汎神論

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汎神論(はんしんろん、Pantheism)とは全ての物体や概念・法則がの顕現であり神性を持つ、あるいはそのものであるという宗教観・哲学観。万有神論。

英語の pantheism は、ギリシア語の pan(全て)と theos(神)を語源にする語で、文字どおり「全ては神」で「神は全て」である事を意味する。

目次

[編集] 概要

万物に神性が宿るならば神性の有無を論じるのは無意味であって無神論と分類される場合もある。汎神論を否定する理由としては、森羅万象を神と定義づけてしまうと人間の中にも神が宿っていることとなり(実際、神道において神と人の境界は曖昧である)、それは即ち人間が犯す罪は神が犯した罪ということになるためであるとされる。一神教にとっての神を唯一無二の存在(唯一神)であるとするためには、人間を含む自然界を超越した存在でなくてはならないからである。スピノザの「神即自然」の思想をめぐる「汎神論論争」は有名。 古代インドのウパニシャッド哲学、ソクラテス以前のギリシャ思想。近代においては、スピノザゲーテシェリング等の思想がこれに属する。

[編集] 神道のアニミズム

これとよく似たものに神道(神道では万物に個別の神が宿るとされ、俗にいう八百万の神とは存在の個体数ではなく極めて多いこと表現している)などのアニミズムがある。 日本では、仏教などが伝来した後でも、その信仰がおとろえることはなく、あらゆる場所に神が宿るという概念地鎮祭の慣行や神棚の設置など、また食事を残す子供に「ご飯粒を残してはいけない。一粒には(八十八の)神様が宿ってるからね。」と諭すような風習から伺い知ることができる。 単なる一神教多神教との相違は、神性を持つ対象が森羅万象の全てである(あるいは含む)という点である。

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[編集] 関連項目

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