天橋立

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

天橋立(あまのはしだて)は、京都府宮津市の宮津湾にある景勝地である。

天橋立は、約7,000本の松林が続く長さ3.3kmの砂州(大橋立、小橋立の2つに分かれる)、およびそれを展望する傘松公園の総称である。砂州は宮津湾を二分し、内海を阿蘇海(あそかい)という。

北側(傘松公園)からの眺め 2004年頃)


雪舟筆「天橋立図」(京都国立博物館蔵、国宝) 東側より(雪舟観)
南側よりの眺め(飛龍観)2005年7月
天橋立夜

逆さに見ると天に架かる橋のように見えることからこの名がついた。北側の傘松公園から「股のぞき」で見るのが名称の由来でもあり、伝統的に美しいとされている(この傘松公園からの眺望は、「斜め一文字」とも呼ばれる)。

南側からの眺め(及びその展望台)である「飛龍観」(ひりゅうかん。龍が天に登る姿に見えることから)も人気が高く、北側と観光客を二分するほどになっている。その他にも展望台があり、東側からの眺めを「雪舟観」(せっしゅうかん。左に掲げた雪舟筆「天橋立図」が描かれたことから)、西からの眺めを「一字観」(いちじかん。「一」の字に見えることから)という。

百人一首小式部内侍の歌に見られるように古代から名所として知られている。丹後国風土記には、イザナギが天に昇るためのはしごが、イザナギが寝ている間に倒れて天橋立になったとの記述がある。江戸時代から宮城の松島、広島の宮島とともに日本三景の一つとされた。1952年(昭和27年)11月22日に国の特別名勝に指定され、また日本の白砂青松100選にも指定されている。

目次

[編集] アクセス

  • 飛行機
    • 東京から
1.羽田→伊丹(日本航空)2.伊丹→コウノトリ但馬(日本エアコミューター)コウノトリ但馬行きは日本航空東京便と連絡。コウノトリ但馬空港からは空港連絡バスで豊岡駅下車→北近畿タンゴ鉄道豊岡駅より西舞鶴駅行き乗車
但馬空港内もしくは豊岡駅前でレンタカーを借りれば、天橋立まで約60分。
  • 鉄道
北近畿タンゴ鉄道宮津線天橋立駅下車。京都駅からは、JRからの直通特急を利用して約2時間。天橋立南端部へは徒歩すぐ、北側の傘松公園へは丹後海陸交通のバスもしくは観光船で一の宮へ行き、府中駅から天橋立ケーブルカーに乗車、傘松駅から徒歩。

[編集] 侵食問題

天橋立は、近年、侵食により縮小・消滅の危機にある。これは、戦後、河川にダムなどが作られ、山地から海への土砂供給量が減少し、天橋立における土砂の堆積・侵食バランスが崩れたためである。これ以上の侵食を防ぐため、行政では砂州上にそれと直交して小型の堆砂堤を多数設置し、流出する土砂をそこで食い止めようとしている。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

  • 国土交通省国土画像情報閲覧システムによる空中写真 南部 北部
日本三景
日本三景 丹後の天橋立陸奥の松島安芸の宮島
新日本三景 大沼三保の松原耶馬渓
その他 林春斎

ことばこって?

「ことばこ」は、歴史の人物から最先端テクノロジーまで、なんでも調べられるオンライン百科事典です。ウィキペディア財団が運営を行なっているwikipedia.orgから引用をしています。

おススメサイト
トラブログ
アレどう?
アフィリエイトB