国際科学技術博覧会

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科学万博 から転送)

国際科学技術博覧会(こくさいかがくぎじゅつはくらんかい、英語表記〝The International Exposition,Tsukuba,Japan,1985〟通称「科学万博」・「つくば'85」・〝TSUKUBA EXPO '85〟)は、茨城県筑波郡谷田部町(現・つくば市御幸が丘)で、1985年3月17日から同年9月16日までの184日間にかけて行われた国際博覧会である。筑波研究学園都市のお披露目をかねており、「TSUKUBA」の名を国内外に知らしめた。

目次

[編集] 概要

1981年4月22日に『「国際博覧会に関する条約」に基づく特別博覧会』として登録され開催が決定し、財団法人国際科学技術博覧会協会が主催となって行われた。

人間・居住・環境と科学技術Dwelling and Surroundings? Science and Techonology for Man at Home)」を博覧会統一主題(いわゆる「テーマ」である。)とし、日本国を含む48カ国と37の国際機関が参加した。総入場者数は、2033万4727名(当時の特別博覧会史上最高入場者記録である。)。会場面積は101.6ヘクタール

[編集] 組織

[編集] シンボルマーク

「宇宙」・「地球」・「人間」・「科学」・「芸術」などの未来像をイメージして作られたという。 かたちは、青地の三角形(三角形の頂点は「筑波の山々」を表し、3つの角は、「人間」・「居住」・「環境」を表す。)の中に白丸(「太陽」を表す。)と2個の輪(「人間」と「科学」を表す。)が描いた形のものが使用された。田中一光作。

[編集] マスコット

つくば博のマスコットキャラクターは、土星に手足が付いた様なキャラクターである「コスモ星丸(ほしまる)」であった。1981年から1982年にかけて、日本全国の小中学生から公募され、当時、愛知県一宮市に住んでいた中学一年生の女子生徒が「UFO」をイメージして書いたものを、選考委員であった和田誠が、少々、手直しをしたものであるという。なお、当初の名前は「ピコちゃん」であったが、途中で、「コスモ星丸」に変更された。

[編集] 入場料

  • 入場当日発売入場券
    • 大人:2700円
    • 中人:1400円
    • 小人:700円
  • 前売入場券(2割引)
    • 大人:2160円
    • 中人:1120円
    • 小人:560円
  • 夜間入場券(午後4時以降入場)
    • 大人:1400円
    • 中人:700円
    • 小人:400円
  • 回数券(5回分)
    • 大人:12000円
    • 中人:6000円
    • 小人:3000円

[編集] 開催までの流れ

[編集] 開催中の様子

[編集] 会場アクセス

つくば科学万博の交通を参照

[編集] パビリオン

[編集] Aブロック

いばらきパビリオン
当時配っていた入館整理券
  • 「いばらきパビリオン」
    • 茨城県のパビリオン。
    • テーマ「今、新しい未来のために-自然・科学・人間」
    • 建物は、白く2つの山型をしている。会場からも見る事ができた茨城県のほぼ中心に位置する山「筑波山」をモチーフに作られた。
    • 内容は、映像を使った茨城県のPR的なもの(1/4球スクリーンに茨城県の代表的な風景を上映)の他、特産品売り場、おまつり広場があった。
滝の劇場 三井館

  • 「滝の劇場 三井館」
    • 三井グループのパビリオン。
    • テーマ「人と科学、人と自然、そのすばらしい関係」
    • 建物は、白い鉄骨で覆われた建物の中心からスカイブルーで塗られた二本の円錐が空に向かって突き出た感じ。設計は黒川紀章
    • 内容は、1台21人乗りのライドに乗り、各ステージを移動。ハイライトは高さ7メートル・幅40メートルの人工滝のスクリーンであった。滝に映る画像は鮮明ではなかったが一斉に流れる水は爽快であった。滝のスクリーンでのハイライトは主人公が危機を迎える場面で観客が一斉に笛を吹く場面。このために入り口で観客全員に笛が渡されていた。
住友館 3D-ファンタジアム
住友館 天井に吊ってあったエリカの像

  • 「住友館 3D-ファンタジアム」
    • 住友グループのパビリオン。
    • テーマ「自然への愛・人間への希望」
    • 建物は、ミラー張りの建物に黄色いフレームが突き出ていた。立体の黄色いフレームが空中に浮かんで見えると当時、反響を呼んだ。
    • 内容は、少女「エリ力」と犬「ボゾ」の冒険を描く偏光方式の立体映像「大地の歌」の上映。メインテーマ「空に会おうよ」作詞矢野顕子作編曲:坂本龍一歌:モモやまがたすみこのレコードはパビリオン内でも販売していた。

  • 「ガスパビリオン」
    • 日本ガス協会のパビリオン
    • テーマ「火・食・くらし」
    • 建物は、正面から見ると白く縁取られた6つ緑、青の円が重なった感じ。建物の近くには中心部で火の玉が燃えている高さ25mのシンボルタワー「炎の樹」が建っていた。
    • 内容は、20m×20mのスクリーンで見る火、食に関する映像とマジックショー「ガスオンステージ」またガスを存分に使ったレストラン「ガス燈」があった。

  • 「EXPO'85日立グループ館
    • 日立グループのパビリオン。
    • テーマ「Interface-技術と自由な対話」
    • 建物は、白い帽子のような形であった。客席は回転式フロアーなので中心は円柱型になっている。
    • 内容、フロアーは4分割された円形劇場「インターフェイス・シアター」。客席は5分ごとに90度ずつ回るようになっており20分で4つの劇場を見る事ができた。4つの劇場はアプローチ劇場/第一劇場/第二劇場/第三劇場となっており、第三劇場は偏光方式の立体映像であった。
    • その他、待ち時間の解消に切符型の予約券を発行していた。(ディズニー・ファストパスと同様の方式)
    • 同館のコンパニオン(女性スタッフ)は、全員が日立製作所の正社員であった。

東芝館
  • 「東芝館」
    • 東芝のパビリオン。
    • テーマ「ヒューマン エレクトロニクス」
    • 建物は、赤い鉄骨で覆われ中央に大きくかかれたTOSHIBAの文字が印象的であった。設計は黒川紀章
    • 内容は、秒間60コマというテレビ並みの映像が観られる「ショウスキャンシアター」で「Let's Go!パル」が上映された。その他、巨大なプロッタやコマ芸をするロボットなどが展示されていた。

UCCコーヒー館
UCCコーヒー館のステージ
  • 「UCCコーヒー館」
    • AブロックUCC上島珈琲のパビリオン。
    • テーマ「good day! nice friends!」
    • 建物は、白い大小2つのピラミッド型の建物が建ち、間にステージがあった。
    • 内容は、ステージで繰り広げられる各国からのダンスショー。もちろんカフェがありコーヒーが飲めた。


[編集] Bブロック

  • 「でんでんINS館」
    • 日本電信電話公社(1985年4月1日より、民営化され、日本電信電話)のパビリオン。
    • 「INSがひらく夢のあるくらし」
    • 建物は、立方体の建物の上にかまぼこ型の屋根が乗っている。設計はNTTファシリティーズ
    • 内容は、「もしも明治時代にINSがあったなら」を役者とコンパニオン漫才仕立てのショーで紹介していた。INSとは、〝Information Network System〟のことである。テレビ会議などが体験できた。電話会社らしく各地をオンラインで結び会場と中継をしていた。

  • 「講談社ブレインハウス」
    • 講談社のパビリオン。
    • テーマ「宇宙、人間、未来」
    • 建物は、一部重なった2本の円柱が垂直に立っている形。左脳と右脳の2つの脳を表現
    • 内容は、孫悟空がモデルのマスコットキャラの案内で、人間の脳内を巨大スクリーンで旅することができた。

  • 三菱未来館
    • 三菱グループのパビリオン。
    • テーマ「すばらしい地球・人間」
    • 建物は、大小2つの三角柱を組み合わせた独特の形で外側に大きくせり出した外壁のミラーが特徴的であった。
    • 内容は、パビリオン内を50人乗りのライド「みつびし21」に乗って2030年をイメージしたパビリオン内をまわることができた。

日本アイ・ビー・エム館
  • 「日本アイ・ビー・エム館」
    • 日本IBMのパビリオン。
    • テーマ「科学する心育む-21世紀への遺産」
    • 建物は、□の上に△が○を囲むような形で建っている。「□△○」がキーワード。配布していたパンフレットにも大きく描かれていた。設計は黒川紀章
    • 内容は、全天周ドームスクリーンによる映像。「ゲームパーク」があり当時は珍しかった「パソコン」に直接触れて遊ぶことができた。

  • 「鉄鋼館」
    • 日本鉄鋼連盟のパビリオン。同様の名前で大阪万博にも出展していた。
    • テーマ「永遠なる鉄と人間」
    • 建物は、中央の鉄塔から伸びる鋼線で展示ホールをつり上げる独特の形であった。
    • 内容は、偏光方式の立体映像「人間と鉄-この永遠なるもの」を上映。野球やサッカーのボールが観客に向かって飛んでくる映像は迫力満点であった。
    • なお、昭和天皇がご来館された際、先述のボールなど刺激の強い映像については敢えて立体では見えないように編集して上映された。

くるま館
  • 「くるま館」
    • 日本自動車工業会のパビリオン。
    • テーマ「自由なモビリティを求めて」
    • 建物は、円柱の周りをスパイラル状にチューブが巻き付いている形であった。夜になると円柱をスクリーンに見立ててシルエットなどが映し出されていた。
    • 内容は、4人乗りのライド「スペースライダー」に乗り外周部のチューブの中から会場を一望、建物内部に入って氷原、大草原、砂漠のドライビング映像が楽しめた。

富士通パビリオン
  • 「富士通パビリオン」
    • 富士通のパビリオン。
    • テーマ「人間・ゆめ・技術」
    • 建物は、ドームをスーパーフレームが取り囲む形になっていた。
    • 内容は、ドームスクリーン「コスモドーム」で、世界初のCG(汎用機のFACOMM-380を並列に使用)による全天周立体映像「ザ・ユニバース」を上映した。アナグリフ方式による立体画像で宇宙や水の分子、DNAを描いていた。その他、重量挙げロボット「ファナックマン」が展示されていた。

TDKふしぎパビリオン
  • 「TDKふしぎパビリオン」
    • TDKのパビリオン。
    • テーマ「科学する心・創造する心」
    • 建物は、象を形取ったものだった。
    • 内容は、1lm×21mのスクリーンに「感覚の旅・科学の眼」を上映。各種動物や昆虫の目から見た風景などが描かれていた。総合プロデューサーは畑正憲

  • 「松下館」
    • 松下グループのパビリオン。
    • テーマ「日本人と日本文化の源流を探る」
    • 建物は、前方後円墳を模した建物で、最先端技術で古代の文化を説明するものであった。
    • 内容は、3m×12mの液晶ディスプレーに「日本人のふるさと」を上映。その他似顔絵ロボットが設置され、抽選で当たった人か似顔絵をプレゼントされていた。

芙蓉ロボットシアター
  • 「芙蓉ロボットシアター」
    • 芙蓉グループのパビリオン。
    • テーマ「人間を大切にあしたの科学」
    • 建物は、銀河系に浮かぶ地球をイメージ。
    • 内容は、世界初のロボットショーが見られた。


[編集] Cブロック


[編集] Dブロック

SONYジャンボトロン
  • 「SONYジャンボトロン」
    • ソニーのパビリオン
    • テーマ「夢は大きい方がいい」
    • 建物は、縦20メートル・横40メートルの2000インチ超巨大テレビ。
    • 内容は、各種映像の表示。会場風景、TV番組、ゲーム画面などを写していた。

  • 「エキスポプラザ」
    • 日本政府出店のパビリオン
    • 建物は、ゲイラカイトのような形をした屋根をもつ収容人数5000名を誇る催事場施設
    • 内容は、開会式など各種イベントに使われた。

[編集] Eブロック

  • 「テーマ館」
    • 日本政府出店のパビリオン
    • テーマ「人間・居住・環境と科学技術」
    • 建物は、高さ42メートルの透明なタワーと左右に広がる2棟のガラス張りの建物となっていた。
    • 内容は、13m×20mのスクリーンを使っての日本の四季、国土の映像上映、展示では、譜面を見て演奏をするロボット「WASUBOT」(加藤一郎 (ロボット研究者)住友電気工業の共同開発)やトマトジャガイモを掛け合わせた「ポマト」などが注目を集めた。

  • 「歴史館」
    • 日本政府出店のパビリオン
    • テーマ「日本の科学技術のあゆみ」
    • 建物は、U字型の白い建物であった。
    • 内容は、日本の技術発展の歩みを展示。弥生時代の農機具、明治時代作られた国産の蒸気機関車発電機、現代のエレクトロニクスまで展示されていた。

  • 「こども広場」
    • 日本政府出店のパビリオン
    • テーマ「科学する心を育む」
    • 建物は、広場なので特になし
    • 内容は、機械仕掛けの動物で遊べる「メカ動物園」、全長270mの中に無響エリア、反響室エリア、無限の合わせ鏡エリアなどがある「おもしろチューブ」、タイルで作った直径40mの10万/1の「日本地図」、ドアだけが沢山建っている「ふしぎの庭」、コスモ星丸で描いたアインシュタイン、噴水、日時計などがあった。また、コミュニケーションロボット「つくばたろう」と「つくばはなこ」がガイドしていたのもここであった。

[編集] Fブロック

  • 「エレクトロガリバーの冒険-電力館」
    • 電気事業連合会出店のパビリオン
    • テーマ「エネルギーそして未来」
    • 建物は、鉄塔からワイヤーで大小25のテント屋根を吊っている建物だった。設計は黒川紀章
    • 内容は、3人乗りのライドに乗り、自然、化石、原子力の各エネルギーのテーマを体験。エネルギーや電気についての知識が得られた。

テクノコスモスの観覧車
  • 「テクノコスモス」
    • 京セラ泉陽興業ローランド文化シヤッター・フジキン・エスペックのパビリオン。
    • テーマ「超と極の世界」
    • 建物は、85メートルにもおよぶ当時世界一の大きさの大観覧車がメイン。
    • 内容は、観覧車では約15分の空中散歩が楽しめた。ゴンドラ中で食事(スニッカーズ状の「宇宙食」)もできた。隣の展示館では科学ショーが楽しめた。

  • 「ダイエー館 詩人の家」
    • ダイエーのパビリオン。
    • テーマ「人みな詩人、物みな光る」
    • 建物は、板張りのピラミッド型。階段状の屋根は3600名が休める巨大ベンチとなっていた。
    • 内容は、直径16mのドームスクリーンで詩が朗読や映像で表現されていた。


[編集] Gブロック

NEC C&Cパビリオン
  • 「NEC C&Cパビリオン」
    • NECのパビリオン。
    • テーマ「Man and C&C いつでも どこでも だれとでも」
    • 建物は、直径32メートルの巨大パラボラアンテナがあった。
    • 内容は、出し物は観客参加型の映像シアター。観客の選択でストーリーが分岐するものだった。

  • 「みどり館」
    • 三和グループのパビリオン。
    • テーマ「世紀を開くバイオテクノロジー」
    • 建物は、緑と白の球が重なる感じで細胞融合を表していた。
    • 内容は、5面のマルチスクリーンにSFファンタジー「バイオ星への旅」が上映されていた。館内ではDNAなどの解説本「バイオ読本」が売られていた。

  • 「燦鳥館(さんとりかん)」
    • サントリーのパビリオン。
    • テーマ「鳥たちのいのち、私たちの明日」
    • 建物は、段差のあるドーム型。
    • 内容は、26mx35mのスクリーンを使って自然と鳥、飛行機のアクロバット映像など。その他200羽の鳥がとまった木を使った鳥のコーラス、噴水ショーがあった。

集英社館
  • 「集英社館」
    • 集英社のパビリオン。
    • テーマ「遺跡と人間-その生命の詩」
    • 建物は、巨大な仏像等、世界各国の古代遺跡の一部を集めた彫刻で彩られた建物であった。
    • 内容は、16mx23mのスクリーンを使って世界の遺跡を紹介。展示では大英博物館の古代エジプトのミイラが日本初公開として公開された。

  • 「健康・スポーツ館」
    • デサントスズケン大塚製薬3社のパビリオン。略称「健スポ館」。
    • テーマ「健康とスポーツを科学する」
    • 建物は、黄色の3つの建物を間に立つ白い柱から伸びたワイヤーが支えるような建物だった。**内容は、映像は、42面の動くスクリーンを使っての「THE BODY」と17mx23mのスクリーンでの「BREATHE」の2つ。その他、健康、スポーツ、科学に関する3社の展示があった。観客動員数は、パビリオンの中では最大であった。

  • 「KDDテレコムランド」
    • 国際電信電話のパビリオン。
    • テーマ「ふれあい・今グローバル」
    • 建物は、パラボラアンテナを持った通信衛星型のゴンドラを持った50度の傾斜角を持つ観覧車と壁面に世界地図が書かれた建物であった。
    • 内容は、観覧車の他は、3面のスクリーンを使って海底ケーブル探検映像や昭和基地との中継、他には国際電話をかけることもできた。

  • 「ハートピア・自然の美パビリオン」
    • 三金会のパビリオン。
    • テーマ「自然-造型の秘密」
    • 建物は、垂直に立つ円柱に屋根を立てかけた感じの建物。
    • 内容は、「バードアイ・シアター」と銘打たれ、スクリーンを観客が見下ろす形の劇場。鳥の親子が空を旅する光景が巨大スクリーンに映し出された。
  • その他、各国や各団体のパビリオン。

外国館の前にあった大仏

[編集] 会場内交通機関

[編集] 関連企画

  • ラジオきらっと - 交通情報や会場情報などの提供のため、開催期間中開設されたイベント放送局。主に文化放送アナウンサーがDJをした。交通情報を知らせるメロディーも当時の文化放送と同じ音楽を使用していた。FMではなく中波(AM)ラジオであった。
  • EXPOスクランブル - TBSテレビで放送されていた番組。
  • TV WAR - 1985年9月15日に行われた、当時世界最大を誇った巨大モニター「ジャンボトロン」を使用した伝説的なパフォーマンス。コンセプト・浅田彰、映像・RADICAL TV(原田大三郎庄野晴彦)、音楽・坂本龍一という、当時のサブカルシーンの最先端を走っていた面々が集結し制作された。当日は激しい雨が降り、坂本は仮設テントの中で演奏を行った。この模様が収録された同名の映像ソフトが発売されている。(VHS版:1985年、DVD復刻版:2005年)

[編集] 博覧会終了後

会期終了後、メイン会場跡地は工業団地(筑波西部工業団地)に転用され、また「科学万博記念公園」が設立された。

桜村(現つくば市)吾妻の第二会場(メイン会場との間に連絡バスが運行されていた)が、翌1986年4月17日にメモリアル施設である「つくばエキスポセンター」として整備・開設され、現在に至っている。

[編集] 博覧会終了後のパビリオン

筑波研究学園専門学校2号館
科学万博のソ連館を移築したもの
  • ソヴィエト連邦館」は、筑波研究学園専門学校の校舎として、再利用された。
  • 国際連合平和館」は、博覧会終了後、爆破解体された。尚、この爆破解体は、日本初であった(1986年3月)。
  • 「エキスポプラザ」は、博覧会終了後、残す予定であったが、解体業者が誤って屋根を支える柱を1本壊してしまい、やむを得ず予定を変更して解体された。

[編集] その他

[編集] 記念発行物

記念貨幣
  • 記念切手
  • 記念貨幣
  • 記念入場券・乗車券
    • 万博中央駅で発行されたもので、当時としては珍しい初歩的な立体フォログラフを表紙にあしらっていた。
    • 硬券本体はニューセラミクス製。
    • オルゴール付き乗車券、香りの出る乗車券なども発売された。
  • 記念スタンプ
    • 各パビリオンに設置されたシヤチハタ製の大型スタンプ。パビリオンごとに建物やキャラクターなどがデザインされ、「無料で持ち帰れるおみやげ」として好評だった。

[編集] つくば博関連の曲

  • 公式のテーマ曲
    • 「HOSHIMARUアッ!」(「公式」テーマ曲・歌:TPO)
    • 「一万光年の愛」(「開会式」テーマ曲・歌:西城秀樹
  • 各パビリオンのテーマ曲
    • 「We will be one someday」(「日本政府館」のテーマ曲)
    • 「The Fantasia Of Falls」(「滝の劇場・三井館」のテーマ曲)
    • 「空に会おうよ」(「住友館」のテーマ曲・作詞:矢野顕子・作曲・編曲:坂本龍一・歌:モモ)
    • 「Fly to tha future,Spaceship C&C!」(「NEC C&Cシアター」のテーマ曲)
    • 「Tsukuba EXPO'85 Suntory Pavilion -Bird Chorus-」(「燦鳥館」のテーマ曲。)
    • 「すてきなラブ・パワー」(「電力館」のテーマ曲)
    • 「詩人の家」(「ダイエー 詩人の家」のテーマ曲。)
  • その他
    • 「限りなき夢」(歌:三波春夫
    • 「万博音頭」(歌:村田英雄
    • 「つくば万博音頭」(歌:大塚文雄・比気由美子)
    • 「つくば万博音頭」(歌:鈴木幸錦・金沢はるみ)
      • 参考:「つくば万博音頭」は、単に同名であり、歌詞は全く異なる。
    • 「科学万博音頭」(歌:五木ひろし

[編集] オフィシャル・エアライン

日本航空が「オフィシャル・エアライン」となり、ほぼ全ての機材に博覧会のロゴマークを入れて運行した他、多くのパッケージツアーを主催した。

[編集] その他

  • 入場券の「AA000001」(つまり、TOP番号)は、つくば博名誉総裁の、当時の皇太子(現在の今上天皇)に献上された。
  • つくば博を協賛した1984年の「年末ジャンボ宝くじ」は、売り上げが850億円で、当時の史上最高売上額だった。
  • 郵政省は、「ポストカプセル郵便」という、21世紀最初の元旦である、2001年1月1日につくば博で投函した手紙が届くサービスを行った。実際に、2001年1月1日には、326万636通の郵便物が届けられた。
  • そのポストカプセル郵便から、TBSテレビの「ザ・ベストテン」へ宛てられたリクエスト葉書(アルフィーの曲へのリクエスト)が、2001年12月30日の特番「ザ・ベストテン2001」で紹介された。
  • 「NEC C&Cパビリオン」内には、画面に映し出された隕石を射撃して打ち落とすというバーチャルコーナーがあった。なかなか難しかったものの、当時の内閣総理大臣であった中曽根康弘は、「僕は、昔、海軍士官だったからね。」と言い、「A判定」を出したという。(「NEC C&Cパビリオン」館長の話。)
  • 『鉄鋼館』の映像ホールの立体映像は偏光メガネをかけて見るものだったが、昭和天皇の来場時には、偏光メガネをかけずに見たという逸話がある。
  • フジテレビアニメサザエさん』では、つくば博開催期間中、番組のオープニングで、サザエさんが東芝館に来ていた。当時『サザエさん』は東芝の1社提供であった。
  • 会場内には1700基の便所が設置された。
  • 会場内の火災は、ゴミ箱の焼損が5件、倉庫の半焼が1件、電気配線接触部の加熱による建物の部分焼損が1件、演出用モーターの加熱による建物の部分焼損が1件で、計8件であった。
  • 会場内での刑法犯罪発生件数は、222件であった。
  • 会場内での急病人発生件数は、25705名(うち、博覧会従業員は9975名)であった。そのうち、救急車出動件数は1273件で、1307名が付近の病院に搬送された。

[編集] 参考資料

  • 国際科学技術博覧会公式ガイドブック(国際科学技術博覧会協会, 1985.3)
  • 国際科学技術博覧会公式記録(国際科学技術博覧会協会, 1986.6)
  • 国際科学技術博覧会茨城県公式記録(茨城県国際博協力室,1986.3)
  • 国際科学技術博覧会茨城県公式記録写真集(茨城新聞社出版センター.茨城新聞, 1986.3)
  • 国際科学技術博覧会政府公式記録(科学技術庁, 1986.3)
  • EXPO'85日本政府出展施設(国際科学技術博覧会協会, 1985)
  • BIRDS-I-VISION 自然-造型の秘密(三金会つくば科学博出展委員会, 1985.3)
  • エレクトロ・ガリバーの冒険・電力館EXPO'85の記録(電気事業連合会, 1985.11)
  • 「科学万博つくば'85」建築の記録(日本建築学会, 1985.6)
  • くるま館記録集(日本自動車工業会, 1986.3)
  • Tsukuba Expo'85公式記録写真集(国際科学技術博覧会協会, 1986.6)
  • Tsukuba EXPO'85催事写真集(国際科学技術博覧会協会催事部, 1985.10)
  • 昭和ニッポン 第23巻(昭和59-61年・1984-1986)(講談社, 2005.6)DVD book
  • つくば科学万博クロニクル(洋泉社,2005.1)

[編集] 外部リンク

[編集] その他、博覧会当時を詳細に記載したサイトなど

ことばこって?

「ことばこ」は、歴史の人物から最先端テクノロジーまで、なんでも調べられるオンライン百科事典です。ウィキペディア財団が運営を行なっているwikipedia.orgから引用をしています。

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