民数記

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ヘブライ聖書 または
旧約聖書
詳細は、正典を参照
ユダヤ教プロテスタントカトリック教会東方教会東方正教会ほか
カトリック教会と東方正教会が含むが、ユダヤ教とプロテスタントが除外する:
東方正教会(エルサレム教会会議)が含む:
ロシア正教会エチオピア正教会が含む:
  • エズラ 2
エチオピア正教会聖書が含む:
シリア語ペシッタ訳聖書が含む:
  • 詩篇第152-155篇
  • バルク 2

民数記みんすうきヘブライ語:במדבר)とは旧約聖書中の一書で、伝統的に『創世記』、『出エジプト記』、『レビ記』についで四番目に置かれてきた。『創世記』、『出エジプト記』、『レビ記』、『民数記』、『申命記』はかつてモーセによって記されたと信じられたことからモーセ五書(ペンタチューク)とも呼ばれる。イスラエルの民の人口調査に関する記述があることから、七十人訳聖書では「アリスモイ」(数)と呼ばれ、そこから民数記という名称が生まれた。ヘブライ語では冒頭の語から「ベミドバル」と呼ばれるが、これは「荒れ野に」という意味である。

本書の内容は大きく分けて以下の三つに分けられる。

  1. シナイ山における人口調査と出発に至るまでの記述、ナジル人など種々の規定(1章~10章10節)
  2. シナイ山からモアブにいたる道中の記述、カナンへの斥候の報告にうろたえる民の姿(10章11節~21章20節)
  3. カナンの民との戦い、ヨルダン川にたどりつくまで(21章21節~36章)

物語は出エジプトの出来事から二年二ヶ月後に始まり、ヨルダン川にたどりつくのが40年目であるとしている。

新資料仮説では、民数記はヤーウィスト資料(J資料)、エロイスト資料(E資料)および祭司資料(P資料)が組み合わされて成立したものとみなされている。

[編集] 内容

  • 1章 シナイの荒野における人口調査、レビ人の務め
  • 2章 幕屋と宿営地に関する神の指示
  • 3章 レビ人の祭司としての職務
  • 4章~6章 レビ人の氏族の調査、汚れやナジル人に関する規定
  • 7章~9章 祭壇の奉献と聖所の祝別
  • 10章~12章 イスラエルの民の荒れ野の旅と不満、モーセを蔑ろにしたアロンミリアムへの罰
  • 13章~14章 カナンを偵察した斥候の報告と民の嘆き
  • 15章~17章 コラの反逆、アロンの杖
  • 18章~19章 アロンの子孫とレビ人の祭司としての役割
  • 20章~21章 メリバの出来事、ミリアムとアロンの死、カナン人アラドの王の死、青銅の蛇による罰、アモリの王シホンとオグとの戦い
  • 22章~24章 バラクバラムの物語、バラムとろば
  • 25章~27章 カナン入りを前にした人口調査。後継者ヨシュアの任命
  • 28章~29章 献げ物に関する規定
  • 30章~32章 ミディアンへの勝利、逃れの街の規定

[編集] 関連項目

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