活火山

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ストロンボリ(1980年)
2000年の噴火活動で出来た有珠山寄生火口(2001年8月撮影)
桜島の噴煙(1974年)
浅間山(2007年2月)

活火山(かつかざん、かっかざん、active volcano)とは、「概ね過去1万年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山」である(火山噴火予知連絡会・気象庁による定義)。

昔は、現在活動している火山を活火山、活動を休んでいる火山を休火山、活動を止めてしまった火山を死火山と呼ぶことがあった。具体的には、常に噴気活動があったり頻繁に噴火する火山を活火山、噴火記録はあるが現在は活動していない火山を休火山、噴火記録のない火山を死火山としていた。

しかし、噴火や噴気活動の間隔は火山によってまちまちであることなどから活火山と休火山を分けることは難しく、気象庁は昭和40年代から噴火記録のある火山や活発な噴気活動がある火山をすべて活火山としていた。事実、1968年(昭和43年)に発行された火山観測指針(気象庁職員のための火山観測マニュアル)には、噴火記録のある富士山も活火山リストに掲載されている(一般には休火山と思われていた)。

そういった中、死火山と一般には考えられていた木曽御嶽山1968年(昭和43年)から活発な噴気活動をはじめたことから活火山に変更され、1979年(昭和54年)に水蒸気爆発を起こしたことから改めて死火山の分類区分が無意味であることが一般的にも認知された。

また噴火記録の有無は歴史時代に人が目撃し記録したかどうかに依存することも改めて認知されたことから、1991年(平成3年)に、活火山の定義「噴火記録のある火山及び現在活発な噴気活動のある火山」を「過去およそ2,000年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山」に変更し、噴火記録の有無ではなく地質学的な証拠に基づくものと明確化した。

さらに研究が進むにつれて、2,000年以上の休止期間をおいて噴火する火山もあることが明らかとなり、国際的には1万年以内に噴火した火山を活火山とするのが主流となってきた。このことから、火山噴火予知連絡会は2003年(平成15年)、「概ね過去1万年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山」を活火山と再定義し、気象庁もその定義を踏襲することになった。

活火山をこのように定義すると、頻繁に噴火する火山から数千年の休止期をおく火山まで幅が大きくなるので、火山噴火予知連絡会は同時に、火山学的に評価された火山活動度により、ランクA・ランクB・ランクC(Aが活動度が高い)の新しい3区分を定義した。

地球以外でも、木星衛星イオに活火山がある。

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