沿ドニエストル共和国

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沿ドニエストル共和国(えん - きょうわこく)は、東ヨーロッパモルドバの東部ドニエストル川東岸のウクライナ国境に接する地域国家)。現在、国際的には国家として承認されていない。なお、この地域は、ロシア語ではプリドニエスローヴィエプリドニエストルПриднестровье、Pridn'estrov'ye)、ルーマニア語ではトランスニストリア(Transnistria)と呼称する。国際機関ではトランスドニエストル(Transdniester)という呼称を用いている。

沿ドニエストル共和国</dt>
Приднестровская Молдавская Республика</dt>

(国旗)国章

</dd>

国の標語 : なし</dd>
国歌 : "Ми славимо тебе, Придністров'я!"</dd>
</dd>

公用語 モルドバ語
ロシア語
ウクライナ語
首都 ティラスポリ
最大の都市 ティラスポリ
大統領 イーゴリ・スミルノフ
面積
 - 総計
 - 水面積率
世界第???位
4,163km²
人口
 - 総計(2004年
 - 人口密度
世界第???位
555,500
133人/km²
GDP(自国通貨表示)
 - 合計(Xxxx年

xxx,xxx沿ドニエストル・ルーブル
GDPMER
 - 合計(Xxxx年
世界第xx位
xxx,xxxドル
GDPPPP
 - 合計(
 - 1人当り
世界第???位
およそ4.2億ドル
662ドル
独立
 - 宣言
モルドバから1991年11月5日
通貨 沿ドニエストル・ルーブル(TR
時間帯 UTC +2(DST: )
ccTLD
国際電話番号 373

</dd>

面積値は3,567kmとも。 </dd>

目次

[編集] 歴史

18世紀、ロシア帝国の西の国境であったこの一帯を防衛する意味もありロシア人ウクライナ人が移住した。ソビエト連邦建国時にウクライナ・ソビエト社会主義共和国(建国から1937年までの間はウクライナ社会主義ソビエト共和国)のモルダビア自治州となる。そのころはルーマニア人が大部分を占めており、ルーマニア語で教える学校も開校した。

1940年第二次世界大戦後にはモルダビア・ソビエト社会主義共和国の一部となる。

ソビエト連邦末期にモルドバ民族主義の昂揚により、モルダビアからモルドバへの国名変更や主権宣言が行われたことに対して、1990年にドニエストル川東岸のロシア系住民が「沿ドニエストル・ソビエト社会主義共和国」を宣言してモルドバから分離を目指した。さらに1991年には、「沿ドニエストル共和国」として独立を宣言。ソ連崩壊後も対立が続いたが、1992年7月、和平協定が締結され、ロシア、ウクライナ、沿ドニエストル合同の平和維持軍によって停戦監視が行われている。

先のモンテネグロの独立に影響を受けた共和国議会は2006年7月12日、沿ドニエストル共和国が国際的な独立の承認を受けた後にロシアに編入することなどの是非を問う住民投票を行うことを決めた。投票は同年9月17日に実施され、圧倒的多数で賛成票が反対票を上回った。

ところがモルドバのヘルシンキ人権委員会が当日現地に出向き出口調査等独自で監視を行ったところ、当局によって発表された70%を超えるという投票率に対し実際には10-30%しか確認できなかったこと、結果に関しても少なくとも2~3倍に水増しされたか全くねつ造された不公正な投票である可能性が高いと発表している。かつ

  • 選挙当日には投票に行かない者を選挙後にルーマニアに強制的に移住させるという脅し文句で投票を強制させていた。
  • 過去にボイコットを行った反体制的国民は有権者のリストから除外されていること。
  • 公安や軍人がガードをしており投票所の近くに監視員が近づけないようにしていた投票場があったこと、また彼らが投票結果を改ざんしていたことなどが目撃されている。

この住民投票は欧州安全保障協力機構欧州連合アメリカ合衆国がそろってこの開催と結果を認めない声明をかねてより出している。欧州評議会においても議長国のロシアのみがこれを認める立場を誇示しているのみである。また同様の住民投票は過去に数度行われており、今回のも含めて実際の影響力、ましてや拘束力は乏しいものといえる。

[編集] 政治

元首は大統領であり、大統領は国民による選挙で選出されるが、実質的には、スミルノフ大統領一族による独裁体制にある。また、ソビエト連邦第2代最高指導者のスターリンを、全世界的な英雄として讃えるなど、今なお、1940年代から1960年代のソビエト連邦のような統治体制が敷かれている。親欧米よりのモルドバに対して、ロシアよりの政策をとっており、その内情はロシアの傀儡政権とも言える。

旧ソ連軍の備蓄した膨大な量の武器を保有しており、国際的な武器密輸疑惑で非難を受けている。

沿ドニエストル共和国議会はこちら

[編集] 外交

2006年6月14日、国際的に未承認のアブハジア南オセチア、沿ドニエストル共和国の3か国の大統領が、スフミで会談を行い、共同声明の形で民主主義と民族の権利のための共同体の設立を宣言した。

[編集] 地方行政区分

[編集] 地区

地区 (район) 中心地
カーメンスキー地区 (Каменский) カーメンカ町 (пос. Каменска)
ルイブニツキー地区 (Рыбницкий) ルイブニツァ市 (г. Рыбница)
ドゥボッサルスキー地区 (Дубоссарский) ドゥボッサルイ市 (г. Дубоссары)
グリゴリオポリスキー地区 (Григориопольский) グリゴリオポリ町 (пос. Григориополь)
スロボゼイスキー地区 (Слободзейский) スロポゼヤ町 (пос. Слободзея)

[編集] 共和国級市

[編集] 国民

民族構成は、ルーマニア系が31.9%、ウクライナ系が28.8%、ロシア系が30.4%。

1990年代の経済低迷により移民する人が多く、1989年に546,400人だったこの地域の人口は、2001年には633,600人までに増加した。ただ、年齢構成が高齢傾向にある。

公用語は、モルドバ語、ロシア語、ウクライナ語。

[編集] 経済

GDP(国内総生産)はおよそ4億2000万ドル。(参考リンク)一人当りGDPは662ドルでヨーロッパの中で最も貧しい地域の一つだが、モルドバの他の地域よりはやや上。

[編集] 外部リンク


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