大王崎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

大王崎

大王崎(だいおうざき)は、三重県志摩市大王町波切(なきり)にあるである。

[編集] 概要

1927年昭和2年)に作られた大王埼燈台のある城山から、波切のわらじ曳きで知られる波切神社のある宮山までを指す。宮山にはデファレンシャルGPS局の大王埼無線方位信号所がある。岬の付近に大王崎古墳があったが、消滅した。大王崎は熊野灘遠州灘の分界とされる。

暗礁・岩礁が多く、「伊勢の神崎、国崎の鎧、波切大王なけりゃよい」と唄われた航海の難所で遭難する船が多かった。ただし、1832年(天保2年)の波切騒動は積荷を横領するための偽装難破であったとされる。

大王埼燈台(通称「波切の灯台」)は日本に14(2006年現在)ある参観灯台の1つで、波切の重要な観光資源となっており、1998年(平成10)に日本の灯台50選に選ばれた。

明治期から千種掃雲、小野竹喬など多くの画家が訪れ筆を取った。昭和以降は灯台のある風景などを好む画家が多く訪れたことから、1996年(平成8年)大王町(当時は志摩郡大王町)は「絵かきの町」を宣言した。

小説では川口松太郎の女人武蔵、田山花袋の南船北馬の舞台となった。

1950年代から2005年末までに、小津安二郎監督の浮草など数本の映画が撮影された。

南北朝時代から室町時代の、九鬼家五代の居城となった波切城跡が城山にある。波切城を戦国大名九鬼嘉隆誕生の地とする説がある。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズに、大王崎に関連するカテゴリがあります。
ことばこって?

「ことばこ」は、歴史の人物から最先端テクノロジーまで、なんでも調べられるオンライン百科事典です。ウィキペディア財団が運営を行なっているwikipedia.orgから引用をしています。

おススメサイト
トラブログ
アレどう?
アフィリエイトB