右翼団体
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右翼団体(うよくだんたい)とは、右翼的思想に基づいて活動している政治団体。
主にナショナリズム(民族・人種主義や国家主義)、排外主義、ネオファシズム的な主張を訴える組織が右翼団体と規定される。
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[編集] 日本の右翼団体
日本では一般において街頭宣伝活動を行なう街宣右翼のイメージが強い。自ら「右翼団体」を名乗る組織は少なく、多くの団体は民族派団体(みんぞくはだんたい)を名乗っている。日本の右翼団体は属する系統によって立場が違い、団体によって活動内容や方針も異なる。様々な右翼ないし保守主義者団体をまとめる連絡機関として「日本会議」(正確には右翼を包含する保守主義者団体である)、「全日本愛国者団体会議」(全愛会議)、「大日本愛国団体連合・時局対策協議会」(時対協)、「青年思想研究会」(青思会)などがあるが、必ずしも思想統一を行っているわけではない。主に天皇主権、学校での国旗掲揚・国家斉唱の慣習化、アメリカ製の日本国憲法の排除、失地領土に対する奪還運動、天皇を中心とする国家体制の肯定、反共、反労働組合を唱える。揚右翼運動の詳細については、右翼を参照されたし。民衆や個人を犠牲にして国家体制護持の為に国家や天皇家を優先するという超国家主義・国粋主義・天皇崇拝の立場をとる。天皇批判には敏感で脅迫や暗殺といったテロ活動をいくつも引き起こしている。
- 共産党、社会党、日教組などを「日本の赤化を企む暴力革命集団」として日教組大会や赤旗まつりへの乱入、8月9日の「反ロ・デー」(ソ連対日参戦日、旧「反ソ・デー」)でのロシア大使館などへの抗議行動や年明けの皇居一般参賀、8月15日の靖国神社参拝が年中行事。
- 日本の右翼団体は歴史的な経緯から暴力団と関係がある任侠系右翼が多く、経営者からの依頼で労働者のスト潰しや組合潰し、公害病患者のデモ潰しや脅迫、右派政治家に依頼されてデモ潰しやテロ活動も行う。暴力団対策法による締め付けを受け、名目上、思想団体として右翼思想を標榜しているだけという見方をされるケースも見受けられ、この場合、これらの団体を否定的に偽装右翼とも営業右翼とも言う。元公安調査庁の菅沼光弘氏の記者会見によると「在日韓国・朝鮮人や被差別部落が暴力団員の9割を占め、右翼活動によって収益を上げている」と語っている。日本の組織犯罪は政治家と結びつきが強く、日本が天皇制ファシズムと軍備拡張・領土拡張そして敗戦へと進む過程において有力な働きを見せたのは天皇崇拝の活動家からなる頭山満の玄洋社のような極右団体や笹川良一、児玉誉士夫、岸信介、正力松太郎らの存在であり、暴力団の近代史とも密接にからみあっている。現代の右翼団体のほとんどは指定暴力団の系列となっており、戦前も現代も政権政党の準軍備組織として機能することもあった。
- 右翼思想に基づく団体でなくても左翼団体や近隣諸国に批判的であったりするとそう呼ばれることがあり、「右翼団体」の呼称に対する嫌悪感・ステレオタイプなイメージから、ある種のレッテルとして機能しているケースも見られる。人によっては保守主義政党も右翼団体に含めて同様の存在と見做すことがあるが、基本的に「右翼」と「保守」は別種の存在である。近年、産経新聞や右派雑誌等が従来の右翼団体より過激で中国北朝鮮に対し挑発的な極右的な態度をとるようになっていることに関し、有名な一水会の創設者鈴木邦男氏は「右翼は外見やスタイルが怖いだけで、言ってることは怖くない。むしろ保守派オピニオン雑誌に書いてる人達の方が過激だし、怖い」と述べている。
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