城崎温泉
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城崎温泉(きのさきおんせん)は兵庫県豊岡市城崎町(旧国但馬国、旧城崎郡城崎町)にある温泉。 平安時代から知られている温泉で1300年の歴史をもつ。江戸時代には『海内第一泉(かいだいだいいちせん)』と呼ばれていて、今もその碑が残る。
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[編集] アクセス
- 鉄道
- バス
- 飛行機
- 但馬空港から空港連絡バス城崎温泉行で約45分
- その他
- 冬は山陰名物松葉ガニ(ズワイガニ)の料理を組み入れたツアーが設定されている。
[編集] 泉質
- 食塩泉
- 源泉温度37℃~83℃。
すべての源泉は1972年に作られた集中配湯管理施設に集められて、ブレンドされて各旅館や外湯に送られている。
[編集] 温泉街
大谿川 湯の里通り、手前に御所の湯 |
基本的に外湯めぐりが主体の温泉。外湯は、「鴻の湯」・「まんだら湯」・「御所の湯」・「一の湯」・「地蔵湯」・「柳湯」・「さとの湯」 の7箇所。一の湯は江戸時代『新湯(あらゆ)』と呼ばれていたが、医師香川修徳が泉質を絶賛し、『海内一』(=日本一)の意味を込めて一の湯に改名した。さとの湯は市営であり、施設内に豊岡市城崎総合支所温泉課がある。
城崎温泉駅前から7つの外湯につながる川沿いが温泉街を形成し、川べりの柳が風情あるものである。知名度と京阪神からのアクセスの良さにもかかわらず、歓楽色の少ない静かな情緒が特徴である。夏は海水浴、冬はカニ料理に人気がある。城崎温泉駅にもさとの湯(駅舎にある温泉)や足湯、飲泉場がある。足湯や飲泉場が温泉街各所にある。
玄武岩の語源となった国指定天然記念物の玄武洞が、円山川を挟んだ対岸にある、車で行く事ができる。以前あった渡し舟は廃止された。
城崎マリンワールドは、日和山にある屋外型の水族館で「感じる水族館」と自称している。ホテル金波楼を含む日和山観光株式会社は、かに道楽(JRI株式会社かに道楽)の親会社・前進の会社である。大阪などのかに道楽へは、ここからかにが運ばれているとされる。かにが水揚げされる漁港である津居山(ついやま)港も豊岡市にある。
城崎では浴衣を着て下駄を履くのが正装と言われている。温泉街には「ゆかたご意見番」という掲示をした店が多く、浴衣が着崩れたりした時に対応する。浴衣の模様で旅館が分かるとその旅館の下駄を差し出す下足番もいる。色鮮やかな浴衣を貸し出す旅館も多い。
- 社寺 - 温泉寺、四所神社、極楽寺
- 博物館 - 城崎美術館、城崎文芸館、太田垣士郎資料館、城崎麦わら細工伝承館
- 玄武洞は駅こそ城崎だが公園は豊岡市田鶴野地区である。
- 日和山は厳密には豊岡市港地区だが地図でこそつながっているものの市街地からは他の町を通らないといけず、城崎地区と勘違いする人も多い。合併した今では、ほとんどの機能が城崎総合支所となっているため又管轄警察が豊岡北署(旧城崎署)となっている面、水族館に城崎とついている点などから城崎地区と勘違いする人も多い。
[編集] 歴史
- 舒明天皇(在位629年~641年)の時代に、コウノトリが傷を癒した伝説がある。
- 養老元年717年から養老四年720年、道智上人が千日の修行を行った末に湧出したことが城崎温泉のはじまり。(現在のまんだら湯)道智上人は温泉寺開山でもある。温泉寺は以後、城崎温泉の社会的中心になる。
- 江戸時代の温泉番付によると西の関脇(最高位は大関)にランクされる。ライバルの有馬温泉は西の大関。江戸時代の外湯の元になった湯壷は9つあった。幕末に桂小五郎が新撰組に追われて城崎温泉に逃げてきたことがあった。江戸時代の城崎温泉はすでに遊技場のほか、食べ物屋は鍋焼き、ぜんざい、うどん、そばなどがある。果物、魚、鳥も各地から運ばれフグ、タコ、カモと何でも手に入った。貸し物屋では三味線、すごろく、碁、琵琶、琴、さらに、槍や刀まで貸してくれていた。このように、客が帰るのを忘れさすほどもてなした。城崎温泉には、近郊の藩主や藩士が多数訪れたにぎわった。
- 日露戦争の折は戦争で負傷した兵士を湯治させるために寮養所を城崎温泉に設置した。そのため明治維新からずっと続いていた深刻な不況もなくなった。明治以後も文人墨客に愛され、『城の崎にて』を書いた志賀直哉、作家・有島武郎をはじめとする多数の文豪が来訪。このころ、内湯問題が本格的になる。
- 大正時代の北但地震で町は全焼するが翌月には82人の客が城崎を訪れていて湯が沸いている限り客足は絶えなかった。
- 第二次世界大戦中、温泉街は、軍人病院となっていた。 昭和38年に温泉街と大師山山頂を結ぶ城崎ロープウェイが開通。高度成長にあわせて温泉ブームが到来し、城崎温泉は巨大な観光地となった。その後、暴力団がはびこったが町民と警察が団結して暴力団を町から追放した。
[編集] 城崎を訪れた文人たち
有島武郎、泉鏡花、京極杞陽、斎藤茂吉、志賀直哉、白鳥省吾、柴野栗山、司馬遼太郎、島崎藤村、沢庵、田中冬二、徳富蘇峰、山口誓子、吉井勇、徳富蘆花、富田砕花、日野草城、藤原兼輔、前川佐美雄、向井去来、柳田國男、吉田兼好、与謝野晶子、与謝野寛
[編集] 温泉街ギャラリー
[編集] 関連項目
[編集] 周辺情報
[編集] 外部リンク
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