私立大学
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私立大学(しりつだいがく、英: private university)とは、私立の大学のことである。略称は、私大(しだい)である。「市立大学」と混同しないように、口頭では「わたくしりつだいがく」とも言う。
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[編集] 概要
私立大学は、一般的に政府からの資金や管理を受ける度合いは少ない(しかし日本では学校は公的な性格を持つことから、私立であっても国から「私立学校振興助成金」を受けているため、100%授業料だけで運営していることはない。※ただし株式会社立の場合は助成は受けられず、出資金を財源のひとつにする。)。私立大学は、日本やアメリカにおいて一般的だが、いくつかの国では存在していない。
一般的に私立大学の学費は、国公立大学の学費より高額な傾向にあるが、一部の私立大学では国公立大学より安い大学・学部もある。また、学費が高い分、国公立大学にはできないサービスを提供している大学が多い。(よくある例としては、資格取得者への奨励金支給、予備校・専門学校と提携しての高サービス低価格の課外資格取得支援講座、部活動・サークル運営経費の補助など※部活への補助金は一部の国公立大学にもある)
世界各国の私立大学には、3年制の課程を休業期間を短くして2年制に短縮する大学もある。これは生活費を減らし、早期の就職を可能にするが、是非をめぐって議論されることである。なお、このような措置は、日本の大学では立命館アジア太平洋大学が唯一行っている。
[編集] 世界の私立大学
[編集] 日本
日本において私立大学は、私立学校である大学のことをいい、一般的には、学校法人が設置する大学が該当する。放送大学学園法に基づく放送大学も、学校法人である放送大学学園が設置者であるため、私立大学に分類される。
なお、近年では、構造改革特別区域において株式会社による大学の設置が認められることがあり、株式会社(学校設置会社)が設置する大学も、私立大学と呼ばれることがある。 また地方自治体が設置し、学校法人が運営するという公設民営方式の大学も私立大学と呼ばれる。
日本の大学のうち、私立大学は3/4を占める。入学試験のうち、一部の試験区分で大学入試センター試験を用いる私立大学も多い。
[編集] アメリカ合衆国
国公立大学が私立大学より上位とされる日本とは異なり、アメリカ合衆国では、スタンフォード大学などランキングの上位を占める大学は私立が多い。
私立大学は政府の影響を受けないので、政府ができない行動をとることができる。例えば、宗教機関は自らの教えを進めさせ、他の宗教を正しくないと教えることもできる。また、私立大学は人種や宗教、性別などで差別を行う自由も持っている。例えば、聖書に異人種間の関係は禁止されているからという信仰で、サウスカロライナ州のボブ・ジョーンズ大学は1971年から2000年までアフリカ系アメリカ人の生徒の入学を拒否していた。
[編集] オーストラリア
1987年にオーストラリアで最初の私立大学、ボンド大学が作られた。3学期制で、6学期間の在学を必要とする学位を2年間の在学で、法学分野のような8学期間の在学を必要とする学位を3年間の在学で授与を受けることが可能となっている。
[編集] 中華人民共和国
中華人民共和国の最初の私立大学は、上海杉达学院で1992年に設立された。
[編集] グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国(イギリス)
私立と公立というカテゴライジングは英国の大学制度にはうまく合わない。英国の大学は機関による自治統治の制度が何世紀にも渡って尊重されてきたが、20世紀の初頭は政府の資金を頼っていた。完全に私的な資金で成り立っているのはバッキンガム大学で、国内では評価は低く、多くの海外の学生を持つ。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク

