基板
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基板(きばん)とは、電子部品を実装して配線を組み立てるために用いられる部品の一つである。コンピュータ関係では、部品をプリント基板上に配線したものの総称として基板と言うことがある。エレクトロニクス実装学会の定義で正式にはプリント配線板と示されている。半導体基板に関してはウェハーを参照のこと。
次のような種類がある。
- プリント基板
- フェノール樹脂(ベークライト)など絶縁物の板上に銅箔などで回路のパターンを作り、配線する方式。近年はFR-4と呼称されるガラス繊維とエポキシ樹脂を主剤とする絶縁物で構成されるものが主流である。業界内ではガラエポと呼ぶ。
- 生基板
- 絶縁板の全面に銅箔を貼り付けたもの。プリント基板の製作材料として市販されている。高周波回路の試作では、特性を良くするため生基板の上に直接部品をはんだ付けして配線することも行われる。
- ユニバーサル基板、ICピッチ基板、蛇の目基板
- 絶縁板に、格子状に配列した円形の銅箔(ランド)がエッチングにより形成されており、それらの中央に部品のリード線を差し込む穴が開けられた基板。スズめっき線などで配線することにより、使用者が自由に回路のパターンを決めることができる。穴の間隔は2.54mmのものが最も一般的。片面のタイプと両面のタイプがあり、両面の物はスルーホール処理されている。集積回路の形に合わせてあらかじめ引き出し線、電源ラインなどのパターンが付けられた品種もある。小規模の試作用に用いられる。
- ストリップボード
- ユニバーサル基板と似ているが、銅箔部分が短冊(ストリップ)状につながっているもの。主に欧米で使用される。
- 穴あきベーク板
- 格子状に小さな無数の穴が開けられた絶縁物の板。銅箔は付いておらず、部品のリード線などを用いて配線する。トランジスタが普及し始めた頃の自作に広く用いられた。
- ブレッドボード
- 試作実験用に用いられる、電子部品を差し込むだけで(はんだ付け不要)配線が可能な基板を指すこともあるが、プリント配線板で製品前の試作基板のことをいう場合もある。

