出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

硯と墨、筆

(すずり)とは、で磨り卸す為に使う、等で作った文房具である。中国ではと共に文房四宝のひとつとされる。硯及び附属する道具を収める箱を硯箱といい、古来優れた工芸品が多い。

現代では、石等を研磨し平たくしたもので、墨を磨る為に表面に細かく目を立たせたものを用いる。墨を溜める為の薄い窪みを海、墨を磨る為の少し高い部分を陸という。現代の日本の硯の材料は、宮城県石巻市で採れる雄勝石や三重県熊野市で採れる那智黒石等、玄晶石(粘板岩)である。

この様な硯の成立は墨より遅く、古代には乳鉢の様なもので墨を砥いで粉末状にして用いた。六朝時代に、現在の形の硯が登場する。最初は陶磁器が用いられた。六朝時代の終わりに石製の硯が登場し、代に普及した。

日本の硯は古墳時代からあるが、初め専ら陶製で、中には杯や甕の底を再利用したものもあった。石製の硯は11世紀から見られるようになった。

職人が硯を作るときには、墨を入れる海ともりあがっている陸の間の、滑らかなカーブ状の場所を削るのが、最も苦労する場所となる。

[編集] 外部リンク

硯関連用語集


ことばこって?

「ことばこ」は、歴史の人物から最先端テクノロジーまで、なんでも調べられるオンライン百科事典です。ウィキペディア財団が運営を行なっているwikipedia.orgから引用をしています。

おススメサイト
トラブログ
アレどう?
アフィリエイトB