未来戦隊タイムレンジャー
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『未来戦隊タイムレンジャー』(みらいせんたいタイムレンジャー)は、2000年(平成12年)2月13日から2001年(平成13年)2月11日までテレビ朝日系列で毎週日曜日7:30 - 8:00に全51話が放送された、東映製作の特撮テレビドラマシリーズ「スーパー戦隊シリーズ」第24作である。
注意 : 以降に、作品の結末など核心部分が記述されています。
| スーパー戦隊シリーズ | ||
| 第23作 | 救急戦隊 ゴーゴーファイブ | 1999年2月 ~2000年2月 |
| 第24作 | 未来戦隊 タイムレンジャー | 2000年2月 ~2001年2月 |
| 第25作 | 百獣戦隊 ガオレンジャー | 2001年2月 ~2002年2月 |
目次 |
[編集] あらすじ
タイムワープが可能になってから10年ほどたった西暦3000年の地球。1000年の圧縮冷凍刑が迫った大物マフィア、ドン・ドルネロが、自身の配下ごと2000年の日本へ逃亡した、との情報が不法な歴史修正などを監視する公的機関「時間保護局」に入った。時間保護局の特殊部隊「タイムレンジャー」隊長のリュウヤはユウリら4人の新人隊員と共に逮捕に向かうが、これはタイムワープ手段のないドルネロ一味の策略で、隊長もドルネロの情婦・リラが変装した偽者。彼らはドルネロが収容されたロンダー刑務所ごと時間保護局の船と一緒にタイムワープしてしまう。
20世紀に放り出されたユウリたちは、ドルネロによって冷凍圧縮を解除されて暴れるロンダー刑務所の服役囚たちを鎮圧すべく、緊急時用の強化服システムを着用=変身しようとするが、着装システムの「クロノチェンジャー」は時間保護局の1チーム規定人数である5人がいなければ初起動が出来ない、という制限があった。困った彼らは、放り出された自分達を介抱してくれた、リュウヤ隊長に瓜二つの20世紀人・浅見竜也を半ば強引にメンバーとして変身を遂げた。
成り行きでタイムレッドになった竜也ではあったが、巨大企業グループを率いる父からの自立を目指していた事情もあり、自らの意思で正式にタイムレンジャーに志願する。一方、ユウリら4人は何とか時間保護局本部と連絡することに成功するが、本部からはドルネロの逃走によって生じた歴史の歪みを拡大しないために、ドルネロと服役囚たち―ドルネロによって「ロンダーズ・ファミリー」と名づけられた―を全員逮捕するまで20世紀にとどまれと厳命した。こうして4人は、竜也と共に20世紀の現代で暮らしながら、ロンダーズ構成員達の犯罪行為の阻止及び逮捕に取り組む事となる。
[編集] 概要
[編集] 特徴
20世紀最後の戦隊シリーズであり、本作よりOPに「スーパー戦隊シリーズ」のロゴが入るようになった。又、本作品のみOP・ED、番組内のテロップが明朝体になった。以後、毎年異なるテロップ体を使うようになる。
同時期に放送された『仮面ライダークウガ』同様、イケメンヒーローブームの潮流で、現在活躍する俳優・永井マサル(現・永井大)が出演していたことで有名な本作だが、『星獣戦隊ギンガマン』や、後の『仮面ライダー龍騎・電王』などを担当した脚本家・小林靖子がメインライターを務め、浅見竜也とユウリ、ドモンとルポライター・森山ホナミの恋愛模様などを織り込んだストーリーやテーマは従来より高年齢層も視野に入れた物となった。また、タイムレンジャーのリーダー・ユウリをはじめとした強い女性像の提示なども大きな特徴である。
中盤から登場する第6の戦士・タイムファイヤーのデザインはタイムレッドに酷似(※1)している。そのため「一つの作品にレッドが二人存在する」という初のパターンとなったが、この酷似している理由もストーリーの重要な伏線として描かれている。
(※1)海外用にタイムレッドのパワーアップ形態になる予定だったものを転用したためだと言われる。
主題歌を歌った佐々木久美は山下達郎・竹内まりや夫妻のサポートメンバーも務めており、戦隊初の女性歌手単独での主題歌を担当している。ただ、英語交じりの歌詞がやや難解であるという意見が寄せられ、途中からOPに歌詞が字幕で表示されるようになった。また、当初はCAST表示が「画面左右から入ってくる役名が画面中央で合体して俳優名の表示となる」と凝ったものであったが、役名表示が瞬間的で分かりづらかったことから、同様に途中から役名・俳優名を併記する一般的な表示に変更されている。
次回予告の時間が中盤から15秒に短縮される。これは残りの15秒が他の特撮・アニメの番宣タイム(※2)になったためである。ちなみにそれ以前も視聴者プレゼントなどの関係で予告編が臨時に15秒になることがあり、その際は系列外地方局での遅れ放送のために30秒バージョンも別に制作していたが、このように予告編の基本時間が15秒となってからは30秒バージョンの制作はなくなり、系列外地方局での放送時は他番組番宣タイムをスポットCMで埋めることになってしまった。
(※2)現在は、スーパーヒーロータイムとしてのオープニング部分に充当。
ナレーションには、堀之紀が担当。堀独特の語り口が物語の雰囲気を漂わせている。
実質のストーリーは50話で完結しており放映リスト上の最終回である第51話は、翌年の『百獣戦隊ガオレンジャー』が25作目を迎えることから、『未来戦隊タイムレンジャースペシャル スーパー戦隊大集合』と銘打ち、歴代のシリーズ作品を振り返る総集編の形で放送された。
[編集] 評価
様々な実験要素を導入し、高年齢層も視野に入れたハードなストーリー展開は、従来の特撮ファンからは高い評価を得た反面、児童層には理解しにくい難しい内容になってしまった点は否めない。視聴率は同時期に放送し、話題を呼んだ『仮面ライダークウガ』の効果もあり前年より多少向上したものの、児童層へのアピールは上手くいかず、玩具の売れ行きは前年比60%程度の不振であった。
その為、翌年の『百獣戦隊ガオレンジャー』ではその反省を元にした策が講じられていくことになる。その点については、ガオレンジャーの概要を参照のこと。
[編集] 登場人物
[編集] タイムレンジャー
「タイムレンジャー」とは30世紀時間保護局員達、及び彼らの緊急戦闘モードの総称である。そのため彼ら5人が劇中で「未来戦隊」と名乗ることはない。
- タイムレッド/浅見竜也(あさみ たつや) - 演:永井マサル(現・永井大)/スーツアクター:高岩成二、福沢博文
- 現代日本の政財界に強い影響力を持つ企業グループ「浅見グループ」の長男。22歳。世間知らずのお坊ちゃまだが、親のひいたレールに乗ることを良しとせず、偶然から時間保護局の4人を救ったことにより、独立して彼らとともに便利屋『トゥモローリサーチ』を東京都品川区に開業。自らの道を歩もうとする。小学生の頃に祖父から教えられた空手はインターハイで準優勝するほどの腕前で、トゥモローリサーチでも空手道場の指南役を担当する。劇中、ユウリに心を寄せていく。個人武器はボルブラスター。
- タイムピンク/ユウリ - 演:勝村美香/スーツアクター:中川素州、神尾直子
- 5人の実質的リーダー。21歳。30世紀のインターシティ警察・マフィア担当捜査官で、ドルネロ捜査のために時間保護局に潜入していた。両親(父も警察官であった)と妹をドルネロに雇われた殺し屋・マッドブラストに殺害されているため、ドルネロに対しては正義感だけでなく個人的な恨みも持つ。警察時代に対マフィア対策の戦闘訓練を受けてきたことから戦闘力も高く、冷静な判断力を持ち周りを引っ張る意識も強い。性格も強気でクールな美女。反面、若さゆえの未熟さや女性らしい弱さも見え隠れし、特にピンチの時には名前を叫ぶほど竜也を頼りにしている。それは後に恋心へと変わり相思相愛になるのだが・・・。家事は苦手。絵を描くのが趣味らしいが腕前は……といったところ。トゥモローリサーチの探偵・調査担当。夏の衣替えでは戦隊女性メンバーで初めて生足にミュールを履いていたが、アクションがしにくいのか後のシリーズでは不採用となっている。個人武器はボルスナイパー。
- タイムブルー/アヤセ - 演:城戸裕次/スーツアクター:竹内康博
- 時間保護局の新人捜査官。22歳。かつてはプロレーサーを目指していたが、「オシリス症候群」と呼ばれる30世紀でもまだ治療法が確立していない心臓病を抱えていることが判明して断念。死の恐怖と戦いながら、人の命をもてあそぶ犯罪者逮捕のために働く。外見はクールだがハートは熱い二枚目。トゥモローリサーチでは「綾瀬慎之介(あやせ しんのすけ)」の名前で現代の運転免許を取得。運転代行業を担当している。個人武器はボルランチャー。
- タイムイエロー/ドモン - 演:小泉朋英(現・和泉宗兵)/スーツアクター:日下秀昭、今井靖彦
- 22歳。格闘技・グラップの元プロ選手だったが、試合出場を放棄して追放され時間保護局に転がり込んだ。元格闘選手の看板は伊達ではなく、戦闘力と精神力(カウンセラー・ゼクターの精神攻撃を回避した)は5人の中でナンバーワン。トゥモローリサーチでは「護身術コーチ」を担当しているが、「世の女性たちを痴漢から守るため」と称してナンパ同然に女性ばかり勧誘するため、稼ぎは芳しくない。ストレートな性格の人情家で、7人兄弟の大家族を懐かしみ、ホームシックになって記憶障害を起こし病院に担ぎ込まれたこともあった(その時竜也によって、書類に「土門太郎(どもん たろう)」と書かれてしまい、20世紀の世界ではこの名前で通すことに)。タイムレンジャーを追い回すスクープ記者・森山ホナミといつしか恋に落ちる。個人武器はボルバルカン。
- タイムグリーン/シオン - 演:倉貫匡弘/スーツアクター:蜂須賀祐一、神尾直子
- 西暦2984年に戦争で消滅したハバード星の生き残りの少年。17歳。ハバード星人は宇宙でも優秀な頭脳を持つことで知られており、研究所で英才教育を受けて育てられていた。しかし半ば研究材料として生活するのに嫌気が差し、時間保護局に志願する。無邪気な少年であるが、その天才的な頭脳でサポートメカの開発などに取り組む。外見で相手を判断せず、自身が過去に受けた扱いに屈折することなく真っ直ぐに育った心優しい性格で、ドモンになついている。トゥモローリサーチでもコンピューター関連業務や機械修理業を担当し、ほとんど睡眠をとらなくてよいハバード星人の生理現象も手伝って、最も稼ぎが良かった。肉体的な戦闘能力は他のメンバーより劣るがそれを補っても余りある頭脳戦が得意で、アクセルストップやアサルトベクターといった追加機能・装備を考案・開発したのも彼。当初は紫色の髪をしていたが、これは染めていたもので後に緑色に変える。個人武器はボルパルサー。
[編集] シティガーディアンズ
竜也の父、浅見渡が日本国政府・内務省治安維持局と共同で組織した民間警備会社。契約者の命や財産をロンダーズファミリーの犯罪行為から守る事を第一としており、契約者以外の人命や財産は保護の対象外にしている。隊員は銃の携帯を認められており、グレネードランチャーやアサルトライフルなどの重火器や特殊車両を使用している。
- タイムファイヤー/滝沢直人(たきざわ なおと) - 演:笠原紳司/スーツアクター:今井靖彦、福沢博文
- 22歳。高校・大学時代の竜也の空手のライバルで、竜也とは違い普通の庶民派。インターハイ決勝では竜也を破り、大学には推薦入学するものの金持ちばかりの環境にうんざりして退学。その後浅見会長が組織した「シティガーディアンズ」(以下CGC)に加入して第二班に所属していた。ブイレックスの制御装置およびタイムファイヤー(赤、タイムレッドの白いラインが黒くなったようなデザインである)の変身アイテムであるブイコマンダーを入手したことから、彼の運命は変わっていく。庶民派という割には傲慢な態度に加えて権力欲に取り付かれているという「イヤな奴」であるが、飼っている小鳥に愛情を注ぐ優しい面も持つ。タイムファイヤーになった後はCGCの隊長、本部長と順調に昇進。浅見会長が倒れた隙に治安維持局の伊吹長官に取り入り、CGCの全権を握ろうとするが、会長が復帰した為に失敗。最終決戦の直前、CGCの研究班がブイコマンダーのボイスキーの解除に成功した為、用済みとなりCGCに関する全ての権限を奪われた。最後は竜也と共に戦うが、ゼニットの銃弾を受けて絶命した。戦死した理由は笹原紳司がスケジュールの都合で最終回まで撮影に参加できなかった為。個人武器はビームガンと剣の2形態に変形するDVディフェンダー。
- 浅見渡(あさみ わたる) - 演:岡本富士太
- 50歳。浅見グループ会長で竜也の父。先代の築いたグループを発展させて政財界に強い影響力を持つ傍ら、社会貢献にも熱心に取り組み、ロンターズファミリー対策として「シティーガーディアンズ」を組織した。ユウリが所属しているインターシティ警察の母体となったのは、ルーツをたどると実はこの警備会社だった。彼の意思に従わない息子に苛立ちを感じているが、実は自らも若い頃には親の敷いたレールに乗ることを潔しとせず、竜也と同じ事をした時期もある事を告白している。
- 高橋(たかはし)-演:吉見純麿
渡の秘書。
[編集] タイムレンジャーの関係者たち
- タック - 声:沼田祐介
- タイムレンジャーの面々に同行してやってきた、ミミズク型サポートロボット。ロンダー刑務所の全囚人データや、20世紀、30世紀のデータ等が蓄積されている。沈着冷静だが人間らしい感情も持ち合わせている。
- タイムロボター - 声:折笠富美子
- シオンが作ったサポートロボット2号。妙にレトロチックなデザインが特徴。
- リュウヤ - 演:永井マサル(二役)
- 時間保護局レンジャー隊隊長。タイムロボなどの発進承認を行っている。竜也にそっくりだがそれもそのはずで、彼は浅見家の末裔である。謎めいた行動をとっているが、その理由は終盤明らかにされる。
- 森山ホナミ(もりやま ほなみ)-演:有輝りん
- タイムレンジャーを追い回すスクープ記者。ロンダーズに襲われたところをタイムイエローに救われたが、しばらくの間はタイムイエローの正体をアヤセと勘違いしていた。後半でタイムイエローの正体をドモンだと知り、お互いに恋に落ちるが…
- 鷹宮義隆(たかみや よしたか)-演:小池榮
- 旧華族出身の竜也の祖父。竜也に空手を教えた人物。母・奈美江とともに、竜也を訪ねてきた。
- ナレーション:堀之紀
[編集] ロンダーズファミリー
30世紀から20世紀の地球に逃亡してきた犯罪者ドン・ドルネロを首領とする組織。従来のシリーズの組織とは違って、世界征服ではなく、金目当てのために犯罪活動をする。ロンダー刑務所を本拠としており、刑務所内の圧縮冷凍された囚人達を解凍して配下にしている(組織名も、この刑務所にちなんでギエンとリラが名づけた)。時々、幹部のギエンが暴走し、大量殺戮を行なうことがある。なお、ロンダーズという名称は「マネーロンダリング(資金洗浄)」から、幹部たちの名前はお金の単位から付けられている。
- ドン・ドルネロ - 声:大友龍三郎
- 30世紀の大物マフィア、ドン・ドルネロファミリーのボス。第一級犯罪により千年の圧縮冷凍刑を宣告されたが、ロンダー刑務所ごと20世紀に逃走。ギエンやリラと共にロンダーズファミリーを立ち上げた。金を愛し、金が無いと熱が出る。金城銅山(きんじょう どうざん、演:千本松喜兵衛、声は大友が担当)という人間に変身する。ファミリー内のイザコザを嫌い、規律を乱す者は友人でも容赦しない。ただ一人、命の恩人であるギエンにだけは甘く、その結果ギエンの暴走を生み、47話でギエンの凶弾に倒れてしまう。10年前、殺し屋・マッドブラストにユウリの家族の暗殺を指示しており、ユウリからは仇として狙われていたが、そのユウリに見取られ、圧縮された囚人の未来への帰還を彼女に託し、葉巻を吸いながら死を迎えた。
- ギエン - 声:戸部公爾
- 金色の体のメカ生命体。元は心優しい少年で、対立組織に追われていたドルネロを匿ったことで瀕死の重傷を負い、友情を感じたドルネロによって機械化人間として再生された。人間だった頃はあまり頭が良くなかったが、改造されてからは優れた知能を持ち、ジャンクドロイドや様々なメカを作る。だが、その一方で冷酷さがエスカレートし、金儲けよりも破壊活動を好むようになっていった。一時はドルネロに制御キーを差し込まれ機械化以前の性格に戻るが、リュウヤの暗躍によって復活し、ついにドルネロと決別。ドルネロを殺害し、最強の破壊メカ「ネオ・クライシス」で侵攻を開始するが、タイムレンジャーの奮闘によってネオ・クライシスごと倒された。最後の最後で人間の心を取り戻したようである。
- リラ - 演:久瑠あさ美
- 贅沢が大好きで自己中心的な女性犯罪者。金、グルメ、美容、ファッション、美術品など、あらゆる物に関心を持ち、手に入れようとする。ドルネロとは金で繋がっている仲(ドルネロは母に似ているリラの事が嫌いではなかったようだ)だったが、それなりに好意も抱いていた。人間に変装するのが得意で、ドルネロ達が現代に逃走する際もリラの変装が役に立っている。戦闘能力も高く、ビームガンやバリアマントで戦う。最終話で今まで集めた金を持って逃走し、その後の消息は不明。
- ロンダー囚人
- ロンダー刑務所で圧縮冷凍の刑を受けていた囚人たち(圧縮冷凍中も「頭の半分は起きている」状態でありながら、身体は全く動かせないことなどからとても苦しいらしい)。ロンダー刑務所は凶悪な宇宙人、サイボーグ、生体ロボット等の犯罪者を多く収容しており、解凍された囚人たちはその特殊な能力でタイムレンジャーを苦しめる。圧縮冷凍された囚人には反動でリバウンド(巨大化)しないように抑制シールが張られており、このシールを剥がすと体組織が20倍になり、巨大化する。大抵の場合、戦闘中のアクシデントでこのシールが剥がれるか、ボルテックバズーカの直撃を受けた直後、圧縮冷凍される前に最後の手段として自らシールを剥がして、囚人たちは巨大化する事が多い。
- ジャンクドロイド・ゼニット
- ギエンが作り出したロボット兵士。ネジ状の部品から生み出される。人間の姿に変身する事もできる。戦闘からエステティシャンのアシスタントまで、様々な雑務をこなす。戦闘時には銃剣を武器とし、数に任せてステップを踏みながらタイムレンジャーに襲い掛かる。
- ヘルズゲート囚人
- 悪党揃いのロンダー刑務所の囚人の中でも、特に凶暴で危険な犯罪者たち。刑務所の奥にある半永久独房に収容されているが、ギエンによって計四人の囚人が解放された。
[編集] 装備・技
- クロノチェンジャー
- タイムレンジャーの変身用ブレスレット。「クロノチェンジャー!」と叫んでボタンを押すことで、時空間でクロノ粒子をクロノスーツとして装着する。初回起動時には5名いなければ起動できない。変身後もスーツの外側に出ているのが特徴。通信機としても使用可能で、武器やタイムフライヤーの召還にも使われる。
- クロノアクセス
- クロノチェンジャーで時空間にアクセスして、ダブルベクターやボルユニットを取り出す。
- アクセルストップ
- 21話でシオンがクロノチェンジャーに組み込んだ能力。クロノスーツの機動力を3秒間だけ大幅に高めるものの、発動中はスーツの耐久力が低下する。21話、22話、24話、28話で使用。
- タイムエンブレム
- 名乗りの際、5人のうち一人がロンダーズに見せる金属製の身分証。圧縮冷凍された囚人の上にかざすと圧縮冷凍カプセルが出現、そのまま囚人がカプセルに収納される。タイムファイヤーは最初、エンブレムを持っていなかったが、45話でシオンから専用エンブレムを受け取った。
- クロノサーチ
- ゴーグルに搭載された、相手の情報を分析するシステム。13話と29話で使用。
- ダブルベクター
- クロノチェンジャーから取り出される、時計の長針と短針を模した二本の剣。長剣はスパークベクター、短剣はアローベクターといい、柄の部分で合体させるとツインベクターになる。クロノマイト合金製で、50cmの鉄棒を輪切りにする。クリスタライズド・メタル製の刃先の色と形がメンバー毎に異なる。柄の部分のパワーボリュームを押すとビートアップして威力が上がる。
- ベクターハーレー
- ツインベクターからビームを放つ。全員が使用可能。標準装備で銃を持たない彼らが一般的に使う、光線による攻撃。
- ベクターアラウンド
- 2人で空中で敵の周囲を滑空・旋回しながらダブルベクターで何度も斬りつける。3話でレッドとブルーが使用。
- ベクターハリケーン
- 2人で敵の周囲を旋回しながらダブルベクターを持ち、きりもみ回転を続けて何度も斬りつける。7話でレッドとイエローが、24話でアクセルストップと合わせてブルーとイエローが使用。
- ベクターインパルス
- レッドの技。ツインベクターをビートアップさせて、空中から縦に斬り付ける。13話で使用。
- スパークエンド
- レッドの技。ベクターハーレーの応用版。スパークベクターをビートアップさせて、360度全方向にビームを放つ。
- ベクターエンド
ダブルベクターが時計の長針と短針を模しているように、技にも文字盤に時刻を示すような様々なバリエーションがある。
- ベクターエンド・ビート3
- レッドの得意技。敵に飛び掛かりながら、スパークベクターで上から下へ、アローベクターで左から右へ斬る。
- ベクターエンド・ビート12
- レッドの技。敵に飛び掛かりながら、2本のダブルベクターで上から下へ斬る。28話で使用。
- ベクターエンド・ビートクロス
- レッドの技。エネルギーを全開にした2本のダブルベクターで内側から横斬りを行ない、続けて上から下へ斬る技。『未来戦隊タイムレンジャー VS ゴーゴーファイブ』で使用。
- ベクターエンド・ビート6
- ピンクの得意技。敵に飛び掛かりながら、スパークベクターで上から下へ、アローベクターで下から上へ斬る。
- ベクターエンド・ビート9
- グリーンの得意技。敵に飛び掛かりながら、スパークベクターで上から下へ、アローベクターで右から左へ、十字を描くように斬る。
- ベクターエンド・ビートX
- ブルーの技。ツインベクターをビートアップさせて敵をX字を描くように斬る。33話で使用。
- ベクターディバイディング
- イエローの技。ツインベクターをビートアップさせて敵に何度も斬りつける。7話と11話で使用。また、5話ではピンクがこれに似た技を使用している。
- ボルユニット
- クロノチェンジャーから取り出される重火器。メンバー毎に異なる。二人のボルユニットで同時に攻撃するダブルシュートは、3話でグリーンとピンクが使用。状況に合わせて出力レベルを調整できるとされており、それぞれ単体でも最大出力で囚人たちを射殺できると思われるが、タイムレンジャーの任務が囚人の再逮捕・圧縮冷凍であるためにその目的では使われていない。辛うじてユウリが一度、ボルスナイパーでの囚人の殺害が可能である事を明言している。
- ボルブラスター
- レッド専用大型キャノン砲。破壊力は最も高いが、1発撃つ毎のエネルギー再充填に10秒間要する。ショック効果のある特殊弾を放つこともできる。
- ボルランチャー
- ブルー専用大型ビームランチャー。1発で戦車も粉砕してしまう大型エネルギー弾を1秒間に3発放つ。
- ボルパルサー
- グリーン専用2連装マシンガン。連続パルスビームを1秒間に10発放つ。厚さ50㎝の鉄板をも撃ち抜く。15話ではレイホウのレーザー攻撃からホナミを救出するために、スーツのゴーグルからしか見えない、ドーム状の反射バリアを発生させる能力が追加されたが、これはバリアが安定するまで30秒かかる。
- ボルバルカン
- イエロー専用2連装バルカン砲。直径1mの鉄球を粉砕する光弾を1秒間に10発発射できる。
- ボルスナイパー
- ピンク専用熱線砲。半径50mの範囲を焼き尽くす威力がある。
- ボルテックバズーカ
- 5つのボルユニットを合体させてできる必殺バズーカ砲。零下270度の加圧超低温光弾プレスリフレイザーを数回に分けて放ち、相手を圧縮冷凍する。しかし、大抵は圧縮冷凍完了前に敵が自ら巨大化してしまうため、実際に圧縮冷凍できたのはベリトの本体とジャグルのみである。
- アサルトベクター
- 22話でシオンが開発したビームライフル。スパークベクターに5つの拡張パーツ・アサルトモビルを合体させることで完成する。レッドかグリーンが使用する。スパークベクターのエネルギーを加速して、ベクターハーレーの30倍の威力のエネルギー弾を放つ。ゼニットなら消滅させてしまうほどの威力である。エネルギー弾は毎秒100発放つことができ、2km先の的も正確に撃ち抜く。ビートアップさせて放つ必殺技アサルトバーニングは、命中した敵の活力エネルギーを焼散させる効果があり、強い衝撃を受けると体内エネルギーを一気に放出するウーゴに使用された。また、特定の1点のみを狙って撃つスナイパーモードは、DDラデスを操っているコントロールピアスを破壊した。
- カッターバズーカ
- 21話でシオンが開発した円盤状カッターを連射するバズーカ。高速移動するハイドリッドの動きを研究するために使用。
- Vコマンダー
- クロノスーツのプロトタイプであるタイムファイヤーの変身用ブレスレット。最初に音声登録した者の声によってのみ起動及び操作が出来る。クロノギアの装着時間は0.1秒。ブイレックスのコントローラーでもある。当初、リュウヤ隊長が装着するはずであったが直人の手に渡る。48話でボイスキーが解除され、直人の死後はタイムレッドが譲り受けたが、以後も竜也はタイムレッドの姿に変身。Vコマンダーは専らVレックスのコントロールとDVディフェンダーの使用のために使われた。
- DVディフェンダー
- タイムファイヤーが右腰に下げている武器。「DVチェンジ」と叫んでスイッチを押すことにより、5mの大岩も粉砕する銃のディフェンダーガンと、直径50cmの鉄柱も輪切りにする剣のディフェンダーソードに変形する。ディフェンダーガンはバルカンモード発動により、光線を連射するDVバルカンを使用可能。ディフェンダーソードはファイナルモード発動により、敵をX字を描くように斬る事で単体で圧縮冷凍を完了させる必殺技DVリフレイザーを使用可能。
[編集] メカニック
- タイムフライヤー
- 通常の戦隊でのバイクや車両などに位置づけられる飛行体。タイムレンジャー5人全員が飛び乗り空を飛ぶ。マッハ2.5で飛行する。操縦幹部にはフライヤーカノンを、機体下部にはボーテックス・キャノンを、両翼中心部にはパルスマシンガンを、両側先端のエンジン部にはプラズマバルカンを装備。各タイムジェットに搭乗する際も、これで上空に上がってから各人のタイムジェットのコクピットに飛び移る為、一見出番は少ない様に見えるが、タイムロボ絡みの戦闘では直接映っていなくても毎回登場している事になる。また、変形して上タイムロボβの専用拳銃、フライヤーマグナムとなる。なお、これの代わりにアヤセの車を移動手段に使うこともある。(変身は現場に着いてから。)
- タイムロボα(アルファ)
- 30世紀から送り込まれる(なお、東京ドームの天井が時間移動の出入口になっている)5機の戦闘機・タイムジェットが合体した、パワーに優れた1500万馬力の赤い地上戦ロボ。コクピットの起動スティックを握り、そこからタイムレンジャーの意志を伝えて操縦する。武器は時空剣で、刀身からショック光線を出したり(バロンに使用)、バーチャルブーメランに変形する(ボーグに使用)他、巨大化囚人を圧縮冷凍する必殺技・プレスブリザードを放つ。その際起動スティックは時空剣とそっくりな形となり、斬り付けた後斬った者の「タイムアップ!」の発声の4秒後に圧縮冷凍は完了する(この際、シャドウアルファ同様にアナログ時計の様な絵が入り、時空剣の展開した刃が秒刻みで元に戻る描写がある)。圧縮冷凍の際には必ずしもレッドがこれを振るう必要は無い。他にも、特殊空間を作って攻撃を吸収するクロノシールドも持つ。また、『未来戦隊タイムレンジャー VS ゴーゴーファイブ』では、ビクトリーロボのビクトリープロミネンスのエネルギーを時空剣に移し、ブイレックスに乗って突進しながら敵を斬るプレッシャープロミネンスを使用した。
- タイムロボβ(ベータ)
- タイムジェット5機の第二の合体パターンで、スピードに優れた青い空戦・遠距離攻撃型ロボ。最高速度マッハ4での飛行が可能で、出力1200万馬力。コクピットの起動スティックで操縦するのはタイムロボαと同じ。武装は破壊光線クロノストロームを放つフライヤーマグナムで、これは敵の動きを封じるバリアを発生させることも可能。単体では圧縮冷凍の能力がなく、囚人を圧縮冷凍する際にはタイムロボαに戻る必要がある。圧縮冷凍の必要が無い巨大ロボット等を撃破する際には、このβ形態のまま出力最大のフライヤーマグナムでとどめを刺す。得意技は空間を踏み台にして方向転換するバーチャルターン(2話・24話で使用)と、空間を歪めることでフライヤーマグナムから追尾弾を発射するバーチャルシュート(16話で使用)。
- タイムジェットγ(ガンマ)
- 5話で初登場した、5機のタイムジェットが合体した巨大戦闘機。最高速度は光速の99%。タイムジェット1~3の武器が使用でき、エネルギー量が5倍に高まっているため、破壊力はアップしている。機首部分に装備されたガンマレイザーは、タイムジェット単独時の数倍の威力がある。遠距離からの攻撃に優れている。やはり、圧縮冷凍の能力は無い。必殺技は高速回転して竜巻を起こし、それで敵を吹き飛ばすガンマトルネードで、タイムロボαでの圧縮冷凍への繋ぎとして使用される。合体システムは、『鳥人戦隊ジェットマン』のイカロスハーケンに似ている。
- タイムジェット
- タイムゲートを通して現代に現れる5機の戦闘機。「3Dフォーメーション」により、上記の3大形態のどれかに合体する。「チェンジフォーメーション」により、形態を変更可能。
- タイムジェット1
- レッド専用機。マッハ5で飛行する。両側面に装備されたプラズマバルカンは、2秒で戦車数台を粉砕できる。タイムロボα及びタイムロボβの頭と胴体に、タイムジェットγの前部に変形する。
- タイムジェット2
- ブルー専用機。貨物室ペイロードを搭載。マッハ3.5で飛行する。機首に2門のパルスマシンガンを装備。タイムロボαの左腰と左足に、タイムロボβの左腕に、タイムジェットγの右側面部に変形する。
- タイムジェット3
- グリーン専用機。マッハ3.2で飛行する。機首に空間を歪めて敵を粉砕するディストーションブラストを装備。タイムロボαの右腰と右足に、タイムロボβの右腕に、タイムジェットγの左側面部に変形する。
- タイムジェット4
- イエロー専用機。マッハ4.5で飛行する。機首に2000度の超高温弾を放つヒートディスラプターを装備。タイムロボαの左腕に、タイムロボβの右腰と右足に、タイムジェットγの左後部に変形する。
- タイムジェット5
- ピンク専用機。マッハ4.2で飛行する。機種と両翼に拡散ビーム砲のディフュージョンショットを装備。タイムロボαの右腕に、タイムロボβの左腰と左足に、タイムジェットγの右後部に変形する。
- タイムシャドウ
- 19話から登場。時間保護局とインターシティ警察が対凶悪犯罪者用に秘密裏に開発していた自律型戦闘ロボットで出力は1000万馬力。最高速度マッハ3での飛行が可能。ロボット形態のバトルモードからステルス戦闘機のステルスモードに変形し、日食となった太陽が時間移動の出入口となっている(タイムシャドウ登場後はタイムジェットも帰還時は日食を出口にしている)。ステルスモード時の武器は、タイムボーテックスエネルギーを発射するシャドウブラスト、5連装ビーム砲のパルスビーム砲、対地機銃のビームレールガン。バトルモード時の武器は、肩に装備された5連装エネルギーミサイル砲のライトニングシュート、指先に装備されたパルスビーム砲、両腕に装着するクリアニウム製の刀シャドウセイバー。二本のシャドウセイバーを合体させたダブルシャドウで必殺技ブルームーンスラッシュを繰り出す。これは、通常は威力を調整して使用するが、圧縮冷凍の必要が無い破壊兵器ノヴァ戦では決め技として使われた。単体での圧縮冷凍の能力は無く、AI内蔵型自立式ロボットとして素早い攻撃を得意とする。
- タイムロボ・シャドウアルファ
- 21話から登場。タイムロボαとタイムシャドウがデルタフォーメーションにより合体した超巨大ロボで出力は1800万馬力なのでブイレックスでさえ適わなかった。タイムロボαを核に、タイムシャドウが足、胸、背中、頭部のアーマーパーツとなるような形で合体する。剣と銃が合体したような武器プロディバイダーと、肩の砲台から発射する50万ボルトの電流ネットバーチャルネットが武器。アルファは時空剣と同じように使い、巨大化囚人をバーチャルネットで封じた上で零下270度の必殺技・ブリザードスラッシュで圧縮冷凍する。ご多分に漏れずこのブリザードスラッシュも円月殺法の様なポーズ(当作品の場合は、そのテーマからアナログ時計もモチーフになっている)が入り、決まると直ぐに圧縮冷凍が完了する。この時、コクピット内の起動スティックはプロディバイダーそっくりになる(シャドウベータ時も同様)。
- タイムロボ・シャドウベータ
- 20話から登場。タイムロボβとタイムシャドウがデルタフォーメーションにより合体した超巨大ロボで出力は1500万馬力。最高速度マッハ6での飛行が可能。タイムロボβを核に、タイムシャドウが足、胸、背中、頭部のアーマーパーツとなるような形で合体する。シャドウアルファ同様プロディバイダーを主武装としており、この形態では銃のように使って、必殺技・プレッシャーカノンを放つ事で、巨大化した囚人を圧縮冷凍する。この際、アナログ時計状の時空結界を放って囚人の動きを封じた上で必凍の一撃を放ち、瞬時に冷凍・圧縮する。プレスブリザードを破ったブラスターマドウを圧縮冷凍したのが初使用。
- ブイレックス/ブイレックスロボ
- 28話から登場。時間保護局が生体戦闘ロボットGゾードの失敗を元に製作したものの、再び時間移動実験に失敗して時空をさまよっていた恐竜型生体自律ロボ。時速100kmで走行する。タイムロボを背中に乗せることも可能。ボイスフォーメーションにより人型のロボットに変形する。2形態共に出力は1600万馬力で、タイムファイヤーの変身アイテム・ブイコマンダーからの音声入力によりコントロールされる。ブイレックスロボ時には右手がダイナマイト3000tの威力を誇る、弾頭に反物質を搭載したガトリング式のミサイル砲「リボルバーミサイル」、左手が人の様なマニピュレーターとなっており、マニピュレーター部からはマッハ15で放つロケットパンチ状の武器レックスパンチを放つ。両肩の圧縮冷凍レーザー砲から放つマックスブリザードで巨大化囚人を圧縮冷凍する能力がある。こちらはタイムファイヤーの「ジ・エンド」の発声の後、即座に圧縮冷凍は完了する。初登場時はタイムレンジャーのロボと戦った。また、『未来戦隊タイムレンジャー VS ゴーゴーファイブ』では、両肩の緑色の部分からのビームで空中に時空の扉を開ける「クロノスユニット」を使用した。
- ブイレックス時には圧縮冷凍能力は無く、尻尾や牙の他、毎秒20発のエネルギー光弾を放つ、肩のレックスレーザー、口からのレーザーを武器に戦い、タイムファイヤーのディフェンダーガンとレックスレーザーとを最大出力で放つマックスバーニングが必殺技で、これで敵を破壊する。弱点は損傷すると自己修復機能のために24時間機能が停止すること。体内のλ2000がエネルギー源。
- プロバイダス
- 時間保護局の基地プロバイダーベースから、タイムジェットやタイムシャドウを現代に送り出すためのロボット。出力1100万馬力。別名「タイムゲートの番人」。長く伸ばした腕でタイムジェットなどを叩き飛ばし、タイムゲートに突入させる。原則としてプロバイダス自身が戦闘を行うことはない(一回だけシオンの夢の中で戦闘に出てきたことはある)。
タイムゲートから打ち出されたマシンはクロノ粒子に変換されて一度過去まで遡り、そこから時間流に沿って現代まで飛んでくる。決まった時間のルートを通過する為、タイムジェットの場合は時間移動シーンで恐竜時代、古代エジプト、戦国時代の日本を、タイムシャドウの場合は海を割るモーセ、吸血鬼ドラキュラ、宇宙飛行士月面探査といった時代を通過していく。
- 都市防衛メカ・ライメイ
- 19話に登場。浅見グループの第三総合研究所が開発した、巨大な特殊戦闘装甲車。出力140万馬力で動力源は高純度エネルギー・λ2000。武器は車体の前方についた巨大ドリルと車体上部に装備された二門のキャノン砲など。破壊兵器ノヴァを倒す為に出撃するが、あえなく大破された(撮影用ミニチュアは、メガレンジャーのメガシップを改造したものである)。
[編集] スタッフ
- 原作:八手三郎
- 連載:テレビマガジン、てれびくん
- 脚本:小林靖子、山口亮太、井上敏樹、竹本昇
- 音楽:亀山耕一郎
- 撮影:松村文雄、大沢信吾
- 助監督:加藤弘之、中澤祥次郎、安養寺工、竹本昇、野間詳令、斉藤博士、塩川純平ほか
- 撮影協力:ボートピア市原
- 車輌協力:三菱自動車工業
- 装師協力:COMPAQ、アキレス
- 特撮監督:佛田洋
- アクション監督:竹田道弘
- ヒーロー&メカニックアイテムデザイン:プレックス
- プロデューサー:福吉健(テレビ朝日)・日笠淳(東映)・矢田晃一(東映AG)
- プロデューサー補:西平敦郎
- 監督:諸田敏、松井昇、小中肇、坂本太郎、佛田洋、中澤祥次郎、竹本昇
- 製作:テレビ朝日・東映・東映エージェンシー
[編集] 主題歌
「オープニングテーマが2曲あるイメージで」との意向から、『科学戦隊ダイナマン』以来17年ぶりに音楽担当者がオープニング・エンディング両主題歌を作曲することになった。なお、音楽担当者がエンディングテーマも作曲したのは2006年現在本作が最後となっている。
[編集] オープニングテーマ
- 『JIKŪ ~未来戦隊タイムレンジャー~』
- 作詞:磯谷佳江 作曲・編曲:亀山耕一郎 歌:佐々木久美
- 戦隊シリーズ初の女性ソロによる主題歌。ゴスペルから始まるイントロ、パイプオルガンやクワイアを導入し、80年代のクラシカル寄りのヘヴィメタルを彷彿させるアレンジに加え、英語中心の難解な歌詞やサビの部分で繰り返される変拍子は、それまでの特撮ヒーロー主題歌のイメージを覆した楽曲となっている。
- メインボーカルの佐々木がハスキーな声質であることで、重厚な伴奏やコーラスに埋もれて聞き取りにくいという意見もある。事実、放送途中よりOP映像に歌詞テロップが表示されると言う戦隊シリーズとしては異例の措置が取られている。2008年現在で間違いなく、戦隊史上子供が一番歌いにくいオープニングテーマであろう。
- また、「タイムレンジャー」という言葉はサビには登場せず、Bパートで歌われているが、英語発音のために聞き取りにくいこともあり、第1話放映直後は「戦隊史上初、戦隊名の登場しない主題歌」と誤解する視聴者もいた。スーパー戦隊シリーズで2008年現在に至るまで、サビに戦隊名が登場しないオープニングテーマはこの曲が唯一であることからも、いかにこの曲が異質であるかが窺い知れる。
- なお、英語版『Beyond All Space and Time』(第45話ではオープニング曲として使用)が存在する。これまでの主題歌と違い、日本語を直訳したものではない本格的な英語詞(大意は日本語の詞と同じ)が与えられている。歌っているのはこちらも佐々木。
[編集] エンディングテーマ
- 『時の彼方へ』
- 作詞:吉井省一 作曲・編曲:亀山耕一郎 歌:NAT'S
- こちらはテクノ路線で作られた。16ビートのリズムや英語のコーラスなど、やはり従来の主題歌とは一線を画す曲調になっている。
- 亀山の壊述によるとスタッフの間では評判が良く、一度はこちらがオープニングに決定したものの、数日後に「よりインパクトの強い方をオープニングに」との意向で逆転したという。
- イレギュラーのエンディング曲として使用された挿入歌
- 『ミラクル☆Xmas』
- 作詞:加藤清美 作曲・編曲:亀山耕一郎 歌:T.R.Futures
- 第44話のエンディング曲。「T.R.Futures」名義でレギュラー5人(永井、勝村、城戸、小泉、倉貫)が歌ったクリスマスソング。
- 『ETERNAL WIND』
- 作詞:新月貴子 作曲・編曲:中川幸太郎 歌:高山成孝
- 第45話のエンディング曲。
- 『未来のゆくえ』
- 作詞:磯谷佳江 作曲・編曲・歌:岩崎元是
- 第50話(事実上の最終回)のエンディング曲。
- 『Don't Stop Your Story!』
- 作詞:大和祐加里 作曲・編曲:岩崎琢 歌:T.R.Futures
- 最終回(スーパー戦隊大集合)のエンディング曲。「T.R.Futures」名義でレギュラー5人が歌ったもう一つの曲であり、この曲に乗せて歴代戦隊の数々のメカや必殺技が次々と映し出された。
[編集] 放映リスト
- サブタイトルの頭には「Case File(話数)」が付けられる。
| 放送日 | サブタイトル | 登場怪人 | スタッフ |
|---|---|---|---|
| 2000/2/13 | Case File 1 時の逃亡者 | 爆弾製造犯・D.D.ラデス | 監督-諸田敏 脚本-小林靖子 |
| 2000/2/20 | Case File 2 見えない未来 | 爆弾魔・ジェッカー(宗矢樹頼) | |
| 2000/2/27 | Case File 3 夢の加速度 | 現金強奪犯・キース(松本大) | 監督-松井昇 脚本-小林靖子 |
| 2000/3/5 | Case File 4 人質は異星人 | 連続誘拐犯・ナバル(飛鳥井豊) | |
| 2000/3/12 | Case File 5 第3の合体 | 殺し屋・マッドブラスト(田中一成) | 監督-小中肇 脚本-小林靖子 |
| 2000/3/19 | Case File 6 偽りの招待客 | 宝石窃盗犯・ルージェ(橘ひかり) | |
| 2000/3/26 | Case File 7 ドモン入院中 | 悪徳殺人医・ドク(新井一典) | 監督-諸田敏 脚本-小林靖子 |
| 2000/4/2 | Case File 8 芸術に爆発を | ハイジャック犯・ナボコフ(稲田徹) | 監督-諸田敏 脚本-山口亮太 |
| 2000/4/9 | Case File 9 ドンの憂鬱 | 悪徳警察官・アーノルドK(青山穣) | 監督-坂本太郎 脚本-小林靖子 |
| 2000/4/16 | Case File 10 明日への脱出 | 傭兵・オーグ(谷昌樹) | |
| 2000/4/23 | Case File 11 死闘の町 | 愉快犯・ゴウガン(清川元夢) | 監督-小中肇 脚本-小林靖子 |
| 2000/4/30 | Case File 12 星に願いを | 恐喝犯・ゲーマルク(塩屋浩三) | 監督-小中肇 脚本-山口亮太 |
| 2000/5/7 | Case File 13 バトルカジノ | 賭博師・ベリト(水鳥鉄夫) | 監督-諸田敏 脚本-小林靖子 |
| 2000/5/14 | Case File 14 デッドヒート | マッドレーサー・バロン(声:花輪英司/人間態:小澤碧生) | 監督-諸田敏 脚本-井上敏樹 |
| 2000/5/21 | Case File 15 狙撃手(スナイパー)を探せ | スナイパー・レイホウ(宇和川恵美) | 監督-坂本太郎 脚本-小林靖子 |
| 2000/5/28 | Case File 16 そばにある夢 | 美食放火魔・ビンセント(声・人間態:ドン貫太郎) | 監督-坂本太郎 脚本-山口亮太 |
| 2000/6/4 | Case File 17 ねじれた正拳 | 恐喝番長・フラン(声:石川英郎/人間態:稲吉貴子) | 監督-小中肇 脚本-山口亮太 |
| 2000/6/11 | Case File 18 影の予感 | テロリスト・サンドーラ(石丸純) | 監督-小中肇 脚本-小林靖子 |
| 2000/6/25 | Case File 19 月下の騎士 | 破壊兵器・ノヴァ | 監督-松井昇 脚本-小林靖子 |
| 2000/7/2 | Case File 20 新たなる絆 | ヘルズゲート囚・ブラスターマドウ(伊藤栄次) | |
| 2000/7/9 | Case File 21 シオンの流儀 | 用心棒・ハイドリッド(佐藤正治) | 監督-諸田敏 脚本-小林靖子 |
| 2000/7/16 | Case File 22 桃色の誘惑 | 結婚詐欺師・バーベラ(声・人間態:東風平千香) | 監督-諸田敏 脚本-井上敏樹 |
| 2000/7/23 | Case File 23 ビートアップ | エネルギー窃盗犯・ウーゴ(長嶝高士) | 監督-小中肇 脚本-山口亮太 |
| 2000/7/30 | Case File 24 黄色、時々青 | 傷害犯・ボーグ(鳥海浩輔) | 監督-小中肇 脚本-小林靖子 |
| 2000/8/6 | Case File 25 途切れた信頼 | 狂気の科学者・ゲンブ(園部啓一) コピータイムレンジャー | 監督-松井昇 脚本-小林靖子 |
| 2000/8/13 | Case File 26 信頼の秒読み(カウントダウン) | ||
| 2000/8/20 | Case File 27 小さな故郷 | エステティシャン・ドミーロ(御崎朱美) | 監督-諸田敏 脚本-小林靖子 |
| 2000/8/27 | Case File 28 再会の時 | ヘルズゲート囚・ジャグル(斉藤龍吾) | |
| 2000/9/3 | Case File 29 炎の新戦士 | 武器密売人・ハマー(吉水孝宏) | 監督-佛田洋 脚本-小林靖子 |
| 2000/9/10 | Case File 30 届け炎の叫び | 密猟者・マスターハンター(稲田徹) | |
| 2000/9/17 | Case File 31 迷走ゲーム | カウンセラー・ゼクター(田中亮一) | 監督-松井昇 脚本-小林靖子 |
| 2000/10/1 | Case File 32 犯罪者を救え | 爆弾製造犯・D.D.ラデス(川津泰彦) | |
| 2000/10/8 | Case File 33 リトルレディ | 悪徳金融業者・ドゴール(声:戸谷公次/人間態(鬼金):堀田眞三) | 監督-小中肇 脚本-小林靖子 |
| 2000/10/15 | Case File 34 暗・殺・者 | ストーカー刑事・アベル(緑川光) | |
| 2000/10/22 | Case File 35 明日が来ない | ハッカー・ユーゲント(幸野善之) | 監督-諸田敏 脚本-山口亮太 |
| 2000/10/29 | Case File 36 素顔のままで | 武器商人・バンジャン(根本央紀) | 監督-諸田敏 脚本-小林靖子 |
| 2000/11/5 | Case File 37 狙われた力 | 破壊工作員・メイデン(声:河合義雄/人間態:大久保運) | 監督-坂本太郎 脚本-小林靖子 |
| 2000/11/12 | Case File 38 ぐっどないと | 魂の活動屋・グロカン(声・人間態:不破万作) | |
| 2000/11/19 | Case File 39 雨に濡れた嘘 | ヘルズゲート囚・エンボス(夏井貴浩) | 監督-小中肇 脚本-小林靖子 |
| 2000/11/26 | Case File 40 アヤセ脱退!? | 連続窃盗犯・ドーバ(岸尾大輔) | |
| 2000/12/3 | Case File 41 予言者を暴け | 予言者・ストラウス(声・人間態(金下):野口雅弘) | 監督-諸田敏 脚本-小林靖子 |
| 2000/12/10 | Case File 42 破壊の堕天使 | ヘルズゲート囚・ハーバル(乃村健次) | |
| 2000/12/17 | Case File 43 歴史修正指令 | Gゾード | |
| 2000/12/24 | Case File 44 時への反逆 | 監督-松井昇 脚本-小林靖子 | |
| 2000/12/31 | Case File 45 終末! TR(トゥモローリサーチ) | ミニゲーマルク(塩屋浩三) | 監督-中澤祥次郎 脚本-山口亮太 |
| 2001/1/7 | Case File 46 未来への断絶 | コンピューターエンジニア・ゲート(置鮎龍太郎) | 監督-松井昇 脚本-小林靖子 |
| 2001/1/14 | Case File 47 ドンの最期 | メカ・クライシス(スーツアクター:大林勝) | 監督-小中肇 脚本-小林靖子 |
| 2001/1/21 | Case File 48 未来への帰還 | ネオ・クライシス(スーツアクター:大林勝) | |
| 2001/1/28 | Case File 49 千年を越えて | 監督-坂本太郎 脚本-小林靖子 | |
| 2001/2/4 | Case File 50 無限の明日へ | ||
| 2001/2/11 | スーパー戦隊大集合 | (特別編) | 監督・脚本-竹本昇 |
[編集] 放映ネット局
- 東京都・関東広域圏 ANB(現EX) テレビ朝日
- 北海道 HTB 北海道テレビ放送
- 青森県 ABA 青森朝日放送
- 岩手県 IAT 岩手朝日テレビ
- 宮城県 KHB 東日本放送
- 秋田県 AAB 秋田朝日放送
- 山形県 YTS 山形テレビ
- 福島県 KFB 福島放送
- 新潟県 NT21(現UX) 新潟テレビ21
- 山梨県 YBS 山梨放送
- 富山県 KNB 北日本放送
- 石川県 HAB 北陸朝日放送
- 福井県 FTB 福井テレビ
- 長野県 ABN 長野朝日放送
- 静岡県 SATV 静岡朝日テレビ
- 愛知県・中京圏 NBN 名古屋テレビ放送
- 近畿広域圏 ABC 朝日放送
- 鳥取県・島根県 TSK 山陰中央テレビジョン放送
- 岡山県・香川県 KSB 瀬戸内海放送
- 広島県 HOME 広島ホームテレビ
- 山口県 YAB 山口朝日放送
- 徳島県 JRT 四国放送
- 愛媛県 EAT 愛媛朝日テレビ
- 高知県 KUTV テレビ高知
- 福岡県・佐賀県 KBC 九州朝日放送
- 長崎県 NCC 長崎文化放送
- 熊本県 KAB 熊本朝日放送
- 大分県 OAB 大分朝日放送
- 宮崎県 MRT 宮崎放送
- 鹿児島県 KKB 鹿児島放送
- 沖縄県 QAB 琉球朝日放送
[編集] オリジナルビデオ
『超力戦隊オーレンジャー』終了以降、戦隊シリーズではスーパー戦隊Vシネマで前作の戦隊と共演するのが恒例となっているが、『百獣戦隊ガオレンジャーVSタイムレンジャー』は作られなかった。その理由についての公式なアナウンスは無く、キャストの問題(当時タイムレッド/浅見竜也役の永井大が学業専念のために俳優業を休業していたため)、内容の折り合い(両作品の作風の違いから共演させるのは難しかったため、タイムの最終回でタックと4人が未来に帰ったため)、本作の商業的な失敗などファン内では様々な憶測が出回った。スーパー戦隊Vシネマで実現しなかったのは『轟轟戦隊ボウケンジャーVSマジレンジャー』も同様。
[編集] 余談
2000年4月に放送された「ナインティナインだ!!新番組をやらせろSP」というナインティナインが司会の特番で、同局の各番組に殴り込みをし、番組を賭けた対決を挑むという企画にて、ナイナイの岡村隆史がタイムレンジャーに戦いを挑む企画が行われた。この番組で岡村は「オカムレンジャー」というタイムレンジャーにそっくりな怪しいヒーロー(※1)に変身してタイムレンジャーに様々な戦いを挑むが、あっさり敗北し、観客の子供たちにもからかわれる始末。途中から乱入したマッドブラスト(5話参照)とゼニットにもコテンパンにされ、ロンダーズファミリーに襲われたところをタイムレンジャーに救われ、番組を乗っ取る計画は失敗に終わると言った内容であった。なお、この企画では永井、勝村、城戸、小泉の4人(※2)が実際にタイムレンジャー役で出演し、そのまま変身後の声も担当した。
尚、本企画のオカムレンジャーの変身シーンはスーパー戦隊シリーズではお馴染みの特撮研究所が製作しており、本家さながらの変身シーンはファンの間では伝説になっている。ちなみに岡村はオカムレンジャーの格好を気に入った模様で後日、岡村はナインティナインのオールナイトニッポンにて相方の矢部浩之にオカムレンジャーになることを強引に勧めていた。
- (※1)体に「オカ」の文字が書いてあったり、パワーアップアイテムがなぜかユンケルであり、それを飲むと何故か酔拳を繰り出す。
- (※2)倉貫は当日学業の都合により欠席。そのため、グリーンが喋るのは名乗りの時に限定され、岡村がそれを突っ込もうとしたと思われる場面もあった。
バンダイが「タイムレンジャー売り場コンテスト」を行い、優勝店には、本編に登場する権利が与えられていた。42話において、「レッドとグリーンが買い物に寄る」という設定で、優勝した「ふぁんたじ屋」が登場した(2002年に廃業)。
[編集] 外部リンク
- 未来戦隊タイムレンジャー(東映公式サイト)
- 未来戦隊タイムレンジャー(スーパー戦隊ネット内の紹介記事)
- DVD 未来戦隊タイムレンジャー特集(東映ビデオ内のサイト)
| テレビ朝日系 日曜朝7時台後半 (2000年2月~2001年2月) | ||
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| 前番組 | 未来戦隊タイムレンジャー | 次番組 |
| 救急戦隊ゴーゴーファイブ | 百獣戦隊ガオレンジャー |
| スーパー戦隊シリーズ |
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