性器
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性器(せいき;genitals)、交接器(こうせつき)とは、動物のうち、有性生殖時に体内受精を行う種において行われる「交接(交尾)行動」に関与する器官の総称。生殖に関連する器官である生殖器のうち、主に外部生殖器に属する器官(外性器)のことを指す通称である。一方の個体が、生殖子(精子または卵子など)をもう一方の体内に送り届けるための構造を有しており、突起状の器官を持つ側とそれを受け入れる袋状の器官をもつ側とが存在する。陸上生活をする脊椎動物では体内受精を行う必要があるためよく発達しており、この場合には、オスとメス(男女)が一対になる形状になっている。
[編集] 人の性器
- 男性器の形状
- 日本人の場合個人差はあるが、成人男子の勃起時で長さ13cm程度(平均12.7cmとされる)、直径3~5cm程度の太さの円筒状の肉茎が下腹部から突出している。先端に尿道口がある。精液も尿も同じ穴から出る。
- ペニスの先端部は子供のころは包皮で覆われているが、大人になるにつれ包皮の開口部が自然にゆるみ、先端の膨らみ部分(亀頭;glans)の一部または全部が露出するようになる。
- 包皮がむけないものを包茎という。(割礼の項を参照)
- 女性器の形状
- 日本人の場合個人差はあるが、下腹部に10cm程度の割れ目(陰裂)がありその中に、膣(vagina)がある。尿道口(urinara)もこの割れ目の中にある。外側から大陰唇、小陰唇に囲まれており性器の割れ目上部には陰核(clitoris)があり、女性の性感帯とされている。割れ目の上部(前陰唇交連)より陰核、バルトリン腺、尿道口、スキーン腺、膣という順番になっている。合計7つ、孔がある。
[編集] 性的興奮と性交
男性は性的興奮をすると性器が充血して勃起(erect)し、長さ太さが1.3~2倍程度になり硬くなる。これを勃起という。女性も興奮すると性器が充血し無色透明の潤滑液(バルトリン腺液など;総称・俗称:愛液)が膣より分泌される。
勃起した男性器を女性の膣に挿入し、前後にピストン運動して互いの性器を摩擦し合うことを性交(セックス)という。しばらくして男性の快感が最高潮(オーガズム)に達すると睾丸の精巣で作られた精液が亀頭の先端の尿道口より吐出(射精)される。
男性は射精後急激に性的興奮が収まり、性器の勃起の現象も収まる。男性器は射精直後から一定の時間は「不応期」となる。不応期とは性的刺激に全く反応しない時期のことで、性的刺激を受けるとむしろ不快感を生じる。このため、男性器は射精後速やかに勃起の現象が収まることが多い。この不応期の長さは個体差があり、また老齢ほど長くなることが知られている。
不応期が生まれた理由については諸説ある。理由の一つは野生生活の名残で、性交後いつまでも勃起していては、敵の襲撃に対処することが出来ないからと考えられる。
これに対し、女性の性的興奮は余韻を残しつつ徐々に収まるといわれる。
(避妊をしない場合)精液の中にいる精子はやがて子宮(hystera)に向かう。排卵のタイミングと合えば精子と卵巣で造られた卵子が結合することがあり、これを受精という。
[編集] 関連項目
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