情を持っていたようである。
- 大戸島 さんご(おおとじま さんご)【D,A 笠原弘子】 "副部長"
- 元気さと明るさ、運動神経のよさが取り柄の女子部員。走っても胸が揺れない幼児体型で、小学生扱いされることもある。
- とにかく足が速く、陸上部員をおさえて運動会で1位を総なめするほどの俊足。しばしば「何故陸上部に入らなかったのか?」と不思議がられる。
- 現役部員とOBとの直接の調整に当たることが多く、両者がいい関係を保っていられることからも彼女の存在の大きさがわかる。Rに対して恋愛感情とまでは至らないが好感を持っている。
- たまに「もっこりパンツ」「明るい家族計画」などエグい下ネタ発言をかまし、椎子に突っ込まれ、たわば先輩に怒られる。
- 全話に登場し、本人曰く「皆勤賞」。(このために最後の一コマに参加などもある)
- 主愛用カメラはキヤノンAE-1プログラム(シルバーボディ)。
- 卒業後は区役所(練馬区?)に就職。しかし間違えて春高に来ることもしばしば。
- 名前の由来は誕生日が3月5日であることから。
- 物語の本編はさんごの視点で描かれているため、主人公はR・田中一郎ではなくさんごであるとの説も根強い。
- 堀川 椎子(ほりかわ しいこ)【D,A 冨永みーな】 "副部長"
- 通称「シイちゃん」。さんご曰く「防波堤」「光画部のお母さん」的存在。
- ショートヘアに若干そばかすのある容貌。水泳部員を篭絡できる程のナイスバディの持ち主。
- どんな騒動がおきても、冷静沈着にそれを見守る。縁の下の力持ちとなって、光画部のピンチを救うことが多い。しかし彼女も光画部の一員、見事な演技で生徒会長の西園寺まりいを騙して、あわや新設された写真部のものになりかけた光画部の暗室備品を取り返して光画部再興のきっかけを作ったり(西園寺曰く「女ペテン師」)、つい鳥坂の口癖(中指を立てて「だぁーいじゃうぶまーかせて!」)が出てしまったりと、光画部にしっかりと染まっている。
- 卒業後は日本大学芸術学部写真学科に進学。
- あさの【A 伊崎寿克】
- メガネをかけているのが特徴。第3話から登場しているレギュラーだが直接名前を呼ばれることは一度もなく、物語の終盤まで名前が不明だった。名前の初出はきしだと共に欠席していた時で、この時も「あさのときしだ」と呼ばれ、どちらがどちらなのか区別が出来なかった。
- 下の名前は不明。きしだと一緒に行動していることが多い。
- 愛用カメラはキヤノンAE-1(シルバーボディ)。
- 練馬産業大学(練産大、モデルは武蔵大学?)を受験するも不合格となる。
- OVAのクレジットでは「浅野」となっている。
- きしだ【A 長谷有洋】
- リーゼントの髪型が特徴。第1話から登場しているが、名前の扱いはあさのと同様。どちらがどちらなのかは「これが基本だ」で行った、宇南山公園での撮影会で、曲垣が「きしださんから借りました」と見せたカメラの機種(キヤノンAE-1でなかった)で判明した。
- 持っているカメラはペンタックスの何かかオリンパスOM-10。
- あさのと同じく練産大を受験し不合格となる。
- OVAのクレジットでは「岸田」となっている。
[編集] 85年度入学(転入)
- 天野 小夜子(あまの さよこ)【D 島田満, A 兵藤まこ】 "部長"
- 光画部が新部室に移転した際、幽霊として登場。その実体は、交通事故により入院していた彼女(の生き霊)が、幽体離脱して部室に遊びに来ていた姿だった。肉体に戻ることを条件に、祖母(天野セト)を説得し春風高校に転入してくる。
- 性格は、押しが強くてひねくれ者で先天的に偉そう。要するに「女鳥坂」だが、自覚していなかったため、それを指摘されて茫然自失になった(思考的には鳥坂より手堅い傾向)。
- 生霊のころに、あ~るに取り憑いていたが理由は「あ~るから発生する磁場が落ち着く」からであり、肉体に戻ってからも磁気治療器がわりにつかっていた。
- 転入後、あ~るの後任として部長に就任。部の予算確保などでお金にもうるさい。就任直後の生徒会との予算折衝では、生来の押しの強さを活かし、前年度西園寺まりい会長の方針の下、5千円に減額されていた部費を、前年度比10倍、前々年度と同額の5万円にまで回復させた。また、信がバレンタインデーでもらったチョコレートを売却して、部費の足しに出来ないかと言ったこともある。
- 備品カメラとして中古のオリンパスOM-1を導入する。
- 得意技は頭を壁にぶつける事による幽体離脱。
[編集] 86年度入学
- 兵藤 信(ひょうどう まこと)【D ゆうきまさみ, A 鳥海勝美】
- 曲垣剛の幼馴染。ベビーフェイスで、女装と怪人「キングアラジン」の真似が特技。
- 見た目とは裏腹に、本人曰く「品性下劣」で下ネタも好き。露出狂的な一面があり、それが原因で何度か鳥坂たちにしばき倒されている。
- 諫坂商店会主催の「町内女装美人コンテスト」にて優勝した経歴の持ち主。
- 物語後半で、あまりのキャラの多さに作者が出し忘れるというハプニングがあった。
- 写真の知識は皆無。撮影会の際に、110フィルムのトイカメラを持参して、光画部員を唖然とさせた(作中で「使い捨てカメラだ」といわれているが、後の「使い捨てカメラ」は、35mmフィルムまたはAPSが主流になっている)。
- 曲垣 剛(まがき ごう)【D 知吹愛弓, A 古谷徹】 "会計"
- 中学校時代(諫坂三中)は野球部のピッチャーとして、全国中学野球大会にてチームを優勝に導いた。本人は高校でも野球部に入るつもりであったが、鳥坂の口車によって「負けたら光画部に入部する」という変則野球対決(9アウトのうち1点でも取れれば光画部の勝ちというルール)を光画部の面々と繰り広げることとなり、敗れて光画部員になる。
- 幼稚園時代に信にラブレターを送ってしまったという過去があり、そのことで信に弱みを握られている。
- 親を師匠として華道にも精通し、その特技を部活でも活かす。
- 群を抜いて高身長のため、レフ板(光を反射させて対象を照らす道具)持ち担当をやらされている。
- また、会計を担当し、木造部室の天井裏に部費を入れた金庫を隠している。
- 性格はまじめ。
- 西園寺 えりか(さいおんじ えりか)【D 高田明美, A かないみか】
- 生徒会長、西園寺まりいの妹。姉とは対照的に、行動も言動もかなり幼く一般常識にも疎い(「馬肉もわさび園でとれるんですかぁ?」の台詞が象徴的)。
- あ~るが転んだ拍子に廊下ですれ違ったえりかのスカートが咄嗟に掴んで脱がしてしまい、葉っぱのプリントのパンツを見られたことをプロポーズと受け取り、あ~るにはその気はないがプロポーズを勝手に承諾してしまう。
- 私服の学校にも関わらず初登場の時にはセーラー服を着用している。
- 特技は般若心経暗唱と姉まりいの物まね。
- 驚異的な味覚の持ち主で、合宿のカレーに梅干(カツオ味)やフルーツポンチを入れ、光画部員を驚愕させた。
- 撮影会に家の物置から6×9判のマミヤ・ユニバーサルプレスを持ち出し、鳥坂を唖然とさせた。
[編集] 87年度入学
連載終了間際の登場と入学のため、残念ながらエビソードが少ない(荒又などは、とうとうフルネーム不明のままだった)。
- 荒又(あらまた)
- 上記の通り、下の名前は不明。性格は、本人いわく「気短で15年生きてきた」。
- 同学年の近衛史喬(このえ ふみたか。西園寺姉妹の従兄弟)といわゆる写真クラブに入部するつもりでいたが、光画部部員と接触したことで写真部を検討することなくその場で光画部に入部してしまう。
- レオナルド 根岸(レオナルド ねぎし)
- 日系アメリカ人。外国人であることから勝手にベンジャミン伊東(他の候補としてラッシャー木村、ばってん荒川など)と名付けられ、そのまま定着してしまったために本名で呼ばれることがない。
- 短絡的に外国人というだけで戦力として強制的に入部させられた。
- タコやイカが大嫌い。
- 普段は片言の日本語だが、怒りで他者を罵倒するときだけはなぜか流暢になる。
- 愛国心が非常に強く、やや尊大な態度を取る。アメリカを馬鹿にされたと感じると烈火の如く怒る。
- 「アメリカンコミックのまね」の持ち技があるが、本人は無意識に繰り出している為、技の自覚がない。
- 国枝 千里(くにえだ せんり)
- 女子部員。鳥坂をも上回る、この漫画最大の特撮マニア。
- あ~るや信の特撮関係のモノマネ(ケムラーとテレスドンの目・キングアラジン)に対してダメ出しをしたことがある。
- 撮った写真には特撮の構図の作品が多い。
[編集] 生徒会
- 西園寺 まりい(さいおんじ まりい)【D,A 川村万梨阿】
- R達と同学年で、Rと生徒会長選挙で闘い、一票差で辛くも勝利を収めて生徒会長に就任した(決めの一票はR自身がさんごに入れた無効票である)女生徒。
- 責任感の強さから、トラブルメーカーで実績の無い光画部を敵対視し、ありとあらゆる手で何度も光画部の取り潰しを画策するが、光画部に勝てたことはない。
- しぐさや表情はキュートなものの、性格は強烈である。別名「鉄の女」。高笑いは強烈。
- 強度の近眼だが、読書時などを除いて基本的に裸眼。ビン底眼鏡である。裸眼時はたびたび壁に気付かず激突する。その様を妹のえりかに真似されている。
- 実はスポーツ万能でバレーボールで光画部と対決したことがある(やっぱり勝てなかったが)。
- 鰯水のことは憎からず思っている。バレンタインデーでは、「義理チョコ」と書かれた直径20cm程度の大きなハート形の手作りチョコレートを送り、女心の複雑さを表現していた。
- 生徒会長在任中の予算編成では、光画部を含む一部文化系クラブの部費削減を断行している(詳細は、弱小クラブ部長連絡会を参照)。この西園寺による予算編成の手法については、議論が分かれている。一方では、その業績主義的性格に着目し、非常に初歩的なやり方ではあるものの、近年新たな行政手法として注目されているNPM(New Public Management。行政運営に市場原理や成果主義を導入し、行政の効率化を図る手法)との類似性が見られる点を強調、西園寺の先見性の高さを示すものとして注目する人もいる。他方、まりいの予算配分の基準は「業績」と言いながらも実際は「自分の言うことを聞くかどうか」といった私情・私怨によるものであり、予算配分を通じた独裁制・恐怖政治を目指していたと考えるのが妥当ではないかとの見解もある。特に後者の見解については、まりいの愛読書の一つがアドルフ・ヒトラーの「我が闘争」であったことを想起する必要がある。
- 鰯水等(いわしみず ひとし)【D ぶらじる, A 鈴置洋孝】
- まりいとともに登場。(在校期間に同窓だった)5年間の春風高校の女子生徒の顔と名前を全員覚えており、鴨池いわく「色魔」である。
- 当初は生徒会サイドとしてまりいとともに光画部と敵対していたが、強制的に同行させられた撮影旅行でのうかつな一言をきっかけに光画部に強制入部させられ、以降は光画部と行動を共にすることも多くなった。嘘と知らずに、一人だけ部費を払っている。
- 作品中では、必ず脚からコマに入ってくる特徴がある。まりいに好意を寄せている。
- 名前の由来は愛と誠の岩清水弘(初登場時、岩清水の口癖を口にしていた)。
- 愛用のカメラは、キヤノンF-1。
- 鴨池(かもいけ)【Dのまぬけ獣ガモイケに関しては とまとあき】
- 下の名前は不明。容貌はお世辞にも良いとは言えないが、メガネ男でクールな現実主義者にして、生徒会の参謀。
- 光画部vs生徒会による光画部室攻防戦においては、生徒会狙撃隊に所属。エアソフトガンAR-7によりR・田中一郎を一撃で仕留め、生徒会側の勝利に大きく貢献した。
- 島崎(しまざき)【D 開田裕治, A 龍田直樹】
- 春風高校最強のクラブと呼ばれる「土木研究会」所属で、西園寺まりいの後を継いで生徒会長になった。しかし、生徒会の仕事よりも校内の営繕を優先する。
- R達より1学年下。
- 鳥坂の中学時代の後輩に当たる。生真面目で責任感が強い。
- 当初は鳥坂が傀儡政権として送り込んだはずであったが、鳥坂らの光画部優遇を求める要求や圧力にも「会長としての責任がある」と一切応じなかった。あまりに実直すぎて、鳥坂でも扱いに困る場面があった。
- 「春高祭名物・光画部暗幕強奪」を阻止した(まりいは失敗している)が、その後部長になった小夜子には生き霊時代に脅かされており、苦手としている。
- 瞳は常に星が輝いたような感じになっている。うる星やつらの水乃小路飛鳥のそれである。
- 特技はイルカの曲芸。
- その後のゆうきまさみ作品でも頻繁に出ており、機動警察パトレイバーでは、春風組として道路工事を行っている風景があった。
- 苗場 健一(なえば けんいち)
- 執行部員。諌坂商店会主宰の「町内女装美人コンテスト」で信に負けて準優勝に終わったという過去を持つ。
- 文化祭の最中でも校内の営繕に出向いてしまう島崎には呆れ気味だが、執行部が島崎から全面的に信頼されていることについては、まんざらでもないようである。
[編集] 弱小クラブ部長連絡会
春風高校の文化系クラブによる連合組織。生徒会長西園寺まりいは、春風高校86年度予算編成において、光画部を含む一部文化系クラブの部費削減を断行する。
西園寺の目的は、第一に、生徒会主導で新設する写真部の部費を、他のクラブの削減分によって確保すること、第二に、予算編成に一種の業績主義を導入することで、たいした実績も上げず、だらだらと部活動を続けるだけのクラブに圧力を加えることにあった。
これに対し、部費削減の憂き目にあった文化系クラブは、生徒会によって個別撃破されてしまうことを懸念し、生徒会に対抗するべく、連合組織の結成を決定する。これが「弱小クラブ部長連絡会」である。
組織結成の提唱者は、漫画研究会部長の有島。参加クラブは、漫画研究会、文芸部、映画研究会、演芸部、光画部、超常現象研究会、鉄道研究会(順不同)。
組織結成の会合の席上、有島は、
を力説しており、これが事実上の組織結成趣旨に相当するものと考えられる。
有島は、鳥坂の強烈なパーソナリティを高く評価しており、当初は鳥坂を組織活動の前面に押し出すことを意図していたが、鳥坂の卒業によってこの構想はあえなく挫折する。その後、この組織が何らかの活動を行ったことを示す形跡は、特に見られない。その理由としては、有島が組織活動とセットのものと考えていた鳥坂擁立構想が挫折したことの他、西園寺率いる生徒会が、次第に光画部との抗争にエネルギーを集中せざるを得なくなり、他の文化系クラブに注意を払う余裕が無く、連絡会としても積極的に活動するだけの理由を失ってしまったことが考えられる。
- 伊東(いとう)
- 文芸部の部長。顔もしぐさもどこか猫っぽい。
- モデルは脚本家の伊藤和典。
- 彼女がおり、モデルは連載当時、夫人(後に離婚)のイラストレーター高田明美。恥ずかしいこと(指相撲)をしているところを目撃され、赤面する。
- コミック版機動警察パトレイバーにもほぼ同じ意匠のキャラが登場するが、出身地が異なるため本作の彼とは別人の模様。
- 鉄道車両の網棚で寝ることができる。
- 新倉 俊哉(にいくら としや)
- 超常現象研究会の会長。幽霊(小夜子)にサインをせがんだり、「天岩戸作戦」で小夜子をおびき出すのに成功するが、とてもマニア。
- 尚、名の由来は超常現象研究家の新倉イワオと中岡俊哉を捩ったものである。
[編集] 土木研究会
通称「土研(どけん)」。春風高校のクラブの一つ。部費は生徒会に一切依存せず、春・夏・冬休みの「合宿」と称する土木工事のアルバイトによって捻出しているため、生徒会も内部干渉できない。また就職率100%を誇り、「春風高校最強のクラブ」と呼ばれている。部室攻防戦の敗北と生徒会主導による写真部創設に伴い、部室長屋から追放された光画部が、新たな部室として旧校舎の昔の部室(第1期光画部黄金時代=毒島・柳校長が所属していた時代を記念して保存されていた)を利用するに当たり、老朽化した部室の修復工事を請け負った。ちなみにこの工事は見積りに一週間、工期および費用は不明。あくまで部活動の一環としての工事なので、光画部への費用請求は無かった。また成原博士による春風高校占拠時には、博士が同校屋上に建設した超科学要塞(違法建築物)の撤去に従事した。 驚いた際には『イルカの曲芸』をする。これは修復工事の依頼の為教室の島崎の元へRとさんごが赴いた際、「島崎くんはイルカの曲芸」(「居るか?」と「海豚」の洒落)とRが発言した為、イルカの曲芸を依頼されたと勘違いしたのが始まりである。作品中では漫画で3度程、さらにOVAでも披露されている。 なお、機動警察パトレイバーの漫画版において、廃ビルの幽霊騒動の場面でも彼ららしき人物が描かれていた。TVアニメ版でも27話『闇に呼ぶ声』(漫画版と同じエピソード)、35話『地下迷宮物件』での埋立工事現場の作業員としてもチラリと登場している。ちなみに研究会の歌も存在する。
数人が姿を見せているが、作中では土方と島崎の苗字が明かされたのみで、他の部員の姓名は不明。
- 土方(ひじかた)
- 土木研究会の棟梁的存在。幽霊(正体が判明する前の天野小夜子)に怯える小心者であるが、同時に強がりな男であり、またなによりも土木工事の仕事が大好きな男である。柳校長を「社長」と呼ぶ。土木研究会内における肩書きは不明。「土木研究会会長」と呼ぶのが妥当であろうが、「会長」では「社長」である柳昇校長よりも土方の方が肩書き的には上になってしまうので、「会長」と呼ばれることはなかったものと推察される(「現場監督」もしくは「部長」とでも名乗ったのだろうか?)。
- いかつい風貌に反して臆病なところもあり、幽霊(小夜子)出没騒動の際、顔を引きつらせながら「新田恵利ファンだから夕やけニャンニャンを見るために帰る」と夜の部室から立ち去ろうとしていた。
[編集] 教職員
- 松浦先生(まつうら)【D 大徳哲雄(当時の月刊OUT編集長)】
- あ~るやさんごたちのクラス担任。春風高校に6年間勤務する国語科の教諭。
- 実直な性格で、あ~るの論点がずれた言動に悩まされることが多いが、「新学期になったら(あ~るの)進路相談をする」と宣言しておきながら、その後さんごに話を持ちかけられるまですっかり忘れていたという呑気な一面もある。
- 柳昇校長(やなぎ のぼる)【D 春風亭柳昇】 "部長"
- 春風高校の校長。始業式などに得意の落語を披露、朝礼の講話ですら落語調で行ない生徒を爆笑させ、アンコールを要求されることもある。
- 実は光画部のOBで元部長。彼らのよき理解者でもある。
- ちなみに、校長室には「四面楚歌」「馬耳東風」など悪い意味で使われる四字熟語が額に入れられ、飾られている。
- 彼の奥さんが春風高校の理事長であるらしい。
- なお、OVAで監督を務めた知吹愛弓は、モデルで名前の由来ともなった春風亭柳昇師匠の実子(次男)である。
- 毒島(ぶすじま)【D 出渕裕】
- 春風高校の用務員。校長は後輩に当たる。校長とは同時期に在学していたと見られる。
- 光画部の第一期黄金時代を築いた。柳校長ともども光画部OBであることが知られてからは、OBらのリーダー役を務めるようになった。
- モデルは、どう見ても俳優の天本英世。光画部の見送りでは、主に死神博士のコスプレをする。
- 間宮 善三郎(まみや ぜんざぶろう)
- 教師生活60年にして、今なお非常勤講師で、校長や毒島のころからの光画部の顧問。
- 校長や毒島も恐れる横暴な性格で、太平洋戦争中に一喝で頭上のB-29を撃墜したという伝説を持つ。
- 名前の由来は中版・大判カメラブランドのマミヤ(の創業者間宮精一)とゼンザブロニカ(の創業者吉野善三郎)から。
- 映画研究会によって、ゴジラみたいな映画「マミヤ」が製作されたことも(作品に登場したのはリメイク版)。
- 教頭先生
- 至って常識人。校長室の前に貼られていた「間宮対策本部」の字幕を、「誰だこんなものを貼ったのは」と剥がしている(実は、本当に校長室で間宮善三郎の対策会議をしていた校長、毒島、松浦らが貼ったものである)。
[編集] その他
- 成原成行(なりはら なりゆき)【D,A 青野武】
- 万能工学博士にしてあ~るをはじめとしたRシリーズのアンドロイドの生みの親。
- 非常に目立ちたがりの性格で、サンデー本誌で2色刷りのページになると登場したがる。しかも2度ほどタイトルを乗っ取ってしまったことがある(究極博士なりはら)。
- 鳥坂たちと度々対立するが、実は彼自身も光画部OBだったりする(しかも元部長)。
- 自分の発明品について、その理論を説明できないが、一応動作する。ただし、発明はするものの、その目的がどこかに行ってしまうものも少なくない。とどのつまりは、万能工学博士を自称するが、いわゆるマッドサイエンティストに分類される人物である。
- 物語終盤では、本来の自分の役割を思い出し、世界征服に着手。その第一弾として春風高校を占拠するも、自分と同等の力を持つ発明品、メカ成原に裏切られてしまう。
- 家族は妻のキヨエと、息子のあきら。
- 成原あきら(なりはら あきら)【D 塩沢兼人(あ~ると二役)】
- あ~るにそっくり。と言うよりもあきらに似せてあ~るが作られた。これは『鉄腕アトム』の天馬飛男とアトムとの関係のパロディ(亡き飛男に似せてアトムが作られた。アトムの最初の名前は飛男だった)。
- あ~るは亡きあきらの代わりに、と思いきや、あきらは健在。初登場時、あきらはあ~るの存在を知らず、ひどく驚いていた。
- あ~るとの違いは左目が前髪に隠れていないところ。
- アール・デコ(R・29号)
- 成原博士によって作られたRの妹。春風高校占拠時は、狂戦士の指揮を執って光画部と戦うが敗北。最後は光画部員になる。
- 由来はデザインの一種「アール・デコ」。「アール・デコ」という自称を聞いた成原博士が言った「アール・高峰秀子」とそれを受けた彼女の台詞のカルメン故郷に帰るは、女優高峰秀子の愛称が「デコ」であることと、その代表作に引っかけたギャグである。
- なお、キャラ原案は伊藤和典、キャラクターデザインは高田明美の手による。没ネタとして、うつろな目をした美少年(ゆうき曰く「風と木の詩にでてきそうな」)の弟キャラ、アール・ヌーボー(由来はリンク参照)がいた。高田明美は他にも、さんごの服のデザイン等の「隠れアシスタント」をしている。
- 刑事さん
- 成原博士自身によるタレコミで捜査をさせられてしまうかわいそうな刑事さん。そのせいか、あ~るら光画部にはあまりいい印象を持っていない。
- 同時期の『アッセンブル・インサート』において『特殊工作課課長・服部』として登場。
- 奈良森博士(ならもりはかせ)
- 諫坂総合病院の医師。自分で見たものよりも現代科学のほうを信じるという、成原博士とは対極の立場にいる人。
- そのため、小夜子の幽体離脱した霊を見ても目の錯覚として全く信じない。
- 後に、『パンゲアの娘 KUNIE』に同名で顔も性格もよく似た古生物学者が出演。
- 毛利 郷子(もうり さとこ)
- 京都奈良の修学旅行であ~るたちのクラスのバスガイドを務めた、誰にでもプロレス技をかけてしまう問題ガイド。
- あ~るが技をかけられても入院しなかったことから、春風高校一行のこと(特にあ~る)を気に入り、次年度には春風高校の修学旅行先を調べ、わざわざ九州の観光会社を転職した。しかしあ~る本人はその修学旅行に来なかったことから、自ら春風高校に乗り込んでくる。それが成原博士による春風高校占拠と重なり、成り行き上(本人は楽しみながら)光画部の増援として活躍する。
- 大の阪神ファン。
- OBの人たち
- 春風高校を卒業した元光画部員たち。卒業後も後輩に関わっている。
- 上記のOB以外の素性は全く不明。なかにはゆうきまさみ本人もいる(コミックス1巻「Rにまかせろ」等のOB会議に参加)。
- 現役部員が旅行に出かける際は、仮装をして万歳三唱で見送りをする伝統がある。メジャーなのは死神博士、ポカリスエット、バボちゃん、はに丸、ゴジトラマンなど。ベンジャミンと対決するタコの着ぐるみは「しなだくん」(品田冬樹がモデルと思われる)が作ったらしい。ちなみにこの格闘中、千里が指摘した「海外版」とは「サンダ対ガイラ」海外公開版のこと。
- 卒業に伴い物語中盤には鳥坂が、終盤にはさんごらもOB・OGとなった(あ~るは出席日数不足のため留年。補習との説もある)。
- バーディー(鉄腕バーディー)
- コミックス6巻「夏だぜっ」の海水浴シーンに1コマだけ(しかもロングショットのシルエットで)登場。スイカ割り中、Rが手を滑らせて遙か彼方に放ってしまった粉砕バットを一気に投げ返し、あさのに「世の中にはすごい人がいるもんだねぇ」と驚かれる。
- なお、このシーンは「鉄腕バーディー(旧)」番外編の「幻の潮騒」(コミックス未収録)とリンクしている。互いの掲載時期(週刊サンデーと増刊サンデー)を合わせたファンサービスである。
- ヲウスとタケミカヅチ(ヤマトタケルの冒険)
- コミックス6巻「夏だぜっ」の海水浴シーンに登場。海に棒を投げてタケミカヅチに取りに行かせていた。この様子を見て、鳥坂が粉砕バットを投げ、Rに取りに行かせようとした。
- 串崎柾と日々野奇羅(ラブ(本来は白抜きハートマーク)ly BLOOD)
- コミックス4巻「波乱の春合宿」で、都立町中之公園・猿渡池でデート中、R自作のカメラから出る「れえざあ光線」によって、乗っていたボートを撃沈されてしまう。おそらく、この後近づいてきた11番のボートに救助されたものと思われる。
[編集] 他のメディアでの展開
本作は漫画以外のメディアでもその世界を展開している。
イメージソングはインストゥルメンタルを含めれば実に20曲以上にのぼり、これは他の漫画にはあまり見られない現象である。
作者のゆうきまさみが音楽ディレクターとまとあきと長年の友人だったことから、その伝でゆうき自身がファンだったという作曲家山本正之にイメージソング(コウガマンの主題歌)の作詞・作曲を依頼し、それならついでに……と、とまとが参加していたワーナーパイオニア「イメージカプセル」レーベル(当時)からアルバムリリースを打診され、その勢いで数々のイメージアルバムが完成した。
製作期間2週間(最初の打ち合わせが1986年9月15日。ここからキャストの声優に一部ゲリラ的な出演依頼……塩沢兼人はたまたまタクシーに乗り込む際、いきなりとまとあきが一緒に乗ってきて、その場で『あ~る』のコミックスを渡されて「これやってくれませんか?」と依頼されたという……が行われた。春高校歌は3日で歌詞ができた)といわれる最初のアルバムがヒット(社内の「ヒット賞」を受賞)し、当時低調だったイメージアルバム市場が息を吹き返すきっかけともなった。
なお、イメージアルバム中には有名声優陣および、ゆうきまさみ本人を含む彼の友人を主体にした業界人(豪華な声優のギャラが制作費を圧迫した為の苦肉の策であるが、もともとゆうきらは「魔法帝国ドロント」という同人サークルで本格的なオーディオドラマの制作経験があり、それが活かされた形になった。第1弾・第2弾のライナーノートに「協力:DORONT」の名がある)によるミニドラマも多数収録されており、OVA誕生の足がかりになった。
また、このOVAも好評であったことから、R・田中一郎の声を担当していた塩沢兼人が事故で急逝するまでは、テレビアニメ化という噂も何度か上がったことがある。
しかしゆうき自身は「この作品は会話劇であり、アニメになると台詞の間の取り方が難しくて面白くならない。音楽と歌を先に作って後から絵をつけたものが最も適した手段ではないか」として、アニメ化はかたくなに断っていた。
OVAが実現したのは、旧知の仲(若い頃出入りして、ビデオなどを自由に使わせてもらっていた)である「スタジオこあ」(代表は知吹愛弓)が製作したからである。
究極超人あ~る どらまSPECIALは、アニメ誌で脚本の伊藤和典が「2000円のアナログミュージックテープのみで8月25日発売」と書いたが、直前で方針変更され、1987年9月10日にアナログカセット・LP(2000円)ならびにCD(2500円)で発売された。
「究極戦隊コウガマン コウガピンク危機一発!!の巻」で「裏返ったなA面B面!」というギャグが出てくるのは、当初のアナログカセット版のみ……という初期企画を反映した名残である。そもそもこれは、ワーナーパイオニアで8月末~9月頭のリリースアイテムがない(9月25日発売の『優&魅衣』まで約2ヶ月リリースが開いていた)為、急遽企画したアルバムなので、製作期間に方針変更等の混乱があったようだ。(情報ソース:ワーナーパイオニアのフリーペーパー『月刊CAPSULE』1987年8月号)
[編集] イメージアルバム
- 究極超人あ~る
- イメージカプセル会員予約特典として、予約者全員の名前が入った感謝状が作られて配布された
- 究極超人あ~る vol.2
- オリコン初登場20位
- 究極超人あ~る どらまSPECIAL(1987年7月6日録音・1987年9月10日発売)
- イメージカプセル会員予約特典として、特製あ~るスタンプが付き、封入アンケート返送者から抽選で1000名にイメージ・カプセルSTAFF Tシャツがプレゼントされた
- 究極超人あ~る 真夏の一夜漬け
- 究極超人あ~る BOX
- 後述のOVA「究極超人あ~る」のイメージソングを集めたサウンドトラックに加え、オリジナルCDドラマ「成原博士はオチャメっこ」を収録したCD2枚組のアルバム。特に、サウンドトラックの方は『80分でわかる日本の歌謡曲史』と銘打つほど、そのサウンドのジャンルは多岐にわたる。
- アニメオリジナルカラオケ3 究極超人あ~る
- イメージソングのほとんどをカバーするカラオケCD。
- やあ。
- わたしのANDROIDくん
- 光画部ユンタ
- 究極超人あ~るの歌
- 鉄の円舞曲(ワルツ)
- はっぴい・ぱらだいす
- 春風高校 校歌
- BOY'S SICK
- 正しい青春
- 正調・究極音頭
- エクセレント・チェンジ! 究極戦隊コウガマン
- ぼくはアンドロイド
- 帰ってきてしまった、はっぴい・ぱらだいす
- マジカル季節(シーズン)
- 新・究極超人あ~るの歌
- やあ²
- はっぴい・ぱらだいすの逆襲
- くちびるにメモリー
[編集] オリジナルビデオ
- 究極超人あ~る ライブ・イン・ぱらだいす
- イメージアルバム発売を記念したライブイベントを中心に収録したビデオ作品。
- アルバム制作の裏側も紹介しており、レコーディングする笠原弘子にウットリしているゆうきまさみ・とまとあきの姿や、ドラマ収録シーンなどは見物。
- また、冒頭では当時のゆうきまさみの仕事場の様子が出ており、貴重なシーンであるといえる。
- 演出はとまとあきのイトコでもある須呂伴人(スローハンド)。
[編集] OVA
- 究極超人あ~る
- 究極超人あ~る番外編 光画部旅行マニュアル
- 上記のOVAでキャラクター達が乗車した飯田線を、声優の冨永み~なと笠原弘子が、着ぐるみのR・田中一郎と共に実際に訪れる実写映像。
- OVA、LDでは別売販売だったが、DVDでは本編と同時収録されている。
[編集] コンサートツアー
- 究極超人あ~る ザ・夏祭り
- 上記OVA発売を記念した、全国7都市を巡るコンサートツアー。OVAの先行上映会と、イメージアルバム等に収録された曲のコンサート、トークショーで構成された。
- 主催:R PROJECT、運営:ムービック・プロモート・サービス。コニカが協賛していた(そのため、OVA本編に光画部の備品カメラとして同社製のコンパクトカメラが登場する)。
- 開催都市・会場・日時(すべて1991年)
- 8月10日 東京 九段会館(第1回 13:30~/第2回 17:00~)
- 8月11日 東京 九段会館(第1回 13:30~/第2回 17:00~)第2回公演アンコールにゆうきまさみが(サンデー編集部には内緒で)登場。会場のボルテージは最高潮に。
- 8月13日 札幌 共済ホール(第1回 13:30~/第2回 17:00~)
- 8月15日 仙台 仙台市民会館大ホール(15:00~)
- 8月17日 名古屋 名古屋市公会堂(15:00~)
- 8月20日 福岡 メルパルクFUKUOKA(第1回 13:30~/第2回 17:00~)
- 8月22日 広島 広島県民文化センター(第1回 13:30~/第2回 17:00~)
- 8月23日 大阪 難波別院 御堂会館(第1回 13:30~/第2回 17:00~)
- 8月24日 大阪 難波別院 御堂会館(第1回 13:30~/第2回 17:00~)
[編集] 外部リンク
| 星雲賞コミック部門 |
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