稲城市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

<tr> <td style="border-color: #aaa; border-style: none none solid; background-color: #f0f0f0; text-align: center;">市の木</td> <td colspan="2" style="border-color: #aaa; border-style: none none solid solid">イチョウ </td></tr> <tr> <td style="border-color: #aaa; border-style: none none solid; background-color: #f0f0f0; text-align: center;">市の花</td> <td colspan="2" style="border-color: #aaa; border-style: none none solid solid">ナシ </td></tr> <tr> <td style="border-color: #aaa; border-style: none none solid; background-color: #f0f0f0; text-align: center;">他のシンボル</td> <td colspan="2" style="border-color: #aaa; border-style: none none solid solid">- </td></tr> </td><td colspan="2" style="border-style: solid none none solid; border-color: #aaa; text-align: right;">
稲城市のデータ
日本
地方 関東地方
都道府県 東京都 
団体コード 13225-0 
面積 17.97km²
総人口 77,978
(2006年6月1日)
隣接自治体 東京都:府中市調布市多摩市 神奈川県:川崎市 
稲城市役所
所在地 〒206-8601  東京都
 稲城市東長沼2111番地
電話番号 042-378-2111 
外部リンク 稲城市 
位置
Template (■ノート ■解説) 日本の市町村pj

稲城市(いなぎし)は、東京都多摩地区にある

日本住宅公団(現:独立行政法人都市再生機構)による1970年代以降の多摩ニュータウン建設や京王相模原線小田急多摩線沿線の開発に伴い、多摩川流域の既存住宅地と合わせた人口が急増した。古くからぶどうの産地として有名である。サッカーJリーグ東京ヴェルディ1969ホームタウンでもある。

目次

[編集] 地理

東京都心から西南に約25km多摩川右岸に位置し、市内大丸にて取水した大丸用水が東部を潤し、東西方向に三沢川が横断する。 多摩丘陵の北東部に位置し、現在は多くが住宅地となっているが、古くから谷戸地形を活かした農業が営まれており、森林も比較的多く残っている。

市域は「勾玉」の形をしており、よみうりランド内の一部が飛地となっている。

[編集] 隣接自治体

[編集] 歴史

 現在稲城市がある地域は比較的古くから人間が住んだ土地であり、縄文時代の遺跡も多数発見されている。また市内には式内古社あるいは式内古社論社が三つ存在している(青渭神社大麻止乃豆乃天神社および穴澤天神社)。中世には鎌倉幕府の有力御家人であった稲毛氏の所領(武蔵国小沢郷:現在の大丸から矢野口)が存在した。しかしこの地域が地域としての一体性を持ったのは稲城村の成立をもって嚆矢とする。

 稲城という地名も稲城村の成立時に考案されたものであるが、その由来ははっきりしない。最も有力な説によれば、稲城村の母体となった東長沼外五か村連合の戸長であり、後に初代の村長となった森清之助が、域内で私塾「奚疑塾」を主宰していた漢学者窪全亮に諮問した結果であるという。この地域が中世に稲毛氏の所領であったことや、かつては良質の米を産したこと、域内にいくつもの山城跡が存在することなどから、「いなげ」に通じる名前として「稲城」が考案されたのではないかと推測されている。

  • 1889年4月1日 - 矢野口・東長沼・大丸・百村・平尾・坂浜の各村が合併し、神奈川県南多摩郡稲城村の成立(町村制の施行)。
  • 1893年4月1日 - 東京府南多摩郡稲城村(三多摩の東京府移管)。
  • 1949年xx月xx日 - 北多摩郡多磨村(現府中市)から押立・常久の一部(多摩川右岸部出作地)を編入。
  • 1957年4月1日 - 町制施行。東京都南多摩郡稲城町
  • 1971年11月1日 - 市制施行。東京都稲城市

[編集] 人口

稲城市と全国の年齢別人口分布図(比較) 稲城市の年齢・男女別人口分布図
紫色は稲城市
緑色は全国
青色は男性
赤色は女性
総務省統計局 平成17年国勢調査より

[編集] 地域

[編集] 東・北部

多摩川と多摩丘陵南山と呼ばれる)にはさまれた地域。南武線川崎街道が縦貫する。もともとは多摩川の氾濫原であり、平坦な地形である。南山の際には川崎市麻生区黒川を水源とする三沢川が流れている。古代から稲作が行われてきた地域で、江戸期には大丸用水が開削されている。大丸から多摩市連光寺に通じる斜面では奈良時代、武蔵国分寺に使用する瓦を焼いており、窯跡が発掘されている(大丸遺跡)。鶴川街道の拡張など急速に宅地開発が進んでいるが、広々とした敷地に古格のある土蔵が建っている古くからの農家もまだまだ残っている。

市内の多摩丘陵は南山と呼ばれ、豊かな自然が残る大規模な里山として知られているが、2007年には大規模な宅地開発が開始される予定である。

  • 矢野口(やのくち)
  • 押立(おしたて)
  • 東長沼(ひがしながぬま)
  • 大丸(おおまる)
  • 百村(もむら)

[編集] 西部

多摩ニュータウンの東端となる地域である。向陽台は最も早く開発された地域で、駅からの距離は若干遠いものの、中央図書館、市立病院、中央公園などの主要インフラが隣接している。長峰は向陽台と若葉台の間の地域である。若葉台は近年急速に開発が進んだ地域で、大型マンションやショッピングセンターが次々に建設されている。若葉台は稲城市の中でも独特の土地で、黒川はるひ野や多摩市聖ヶ丘・永山など、市外との結びつきが強い。

  • 向陽台(こうようだい)
  • 長峰(ながみね)
  • 若葉台(わかばだい)

[編集] 南部

坂浜は三沢川沿いの狭隘な地域であるが、比較的古くから人間が住んだ地域であり、郷土資料館にはこの地域の江戸時代の様子を復元した大型の立体模型が展示されている。三沢川に流れ込む支流が形成した数多くの谷戸で農業が営まれているが、若葉台側の谷戸は急速な宅地化が進んでいる。南側の斜面には駒沢女子大がある。平尾は坂浜から南に高勝寺坂・天神坂を越えた地域で、川崎市麻生区、特に新百合ヶ丘との結びつきが強い。なお平尾には都内で唯一の「十三塚」が残っている。

  • 坂浜(さかはま)
  • 平尾(ひらお)

[編集] 行政

[編集] 市長

  • 石川良一(いしかわりょういち)
    • 1991年4月26日就任 (任期:2011年4月25日 5期目)

[編集] 市議会

定数は22名。直近の選挙は2003年4月27日に行われた。市議会議長は石井直治(いしい なおじ)で、2003年5月15日に選出。各会派の構成は以下の通り。

会派名 議席数
チェンジ21 5
公明党 4
市民自治を前進させる会 3
新政会 3
日本共産党 2
民主・市民の声 2
無所属 3

[編集] 市議会の組織

市の職員数は861人。(2003年4月1日)

  • 常任委員会
    • 総務
    • 福祉文教
    • 建設環境

[編集] 財政

  • 当初予算規模(2004年度)
256.86億円(一般会計)
229.44億円(特別会計)

[編集] 警察(公安)

[編集] 消防

当市は稲城市消防本部を持っている。消防は市町村の責任業務であるが、本市と東久留米市の2市以外の多摩地域の市町村は都の消防組織である東京消防庁へ消防業務を委託しているため、東京都内では数少ない市町村消防組織の一つとなっている。

  • 消防署
    • 稲城消防署 - 消防本部と同じ建屋にある。

[編集] ゴミ処理

  • 大丸の多摩川沿いに処理施設「クリーンセンター多摩川」がある。この施設は多摩地区の他市と構成する「多摩川衛生組合」が運営している。組合は長らく稲城市、多摩市狛江市の3市で構成されていたが、1990年代に多摩市が脱退、府中市国立市が加入し、現在は4市で構成されている。
  • 最終処分場として日の出町の「二ツ塚廃棄物広域処分場」を利用している。この施設は多摩地区の多くの市で構成される「三多摩地域廃棄物広域処分組合」(略して「処分組合」と称す)が運営している。
  • 2004年10月よりゴミ収集が有料となった。黄色の袋が燃えるごみ、ピンクのゴミ袋が燃えないごみ。

[編集] 広域行政

[編集] 自治体交流

[編集] 社会教育

[編集] 図書館

中央図書館(城山公園内)の他に4つの分室がある。

[編集] 体育施設

[編集] 学校

[編集] 小学校

  • 市立
    • 稲城第一小学校
    • 稲城第二小学校
    • 稲城第三小学校
    • 稲城第四小学校
    • 稲城第六小学校
    • 稲城第七小学校
    • 向陽台小学校
    • 城山小学校
    • 長峰小学校
    • 平尾小学校
    • 若葉台小学校

[編集] 中学校

  • 市立
    • 稲城第一中学校
    • 稲城第二中学校
    • 稲城第三中学校
    • 稲城第四中学校
    • 稲城第五中学校
    • 稲城第六中学校
  • 私立
    • 高校が併設されているものは高校の項に記す。

[編集] 高等学校

  • 都立
    • 若葉総合高等学校 - 2005年に開校。稲城高校と南野高校を引き継ぐ。敷地・設備は稲城高校のものを継承する。
  • 閉校した都立校
    • 稲城高等学校 - 2004年3月に閉校。
  • 私立
    • 駒沢学園女子中学・高等学校

[編集] 大学

[編集] その他の学校

  • 東京南看護専門学校

[編集] 交通

[編集] 鉄道

  • 市の南部、平尾地区は川崎市麻生区の小田急小田原線新百合ヶ丘駅小田急多摩線栗平駅が近く、後述の iバスも栗平駅前まで出ている。
  • JR武蔵野線(貨物線)
    • 通過のみで駅は存在しない。その路線のほとんどがトンネルで、一部が高架橋。
      おおよその通過経路は、稲城市民病院わき ~ 京王相模原線稲城駅 ~ よみうりランド正面入口あたり。

[編集] バス路線

iバス - 稲城市内を運行しているバスのこと。市内を循環するタイプのバス(右回り・左回り)と、平尾団地~よみうりランド丘の湯間を往復するタイプのバスがある。運行は小田急バスへ委託している。

小田急バス - 稲城駅~長峰~若葉台駅系統と、稲城市立病院~稲城駅~坂浜~新百合ヶ丘駅系統がある。
若葉台系統は京王バスと同一路線。土曜休日には吉祥寺駅からよみうりランドまでの便が出る。
市内を通過する路線では、他にも調布駅南口~稲城市役所~柿生駅系統がある。
<p>京王バス - 小田急バスと同系統では稲城駅~若葉台駅がある。
他にも稲城駅~聖蹟桜ヶ丘駅、府中駅~稲城市立病院、調布駅南口~稲城市立病院、若葉台循環など。
<p>神奈川中央交通 - 鶴22(鶴川駅~若葉台駅~調布駅)、柿26(若葉台駅~柿生駅~市ヶ尾駅)、柿27(若葉台駅~柿生駅)の3系統がある。但し、全て休日1往復のみ運行の免許維持路線

[編集] 道路

[編集] 有料道路

[編集] 都道府県道

[編集] 外国の施設

[編集] 地域放送

[編集] 経済

[編集] 産業

  • もともと農業を中心とした地域であったので、これといった産業があるわけではない。かつては市名にもなったように水稲栽培が盛んであったが、現在は水田の大半が宅地化されている。現在の農業の中心は野菜類や葡萄などの果物類である。特に梨は名産地の一つとして知られ、市名を冠した「稲城」は殆ど市場に出回らない高級品種として珍重されている。
  • 南多摩駅周辺には工場・倉庫が集中している。
  • 市南東部の丘陵にはよみうりランドやよみうりカントリークラブ等があり、レジャーゾーンとなっている。特にゴルフコースは多く、市域に占めるゴルフコースの割合は日本一である。

[編集] 主な事業所

  • 日本フィルコン
  • サントリー食品工業
  • コルグ
  • 中西食品

[編集] 観光

[編集] レジャー施設、名所・旧跡

[編集] スポーツチーム

[編集] ゆかりの人物

特筆しない限り出身者を表す。

[編集] ゆかりの作品

  • 仮面ライダー - ストロンガーまでの初期シリーズでは生田のスタジオが使われたため、屋外ロケは本市などで行われた。
  • 電光超人グリッドマン - 1993年の特撮ヒーロー番組。主人公たちが暮らす町として向陽台が恒常的なロケ地となった。
  • 虹のかなた - 2004年の放映のドラマ。主人公の母小川久美子の内職先の工場が株式会社ナカノ多摩営業所矢野口工場。所轄警察署が矢野口警察署。
  • 南くんの恋人 - 1994年放映のドラマ。主人公たちの通う高校の外観として市立第5中学校正門付近が使われたり、市立体育館のアリーナ席や街中の風景などもよく撮影場所として使われた。

[編集] 大きな出来事

  • 稲城小6女子監禁事件
    2003年7月、市立小学校6年生の女子4人が行方不明となった。数日後、ロリコンビジネス業者によって、港区赤坂のマンションに監禁されていたことがわかった(業者は同マンションで自殺)。少女らは渋谷でこの業者と接触しており、興味本位も含めて10代少女の交遊があらためて注目されるきっかけとなり、都の青少年育成条例の改正を促した。
    関連リンク - 2003年7月の出来事
  • マンション強度偽装事件
    ヒューザー総研、姉歯建築士らが関わった大規模なマンション強度偽装事件の物件の一つ、「グランドステージ稲城」が市内矢野口に存在しており、テレビのニュースショーでも盛んに映し出された。当時の市長であった石川良一は、稲城市は建築確認業務に関わっていないとして国が打ち出した公的支援策の財政負担を断固拒否。当時の石原都知事もこの立場に理解を示し、都が稲城市負担分を肩代わりすることで決着がついた。2006年11月26日に住民集会が行われ、各世帯が約1600万円を追加負担し建て替えることが決まった。2007年1月にも解体に着工し、2008年の入居を目指す。解体・建設の総額は約7億7000万円。

[編集] その他

  • 世帯数 : 31,421世帯(2006年3月1日)
  • 外国人登録者数 : 964人(2006年3月1日)
  • 市外局番は、市内ほぼ全域が「042」。矢野口の一部が「044」。

[編集] 関連項目

ことばこって?

「ことばこ」は、歴史の人物から最先端テクノロジーまで、なんでも調べられるオンライン百科事典です。ウィキペディア財団が運営を行なっているwikipedia.orgから引用をしています。

おススメサイト
トラブログ
アレどう?
アフィリエイトB