大野城 (筑前国)
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大野城(おおのじょう又はおおののき)は、飛鳥時代に築城された筑前四王寺山にある古代朝鮮式山城である。所在地は福岡県大野城市・宇美町。国指定特別史跡。
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[編集] 経緯
663年の白村江の戦いにおいて、百済復興を目指す倭国(後の日本)は新羅・唐連合軍に敗れた。そこで倭国は防備を固めるため、様々な防衛施設を建設したことが日本書紀に記されている。
- 664年、対馬・壱岐・筑紫に防人とのろし台を設置、大宰府の西方に水城を築造した。
- 665年8月、長門に城を築く。
- 同年同月、亡命百済人の憶礼福留(おくらいふくる)と四比福夫(しひふくふ)を筑紫へ派遣し、大野と椽(き)に城を築かせた。
このうち、筑紫の大野に築かれた城が大野城である。椽に築かれた城は基肄城と比定されている。
[編集] 概要
大野城の築城箇所は大宰府後方の四王寺山に比定されている。四王寺山には、数kmに及ぶ土塁が山腹をめぐり、建物礎石・水門・城門の跡が現存している。これらは古代朝鮮半島の築城形式を遺していることから、朝鮮式山城とされる。大宰府後方という立地から、大宰府防衛を目的とした城であると考えられているが、城内に多数の建物礎石が発見されていることから、有事には大野城が大宰府の機能を持つことも想定されていたのであろう。
なお、大野城市の名称はこの大野城に由来する。
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